2021年5月28日~30日 魔の山「谷川岳」と白毛門・笠ヶ岳へ行ってきました
日程・計画
前夜 (5月28日・金) 土合のロープウエイ駅から林道を歩いて
マチガ沢と一の倉沢の展望を楽む
第1日(5月29日・土) 土合橋から入山し、白毛門、笠ヶ岳、朝日岳を目指す
第2日(5月30日・日) ロープウエイで天神平に上がって谷川岳、一ノ倉岳
その後、谷川岳に戻って、オジカ沢の頭まで行って
引き返す。
前夜 往きの高速サービスエリヤからの展望
谷川岳の双耳峰がはっきり見えます。
谷川岳からずっと右側に視線を移すと、武尊山が堂々とした姿をみせてく
れました。
谷川岳のロープウエイの駅に車を置いてマチガ沢と一の倉沢を見に林道を
歩きました。
マチガ沢です。
マチガ沢の看板がある少し先に巌剛林道の入り口がありました。
以前来たときはここから、谷川岳を目指しました。
マチガ沢の景観です。
マチガ沢を渡るところ辺りから、白毛門が見えました。
左側の緩やかな三角形の山は笠ヶ岳と思われます。
林道を先に進んで、一ノ倉沢へ行きました。
一ノ倉沢は広々としたスペースがあり、大きなトイレもあり、何張かのテントが
張ってありました。
林道の脇までいっぱいの雪が残っていました。
一ノ倉岳のすぐ下に見える衝立岩と烏帽子岩を確認するために望遠で撮って
見ましたが、夕暮れでコントラストがなく衝立岩の輪郭はよくわかりません。
それでも一応目的は達成できましたので、急いでひきかえしました。
第1日(土)
5:44 土合橋駐車場
もう沢山の車が止まっていました。
5:54 歩き始めてすぐに恰好の良い山が見えました。越後のマッターホルン
大源太山と思われます
間違えた写真を張り付けてしまいましたので差し替えました
右から左へとスキット立ち上がった姿はとても素敵です
5:59 登山口
川を渡る橋が出てきましたが、その手前に登山カードを出すポストが
設置さえていました。予定を書いて投函しました
6:36 谷川岳展望
しばらく行くと谷川岳を見ることができる場所がありました
マチガ沢が朝日に照らされて光っていました
6:49 再び谷川岳です
高度が少し高くなった分、沢が下の方まで見えるようになりました
6:59 天神平
ロープウエイで上がるスキー場が見えます
尾根を右方向へ登っていくと谷川岳に行きます
7:25 一ノ倉岳も視界に入ってきました
7:34 一ノ倉岳と一ノ倉沢
沢筋の雪がよく見えるようになりました
7:34 一ノ倉岳から右方向に視線を移すと個性的な山容を見せる大源太山
と思われる山が見えました
7:56 新緑と青い空と白い雲
8:26 谷川岳
8:36 谷川岳と一の倉岳
峻厳な岸壁です
8:53 白毛門がぐっと近づきました
この辺りが「松の木沢ノ頭」と思われるのですが、標識を見逃して
しまいました
樹林帯の登りは急な傾斜と荒れた道でとてもきつい登りでした。
樹林帯を抜けるあたりから傾斜が緩くなり楽になりました。
8:56 黄色いスミレ
道端のあちこちに可憐に咲いていました
9:04 白毛門がま近かに
9:05 谷川岳と一ノ倉岳
石楠花がきれいでした!
