槍平から南岳小屋、北穂、奥穂、そして岳沢経由上高地 [山日記]
2019年9月5日~8日 大キレットを通るルートを歩きました
昨年、槍ヶ岳から北穂、奥穂から岳沢を経て上高地へ降りるコースを初
めて歩き、その素晴らしい景観に強く打たれ、もう一度行ってみたいと
思うようになり、コースを一部変えて再びキレットを通る形で実現しま
した。
北穂の登り テッペンに小屋がみえます
昨年、槍ヶ岳から北穂、奥穂から岳沢を経て上高地へ降りるコースを初
めて歩き、その素晴らしい景観に強く打たれ、もう一度行ってみたいと
思うようになり、コースを一部変えて再びキレットを通る形で実現しま
した。
北穂の登り テッペンに小屋がみえます
9月5日(木)
13:10 我が家発
14:31 八王子発 あずさ19号松本行き
16:38 松本着
17:05 松本バスターミナル発
18:40 平湯温泉(泊)
泊まった旅館です
到着が遅くなりましたが、提携のレストランで食事が
できました
13:10 我が家発
14:31 八王子発 あずさ19号松本行き
16:38 松本着
17:05 松本バスターミナル発
18:40 平湯温泉(泊)
泊まった旅館です
到着が遅くなりましたが、提携のレストランで食事が
できました
温泉街の雰囲気です ゆっくり温泉につかり休みました
9月6日(金)
バスターミナルから笠ヶ岳が見えました 良い天気です
7:40 平湯温泉発(新穂高ロープウエイ駅行き)
8:16 新穂高ロープウエイ駅着
ここで登山届けを出しました
8:39 出発
駐車場のゲートの右側を登って行く林道に入りました
木の間から南岳らしい山容の山が見えました
9:38 穂高平小屋
林道が開け平地が広がっているところにでました
私を追い越して行った若いパーティーが小屋のひさしの下で
休んでいました
道が小屋の右側を回り込んで行ったところで上を見上げると
南岳付近の稜線らしき山並みが見え、槍の穂先がちょこんと
見えました
ここから先も林道が続きました
10:34 白出沢出会い着
パンを少し食べ、水分補給しました
10:47 白出沢出会い発
白出沢を渡るところで笠ヶ岳側が開けました
白出沢を渡った先は山道になりました
12:12 落石現場
3週間ほど前の豪雨の時落石があったとのことで、
その爪痕がまだ生々しい状態でした
上の方にはいつ落ちてくるか分からないような石(岩)
がみえました
12:22 滝谷出会い
12:22 河原を少し上って滝谷の奥を覗いてみました
奥の方に滝があり、その上流に雪渓がみえました
滝谷出会いをあとにして少し傾斜のきつくなった
小道を行くと南沢を渡り、やがて木道の道となりました
しばらく行くと小屋の赤い屋根が見えて来ました
13:40 槍平小屋着
受付で明日の予定を聞かれ、「南岳新道を行く」と答えると
小屋の人は「道が荒れているので藪漕ぎが必要になるので
注意して下さい」とのことでした。
「道が分からなくなるようだと困るな?」と思っていました
が同室の人が今日そのコースを下って来たとのことで、藪漕
ぎは虫が口の中まで入って来て参ったものの、道に迷うよう
な所はないと言うので一安心。明日は迷わず南岳小屋に向か
うことにしました
9月7日(土)
朝目を覚まして外を見ると、きれいな星空です。
4:00 起床
5:12 出発
小屋のすぐそばを流れる小川を渡って山道に入ります
いきなりこんな道です
少し登ると小屋が見えました
5:50 奥丸山
6:03 2200m地点 通過
6:11 高度が少しずつ上がって周囲の山々がよく見えるように
なって来ました
笠ヶ岳が個性的な姿を見せてくれました
7:17 這松が見えるようになりました
7:59 救急箱設置地点
この時点では左側に見える山が中岳だとは思いませんでした
裏銀の山々
中央が鷲羽岳、その右は水晶と思われます
8:32 南岳 ?
