SSブログ

丹沢主脈ルートへ [山日記]

6月2日(土)梅雨入り前の丹沢へ行って来ました。
年々体力が落ちていくのを感じますので、今年はどの程度歩けるのか確認の意味で丹沢へ行って来ました。我が家から近いので、格好のトレーニングコースです。

今回のコース
    家--(徒歩)--相武台前--(小田急線)--町田--(横浜線)--橋本--(バス)--
       三ヶ木--(バス)--東野(登山開始)----青根分岐----八丁坂の頭----姫次
       ----蛭ヶ岳-----不動の峰-----丹沢山----塔の岳-----花立-----大倉バス停
       ----(バス)--渋沢--(小田急線)--相武台前--(バス)--家

   5:00  家出発。この時間バスが無いので徒歩で駅まで。
   5:28  相武台前発
   5:50?  町田発
         6:20     橋本 
         6:55     三ヶ木 ここでバスを乗り換えて月夜野行きにのりました。バスは
            2、3人が立つくらいの混み方でした。
            焼山登山口で半分以上が下りました。
   7:30  東野(登山口) 5、6人が下りました。
          バス停の直ぐそばにお店があり、道を聞くと女将さんが丁寧に
          教えてくれました。 
          歩き始めると直ぐに、女将さんが言っていた蛭の注意書きがあり
          ました。 あまりいないと良いのですが・・・・・ 
          DSC_3891ヤマビル.JPG
          蛭の注意書きの向かいに立派な神社がありました。         
          DSC_3893神社.JPG
          直ぐそばにトイレがありましたので、念のために寄って出発です。
          きれいなトイレでした。
          民家の間を抜けて広い道を登って行くときれいな学校がありました。
          DSC_3901中学校.JPG 
          だんだん民家がまばらになり、山に入っていく雰囲気でした。
          道標が草の中に埋もれてしまいそうです。
  8:23 道標    バス停から2km来たところで、蛭ヶ岳まではあと8キロと書いて
          ありました。
          DSC_3910蛭ヶ岳まで8kの道標.JPG
  8:23 林道ゲート
          登山者は通行止めのゲートの脇をすり抜けて先へ進みます。
          DSC_3911林道進入禁止ゲート.JPG
          緩い傾斜の上りが続きます。 明るい杉の林が広がっています。
          DSC_3912こもれびの杉林.JPG
   8:55 林道から分かれて登山道に入ります。青根分岐まで1.6kと書いてあります。    
          DSC_3917登山道入り口.JPG
   9:11 林道出会い 
          再び林道に出ました。見るとここが林道の終点でした。林道を
          横切って道は再び山の中へ。
          DSC_3921林道の終点.JPG
  9:18 青根分岐まであと1.1km     
          DSC_3924青根分岐まで1.1K.JPG
          林道終点からは傾斜がきつくなり、しばらくはゆっくりした歩調で
          我慢我慢の登りでした。
  10:01  尾根近し  急に傾斜が緩くなり歩きやすい道になりました。
          もうすぐ尾根に出るという雰囲気でした。
          DSC_3928青根分岐近し.JPG
       10:06    青根分岐着 焼山からの道とここで合流します。先客が5、6人休んで
          いました。話を聞いていると私と同じコースを歩くようでした。
          DSC_3930青根分岐到着.JPG
   10:13    少し休んで出発です。
          尾根道はなだらかで気持ちの良い道でした。左手に丹沢主脈の
          山々が見えているのでしょうか?中央は蛭ヶ岳のようにも見えますが
          ちょっと高さがないように見えました。
          DSC_3933稜線の南側に見える尾根.JPG
   10:35  八丁坂の頭 次の目標地点「姫次」まであと1kmです。
          DSC_3936八丁坂の頭分岐.JPG
          なだらかな道なのに階段が?? 歩きにくい!
          DSC_3937姫次への上り.JPG
   10:55  東海自然歩道最高地点 標高1433m
          DSC_3938東海自然歩道最高地点.JPG  
   10:57  姫次着
          明るい広場に出ました。姫次です。いくつかのパーティーが
          休んでいました。          
          木々の間から檜洞や蛭ヶ岳が見えました。
          DSC_3939姫次到着.JPG
          檜洞丸
          望遠で確認すると頂上付近に青ヶ岳山荘の青い屋根が見えました。 
          DSC_3943檜洞丸.JPG
          蛭ヶ岳
          こちらは肉眼でも小屋が確認出来ました。          
          DSC_3944蛭ヶ岳.JPG
   11:11  姫次出発
          この道を行くと袖平山       
          DSC_3948袖平山と蛭ヶ岳へ行く道が分かれる.JPG
          蛭ヶ岳はこちら
          DSC_3949蛭ヶ岳へはこちら.JPG
          蛭ヶ岳への道に入ると、いきなり急な下りでした。
          DSC_3950急な下り.JPG 
          下りきって緩やかな道になると西側が開けました。
          大室山と思われる山が大きく見えました。
          DSC_3951西側に見える山並み.JPG
   11:25  原小屋平  蛭ヶ岳まで2.5km
          DSC_3952原小屋平.JPG
   11:44  姫次-蛭ヶ岳 中間点 蛭ヶ岳まで1.6km
          DSC_3954姫次-蛭の中間点.JPG
          道ばたに咲く小さな黄色い花
          DSC_3955黄色い花.JPG
   11:54  西側に檜洞丸が見えました  
          DSC_3958檜洞丸.JPG    
   12:26    いよいよ蛭ヶ岳の登りが始まります   
          DSC_3963階段が続く.JPG
   12:37  姫次方面を振り返る