石楠花にはちょっと時期が遅かったようで、しおれている株も沢山
見かけました
9:36 武尊山
9:40 一ノ倉岳と大源太山
樹林帯を抜け谷川連山の姿がすっきりと見えるようになりました
一ノ倉岳 大源太山
↓ ↓
9:40 谷川岳と一ノ倉岳(再三同じような写真で恐縮です)
9:44 赤城山遠望
遠く、かすかに赤城連山の姿が見えます
9:47 白毛門
9:47 白毛門山頂到着
9:58 白毛門の頂上から朝日岳と笠ヶ岳を望む
白毛門の近くまで来てようやく朝日岳が見えるようになった
10:29 雪渓と朝日岳
白毛門から笠ヶ岳に向かう途中、残雪が稜線の近くまで残っていて
数か所、この雪の上を歩いた。
もしも滑ると下の方まで滑落することになりとても危険なので、
慎重にステップを切って歩いた
10:53 笠ヶ岳が近くなってきた
10:58 笠ヶ岳と烏帽子
道のわきに大きな雪田があった
10:58
11:15 白毛門を振り返る
11:31 尾瀬の山が見える
11:40 笠ヶ岳到着
12:13 大烏帽子の右側遠くに尾瀬の山が見える
また、朝日岳に向かうルートに避難小屋がありました
12:14 朝日岳とその北側に連なる山々
12:15 笠ヶ岳をこの日の最終地点として、引き返すことにしました。
白毛門の登りで体力を使い果たし、これ以上は無理と判断して
下山する判断をしました
12:15 大源太山方面の山々・・・・雲がかかって見えなくなった!
多分、巻機山などがこの方面にあるものと思われます
12:32 笠ヶ岳の南面の傾斜地点に残った大きな雪田、遠くに尾瀬の山々が
見える
12:41 武尊山
12:47 白毛門近し
頂上付近に見える残雪、あの端を歩いて頂上へたどり着くのです
12:56 武尊山の左奥に日光の山と思われる山々が見えます
日光白根
↓
13:04 ショウジョウバカマ
13:13 笠ヶ岳と雲に隠れた朝日岳
13:28 白毛門へ戻ってきました
周囲の景色はここでほぼ終わり、やがて樹林帯へ入ります
下りも疲れます。山頂のすぐ手前のピークで一休みです。
雲が谷川岳を覆って岸壁の稜線が見えません
14:29 コブシの花
15:30 白毛門沢にかかる滝「大滝」と思われます
肉眼ではやっと滝と認識ができる程度に見えましたが望遠んで撮って
見ると立派な滝です
16:39 登山口到着
しばらく緩やかな道を歩いて川を渡ると登山口に着きました
疲労困憊でした
yamapデータ タイム 10時間48分
距離 8.4km
登り標高 1403m
下り標高 1403m
休憩時間 2時間23分
消費カロリー 3507kcal
水上の宿に戻って、まずはお風呂、そして1軒だけ見つけたレストランで食事。
ノンアルコールで喉を潤し、おいしい食事を楽しみました。
生き返りました。
第2日(日)
5:51
旅館のベランダから谷川岳を見る
谷川岳稜線には雲がかかっていました
気温が上がってくれば雲は晴れるかもしれないと考え宿を出ました
6:43 少し早いので土合駅に寄ってみました
駅前の駐車場はでこぼこの岩だらけで駅前とは思えない整備状況でした
7:02 ロープウエイ駅の駐車場に車を止身支度をして乗り場の階へ行きました
運転開始の時間が1時間遅くなっていました 残念!
7:49 運転開始10分前に乗り場に誘導されました
乗り場の展示にはロープウエイの標高が書かれていました
下の駅 746m 上の駅 1319m
8:14 上の駅の景観です
8:19 白毛門が雲をかぶっています
登山開始です
8:33 田尻尾根分岐
8:35 谷川岳が見えます
9:16 熊穴沢避難小屋が見えてきました
9:17 熊穴沢避難小屋です
9:58 黄色い花
避難小屋からかなり登ったところに咲いていました 何という花?
10:05
天狗の留り場
下の方からも見えた大きな岩です
10:40 天神ザンゲ岩
上に回り込んでみるとこんな感じでした
10:48 雪渓の下に着きました
かなり急な傾斜でずっと上の方まで続いていました。
アイゼンをつけて一歩一歩踏みしめて登りました
ガスが沸いて上の方は見えませんでしたが前半が急で上に行くと
少し傾斜は緩くなってホットしました
11:08 肩の小屋
雪渓を登りきると肩の小屋の前に出ました。やれやれ、やっと
頂上です 休まず頂上へ!