8:33 涸沢岳
予定通り行けば明日は朝のうちにこの頂きに立てる
筈です
南岳西側のカール状の斜面が見えて来ました(槍平小屋の
ブログでも紹介されているこの斜面をトラバースする
ところが近いようです)
8:38 中岳
後になって分かりましたが中岳の姿です
この写真を撮った時は槍穂高の縦走路から張り出した尾根の
1ピークと思っていました
8:40 トラバース
手前の梯子を下りると、トラバースが始まり向こう側に
渡り終えた所から再び登りが始まります
9:21 高度が上がってきた所から見る笠ヶ岳です
9:43 標高2900m
裏銀座の山々
正面が薬師、右側が鷲羽岳と思われます
9:42 南岳小屋が近づいてきました
これから挑むキレットの道が見えます
9:49 中岳の後に槍ヶ岳が見えました
この姿になれば中岳と分かります
9:55 南岳小屋はあと少し
10:00 南岳小屋着
小屋でカップラーメンを買って腹ごしらえをしました
小屋の前から富士山が見えました その手前甲斐駒や
北岳が見えます
10:50 南岳小屋出発
私にしては長い時間休みすぎでした
小高いなだらかなピークを超えるといよいよキッレットへ
の道が始まります
11:18 初めは緩やかな下りでしたが、まもなく急な崖を下る
ようになり、鎖場も出てきました
キレット周辺や北穂の登りだけでなく、南岳の南斜面は
遠目では穏やかに見えますが、実際に歩いて見ると北穂の
登りに負けないくらい厳しい岩の連続でした。
11:51 常念ののどかな姿
岩場の間にここのような気が休まる眺めもありました
11:54 大キレットと思われる地点から北穂高岳
ルートを見渡して一番低いところが「大キレット」と思わ
れますので、今、何人かの人が見えるポイント辺りが
キレットと思われます しかし、前回もそうでしたが
今回も「キレット」という道標は見当たりませんでした
12:29 キレット付近から南岳を振り返りました
12:57 こんなステップが取り付けられているところもありました
13:02 刃の上を歩く
13:07 厳しい岩稜の道からおおらかな笠ヶ岳
ここに写っている登山者は南岳小屋で同じ時間に休んで
いた人ですが途中から言葉を交わすようになり、北穂の
小屋の手前まで一緒に登りました 最後は私がくたばっ
て遅れてしまいました
13:29 A沢のコル
いよいよここからは北穂の登りが始まります
いきなり壁を登るような所からスタートです
13:34 少し登った所から南岳
手前のピークは長谷川ピークと思われます
あのピークを超えて来たはずですが、テッペンの岩に
Hピークという文字が書いてあるのを見落としてしまい
ました
14:05 中央奥の岩峰の上に小屋が見えます
14:13 大きな岩の左下を右巻に巻いて裏側を進みます
14:27 次のポイントです
左下から右上に向かって3つのピークが
見えますが一番下のピークの右側を通って
裏に回った記憶があります
14:]28 横にしてみると
14:31 すごい鎖場です
14:52 展望台と書いてある所です
小屋が近くなってきました
展望台の奥へへ進んで飛騨側を覗いて見ると
すごい断崖です
15:04 小屋まであと200mと書いてありました
少し元気をもらいました
15:14 超えてきた南岳の岩峰が眼下に見え、その向こうに
槍ヶ岳がそびえていました
15:30 小屋が頭上に見えて来ました
15:40 北穂高小屋着
A沢のコル付近から一緒に登った人は大分前に着いたよう
で私はビールを飲みながらベンチで話をしました
私がBlogをやっていてニックネームが北岳太郎だと
自己紹介をすると、その場でスマホを操作して、見てくれ
ました シグマのカメラの独特な描写力に興味をもって
いると言っておられました
18:13 頂上で夕焼け
ちょうど笠ヶ岳のテッペンに夕日が沈みました
18:16 素晴らしい槍の眺めです
小屋に着いた頃は時々雲に隠れていましたがこの頃は
雲が晴れて夕闇迫る槍が存分に楽しめました
18:19 奥穂と前穂とお月さん
9月8日(日)
4:00 起床
寒いのでダウンとヤッケを重ねて着ました
今日も天気は良く星が沢山見えました