          一番左の少しとがった山が袖平山、その右側のてっぺんが平らな
          ところが姫次と思われます。 
          DSC_3973袖平山と姫次.JPG
          上空を見ると天気は怪しくなって来ました。
          DSC_3975上空の雲.JPG
   12:39 檜洞と谷底の橋
          右下の白く見えるのが鉄のアーチ橋です。この橋の標高はおそらく
          700m程、檜洞から谷底まで900mの高度差が一望出来ます。
          DSC_3976檜洞北東の谷に橋が見える.JPG
   12:46 蛭まで0.4km
          そろそろ登り詰めたかと思うころ、道がガレて左へ迂回するように
          なっていました。     
          DSC_3980蛭まで0.4k.JPG
   12:49  ガレ場の先にでました。頂上までは直ぐのような気分でした。
          DSC_3983まだ蛭まで0.4k.JPG
   12:50  シロヤシオ
          少し前にも咲いているところがありましたが、こちらの方が
          きれいに咲いていました。
          DSC_3984シロヤシオ.JPG
          近くにはミツバツツジも
          地面にピンクの花が散乱しているところもありましたが、ここに来る
          まで、きれいに咲いているミツバツツジはありませんでした。
          DSC_3988ミツバツツジ.JPG
          又、階段が出てきました。
          もう少し鍛えられそうです。
          DSC_3989最後の上り.JPG
   12:58  蛭ヶ岳まで0.2km もう少しです!
          DSC_3990蛭まで0.2k.JPG
   13:05  蛭ヶ岳 頂上着
          ようやく蛭ヶ岳に着きました。この登りは思ったよりずっと
          きつい登りでした。ようやく着いた頂上ですが、ガスってしまい
          周囲は見えなくなってしまいました。
          DSC_3993蛭ヶ岳頂上着.JPG
   13:39  檜洞方面
          時々頂上が見えることがありましたが、徐々にガスが濃くなって
          行くようにみえました。   
          DSC_4001蛭ヶ岳頂上かから檜洞.JPG
          出発に当たって、小屋の姿をカメラに収めました。
          DSC_4002蛭ヶ岳山荘.JPG
   13:44  蛭ヶ岳出発  約40分頂上で休憩しました。     
          DSC_4003丹沢山に向けて出発.JPG
          蛭ヶ岳頂上直下はバイケイソウの原っぱでした。これから向かう
          不動の峰方面は全く見えません。
          DSC_4004バイケイソウ.JPG
        13:49    ミツバツツジ  ありました。こんなに見事に咲いていました。
          DSC_4006ミツバツツジ.JPG
   14:02  鬼が岩の登りに架かる辺りから姫次方面を眺めた
          DSC_4015歩いて来た尾根を見る.JPG
    14:09  鬼が岩
          DSC_4017鬼が岩.JPG
   14:10  鬼が岩に上がって歩き始めると直ぐに道標が
          DSC_4018丹沢山へ2.5k.JPG
   14:27  棚沢の頭  蛭ヶ岳と丹沢山のほぼ中間点
          DSC_4023棚沢の頭.JPG
   14:32  シロヤシオ(まもなく散ってしまうと思われる花)
          DSC_4027名残のシロヤシオ.JPG
   14:39  不動の峰 
          DSC_4028不動の峰.JPG
   15:18  丹沢にとりつく辺りから丹沢の北側に連なる山々
          DSC_4035丹沢北側の山々.JPG
   15:31  丹沢山頂上着
          DSC_4041ミヤマ山荘.JPG
   15:33  百名山のカンバン(去年は無くなっていましたが復活しました)
          DSC_4043百名山のカンバン.JPG
   15:40  丹沢山 出発
   15:57  黄色い小さな花
          DSC_4055黄色い花.JPG
   16:34  塔ヶ岳まで0.7km   
          DSC_4070丹沢主脈線.JPG
   16:34  塔ヶ岳が見える
          DSC_4071塔の岳を見上げる.JPG
   16:56  塔の岳着 
          DSC_4077塔の岳山頂着.JPG
   17:08  一休みして下山開始
   17:21  金冷やし
          DSC_4081金冷し.JPG
   17:34 花立 山荘の前から渋沢の街を見下ろす。
          DSC_4083花立て.JPG
   17:35  花立から表尾根(行者ヶ岳)と大山を望む
          DSC_4084表尾根と大山.JPG
   17:39  花立付近から馬鹿尾根(大倉尾根)の下部を見下ろす
          DSC_4086表尾根を見下ろす.JPG
   18:06  堀山の家 日暮れ近く夕飯の支度が進んでいるようでした
          DSC_4089堀山の家.JPG
   18:32  駒止茶屋 
          この小屋の前でも夕餉の盛り上がりが見られました
          DSC_4092駒止の家.JPG
          この小屋のちょっと下のところで、2人の小さな子供を連れた若い
          お父さんを追い越しました。
   18:41  相川  木に「相川」とペンキで書いてあります 
          DSC_4093相川.JPG
   18:55  見晴茶屋
          ここも夕餉の賑わいでした
          DSC_4095見晴らし茶屋.JPG
   18:58  大観望との分岐点
          ここで私はヘッドランプをつけました。 
          この付近で追い越した二人連れはランプが1個しか無いようで、
          歩くのが大変そうでした。
          DSC_4097大観望分岐.JPG
   19:09  大観望経由の道と合流
          DSC_4098大観望分岐(下).JPG
   19:28  大倉バス停まで0.6km 
          DSC_4100バス停まで0.6k.JPG
   19:34  大倉バス停着       
   19:39  渋沢行きバス乗車