小屋の前を通って頂上目指して登っていくと西黒尾根との合流点
の標識がありました
11:21 ここをちょっと上がればトマの耳頂上です
11:21 トマの耳頂上
ロープのところまで行って下を覗き込んでみましたがガスで何も
見えません
11:30 東側の崖側は残雪がたっぷりありました
11:41 オキの耳に着きました
11:46 一枚ぐらい記念写真をと思い三脚を立ててわが身を撮りました
そうこうしている間に雨が降り始めました かなりの勢いでした
急いで合羽を着ました。
ロープウエイの乗り場で雷注意報も出ているので早めに下山するよう
にとの注意があったことも考えて、今日はこのまま下山することを
決めました。
12:05 下山開始
ほかの登山者たちも皆さん急いで下っていきます
12:11 もう少しでトマの耳に着きます
左側の崖には雪が付いているのが見えました
12:17 トマの耳すぐ下にある道標です トマの耳には寄らずに下りました
12:20 西黒尾根分岐の道標
来るときは右側の道から登ってきました ここを道標に沿って
左に行くと西黒尾根です
12:24 肩の小屋 小屋は小雨の中で煙っていました
当初はオキの耳お先、一ノ倉岳まで行って引き返し、肩の小屋へ戻って
からオジカ沢の頭辺りまで行って引き返し下山するという計画でしたが
この天気ではせっかくオジカ沢方面に行っても谷川岳の姿は見えそうにも
ないのでこのまま下山を決めました。
12:34 雪渓上部
この立札の下を進とすぐに雪渓の始まりです
アイゼンをつけて慎重に下りました
12:47 雪渓を下る人たち
中には雪渓の最後のところで滑って尻セードで岩ゴロゴロの陸地に
乗り上げる人もいました これは非常に危険な状況ですね!
12:48 雪渓の下端
アイゼンを外して下山開始です
12:57 天神ザンゲ岩
西黒尾根にもザンゲ岩というのがありますがこんなに大きくはなかった
ように思います
13:05 高度が下がってきたら少し雲が取れてきました
13:09 水上の街が見えました
一山超えると沼田の街があります
13:25 天狗の留り場
大勢がやかましく休んでいました
13:26 左手には西黒尾根が姿を現しました
13:27 天神平スキー場と遠くに赤城山が見えます
13:29 すぐ足元の樹林の中に避難小屋の赤い屋根が見えました
小さいのでこの写真では見えないかもしれません
13:42
石楠花
柔らかな花びらが心和ませてくれます
石楠花の向こうに雪の斜面
13:49 武尊山と赤城山遠望
武尊山 赤城山
↓ ↓
14:05 カタクリの花
こんな山の中でカタクリに出会うとは思ってもいませんでした
まだ咲いたばかりのようでキリッとした花びらを思いっきりそらせて
いました
15:05 ロープウエイ駅が見えた
15:06 登山道わきにゼンマイ?が
15:07 これはシラネアオイという花だそうです
15:10 白毛門 ちょうど雲が切れて頂上がみえました
15:11 ここから眺められる山々の展望図です
これで谷川岳往復の山行は終了です
短い登山でしたが、疲れました。頂上で展望が利かなかったことが返す返すも
残念でした!
Yamap データ タイム 6時間54分
距離 6.6km
登り標高 834m
下り標高 838m
消費カロリー 2468kcal
休憩時間 1時間39分
後記
今回は
1日目 白毛門、笠ヶ岳、朝日岳を目指す登山
2日目は谷川岳、一ノ倉岳、オジカ沢の頭を目指す計画でしたがいずれも目標を
達成できずに戻りました。自分の体力が足りなかったことと、天候に恵まれなかった
ことがその理由です。
しかし、豊富な雪があり、景色に彩を添えてくれました。
水上に宿をとり、ゆっくり温泉につかることができたこともうれしい体験でした。
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