遠くに富士山も見えています
5:31 モルゲンロートの奥穂高と涸沢岳分岐です
この道標を左に行くと涸沢に降りる道、奥穂へはここを
右に登って行くルートを通ります
5:31 ついさっき降りてきた北穂高と槍ヶ岳です
岩場の道は丸やバツ印がきめ細かくつけられています
慎重にコースを外さないように歩きます
5:47 断崖の向こうに黒部五郎が見えました
5:49 太陽の角度が刻々と変化し、それに連れて山のヒダも
変わっていきます
槍の右側には後立山の山々が見えます
槍の左側には裏銀座の山々や薬師岳が見えます
5:54 前穂と富士
槍と反対側を見ると涸沢の大きなカールの向こうに
前穂がそして雲海の彼方に富士山や南アルプスの山々が
くっきりと見えます
5:54 奥穂と涸沢岳
上の写真と同じ時刻でしたが、こちらは日が当たって
山肌がきれいに見えました
吊り尾根全体をみるとこうなります
6:03 岩ゴロゴロの稜線です
すぐ前の山が涸沢岳ですがこのとりつきまではまだ
少し下らないとだめなようです
6:29 滝谷を見下ろす
ちょうど滝谷の上にきました。昨日下から見上げて
滝と雪渓が見えた谷です。ここからも雪渓が確認
できました
7:09 涸沢岳の登りに入る前の鎖場
7:15 ここから涸沢岳の登りになります
最初から鎖場です
7:18 今朝出発して北穂からたどって来たルートを振り返って
みました
右上がスタート点の北穂高、そこからほぼ
稜線をたどって一番下まで下り、そこから今、
涸沢岳に登り始めました
7:25 梯子
稜線が近づいてもこのような梯子や鎖場が
いくつもありました
稜線に向かう途中3人のパーティーとすれ違いました
少し広くなったところで待機しないとすれ違いができ
ませんでした
7:58 涸沢岳稜線に出ました
素晴らしい眺めです!
稜線に出たところから涸沢岳の頂上をみました
8:17 涸沢岳頂上
8:55 穂高岳山荘着
9:11 穂高岳山荘発
奥穂に向かって登り初めてすぐに槍を振り返ってみました
10:04 奥穂高岳着
最初から鎖場です
7:18 今朝出発して北穂からたどって来たルートを振り返って
みました
右上がスタート点の北穂高、そこからほぼ
稜線をたどって一番下まで下り、そこから今、
涸沢岳に登り始めました
7:25 梯子
稜線が近づいてもこのような梯子や鎖場が
いくつもありました
稜線に向かう途中3人のパーティーとすれ違いました
少し広くなったところで待機しないとすれ違いができ
ませんでした
7:58 涸沢岳稜線に出ました
素晴らしい眺めです!
稜線に出たところから涸沢岳の頂上をみました
8:17 涸沢岳頂上
8:55 穂高岳山荘着
9:11 穂高岳山荘発
奥穂に向かって登り初めてすぐに槍を振り返ってみました
10:04 奥穂高岳着
筆者です
写真だけ撮ってすぐに下りに入ります
10:48 岳沢の下り口紀美子平が見えます
11:05 西穂穂高岳
11:57 紀美子平着
12:06 紀美子平発
13:54 岳沢小屋
16:06 河童橋
16:11 上高地BT着
16:40 上高地発新島々行きバス
18:00 新島々発松本行き
18:40 特急あずさ
台風15号の影響で東京地区の電車の運行が危うい感じでしたが
八王子経由小田急線の電車に乗ることが出来ました
事故なく大きな感動を沢山体験する山行でした
写真だけ撮ってすぐに下りに入ります
10:48 岳沢の下り口紀美子平が見えます
11:05 西穂穂高岳
11:57 紀美子平着
12:06 紀美子平発
13:54 岳沢小屋
16:06 河童橋
16:11 上高地BT着
16:40 上高地発新島々行きバス
18:00 新島々発松本行き
18:40 特急あずさ
台風15号の影響で東京地区の電車の運行が危うい感じでしたが
八王子経由小田急線の電車に乗ることが出来ました
事故なく大きな感動を沢山体験する山行でした
完
追伸
追伸
ミスや至らない点がありましたときはその都度修正させて頂きます
ご容赦下さい
ご容赦下さい
2019-09-12 12:11
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