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京に遊ぶ [山日記]

12月3日(日)大阪で旧友達と忘年会があり、その帰り、桂離宮へ行って来ました

 最近は当日受付があるので、朝、離宮の受付に行って見ました。9時少し前でしたが、並んで
 いる人が1人だけいました。9時過ぎに担当者の人が来て、説明がありました。その内容は主に、

1)受付は11時から行う(受け付けると整理券を手渡す)
2)参観時間は13:30~ 14:30~ 15:30~ の3回だけ。
 参観できる人数は各20人です。
3)そして参観者は代表者一人に対して4人まで出来る(代表者を含む)
 と言うものでした。天気は良かったのですが冷え込みが厳しく、2時間はとても長く感じ
 ました。11時少し前から受付を始めてくれて、ようやく整理券を手に入れました。1カ所
 ぐらいお寺が見えると思い、京都市内に出て、西本願寺へ行って見ました。しかし結果的
 にあまり時間がなくゆっくり見物は出来ずに桂離宮に戻りました。
 以下離宮の門の外と中の風景をご覧に入れます。


      桂離宮の見取り図
  北側に桂川が左側から右側に流れています。 
  三角形の広場があり、その下の頂点のところが参観者の入り口です。当日申し込みの
  人はこの入り口の所を先頭に並んで待つのでした。
    離宮見取り図img001離宮見取り図img001参観後外の紅葉.JPG



  三角形の広場(庭園)には紅葉の楓や松の木が植えられて美しい景観が広がって
  いました。
  DSC_1310DSC_1310待合場所から外庭園.JPG     
     正門は参観者が入る門より桂川近い道路が広くなったところにありました。
   正門から左右につながる垣根は穂垣と言ってます目が交互に明暗を作り出す
   ように手の込んだ細工がしてあるのだそうです。
   DSC_1322DSC_1322離宮正門と穂垣.JPG
  枡が交互に暗いところと明るいところで構成されています。
  DSC_1323DSC_1323穂垣.JPG  
    垣根の長さ左右各100メートルほどあり、これを作るのに竹4000本余
  が使われたそうです。
  これらは並んでいる間に係りの人が教えてくれたことです。 

  

  さて、時間が経過し、1時30分、いよいよ参観が始まりました。
  説明員が一人、監視の人?一人がついて20人がひと塊で移動するのでした。
  見取り図の中に書かれている赤い矢印にしたがって進みました。
  要所要所で止まって説明員の説明がありました。

    松琴亭
  順路を進んで、最初に池が見えるようになると向かい側の茅葺きの建物が見え
  ました。
  DSC_1369DSC_1369州浜付近から松琴亭.JPG 
  石の橋が架かった所は先端の島を含めて天の橋立をイメージして作られた
  とのことで、半島になっていました 


 松琴亭付近から書院群
 池の左端をたどって進むと、池を隔てて、中心をなす建物群が見えました。
 DSC_1384DSC_1384松琴亭から書院郡.JPG
 松琴亭から更に進むと、離宮の一番高いところにある賞花亭がありました。
 写真はその内部の様子です。
 DSC_1409DSC_1409松琴亭.JPG
 賞花亭から新御殿を見下ろす。

 DSC_1410DSC_1410松琴亭から新書院.JPG
 笑意軒
 離宮の西の端には笑意軒という建物がありました。
 この窓の向こうに離宮外部の田園風景が広がっていました。
 離宮の中で唯一外部の風景が見える所だそうです。
 DSC_1429DSC_1429笑意軒、外の田園が見える.JPG
 新御殿(中央大きな建物)と楽器の間(中央)と中書院(左端)

 DSC_1435DSC_1435新書院.JPG 
 古書院
 DSC_1439DSC_1439古書院.JPG
 古書院付近から松琴亭を見る
 DSC_1442DSC_1442古書院付近から松琴亭.JPG
 月波楼
 月を見るための舞台が池の側に張り出していました。
 DSC_1443DSC_1443月波楼.JPG 
 松琴亭が見えます。
 DSC_1450DSC_1450月波楼から松琴亭.JPG
 入り口まで来てしまいました。
 来客があったとき、入り口で庭園や建物の全体が見えてしまってはあとの
 楽しみがないという思いがあって、正面の末や左右の生け垣が視界を遮るように
 作られているとのことでした。
 DSC_1455DSC_1455入り口付近から松琴亭.JPG
 一巡してちょうど1時間でした。次の期間帯のグループがスタートして
 行きました。
 建物の中には入ることは出来ず、外から見るだけでしたが、説明に出てきた
 内容を確かめる時間もないのは残念でした。
 庭園と池、有名な庭園でも池の水が汚いところがありますが、ここはきれいな
 水が美しさを引き立てていました。
 出来ることならもう一度行ってみたいと思います。


 美しさの余韻をかみしめるため、帰りは京都駅まで歩いて戻りました。

 京都駅は観光客でごった返していました。

 
         

                 完

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