   20:50頃 家着

   行程距離(全行程:22.6km)
      東野-----------青根分岐---------姫次---------蛭ヶ岳-------棚沢の頭----
                         4.7km     1.9km   3.2km    1.6km
                        --------丹沢山---------塔の岳----------戸沢分岐----------大倉バス停
                         1.7km    2.5km    1.8km     5.2km
      


                   後記


   トレーニングと体力の見極めを兼ねて歩いた今回の登山は、予定表より少し早く
   大倉に着くという好結果になりましたが、蛭ヶ岳以降は登りになると極端にペース
   が落ち、膝から大腿部にかけての筋力低下が実感されました。走るだけで無く
   これらの部位の意識的な強化が必要と思いました。
   それでも心肺機能には異常は無く、まだしばらくは登山が可能と思いました。 

         (追記)こんなことがありました   
       大倉尾根の下り、駒止茶屋の少し下を歩いているときに、若いお父さんが
       二人の子供を連れて下山していました。夕暮れ近く、まだライトはつけて
       いませんでした。私はちょっと心配になって、お父さんに「暗くなって来ま
       すが大丈夫ですか?」と声をかけました。すると、お父さんから「ライトは
       もっているので大丈夫です!」と答えが返って来ました。私も先を急いで
       いるので、心配が払拭されたわけではありませんでしたが「お気をつけて!」
       と言ってそのまま追い越して下山しました。
       勝手知ったる土地の人であれば、私の心配は取り越し苦労ですが、もし、
       状況を知らない一般の登山者だとしたら、大変なことになっていたかも知れ
       ません。大倉まで3キロ弱。子供の足では2時間はかかると思いますので、
       大倉まで行くとすれば8時半を回ったことでしょう。
       近くの小屋で泊まってくれていれば!とか、何かしてやれなかったか?
       と反省しきりです。

                       


nice!(0)  コメント(0)