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寄から塔ノ岳へ早春の登山 [山日記]

2020年4月11日 神奈川県松田町寄から丹沢の塔の岳へ行って来ました

   新型コロナウイルスの非常事態宣言が出た後「外出!」することには
   後ろめたい気持ちもありましたが、「宣言」では屋外でのランニング
        や散歩は容認されているので、「三密」状態をできるだけ避けること
        を旨に、車で出かけました。

 4:10  家出発
       東名で秦野中井ICで下り、246経由寄へ入りました
 5:45  寄の自然休養村の管理センターの駐車場着 
                 0555寄自然休養村駐車場.JPG   

 5:55  駐車場出発
       鍋割山への案内は所々に出ていました。道は民家の間を通って
      かなりの急角度で登っていきます。       
 5:59  ジグザグに登っていく道
      民家を抜けた斜面には畑が広がっていて、桜や桃や菜の花が
      咲き競っていました。  
               0559山へ向かう道.JPG      
 6:10  茶畑もあり、その向こうにはまだ芽が出たばかりの淡い緑の
      木が植えられていました。リンゴでもなく梨でもなく、幹は
      細くすらっと枝を上に伸ばしていました。
               そしてその向こうの斜面には桜がいっぱい咲いていました。  
       0610茶畑の向こうに桜が一杯.JPG
 6:19  展望台
      畑の広がった斜面を登り詰めると展望台がありました。
      車を止めてきたところを含む集落の全体が眺められる
      ところでした。
             0619展望台からの眺め.JPG
 6:30  東屋のあるところ
      ここは土佐原集落、宇津茂集落がありそれらをめぐる観光
      ルートがあるようで、その案内板がありました。
      鍋割山へはこの立札の左側を通って真っすぐに登っていく
               のでした。     
             0630東屋のあるところ.JPG
 6:30  鍋割山への道標
      上の道標の少し先には鍋割山のへ道標がありました。
      ここからは山道になりました  

             0630いよいよ山の中へ.JPG
 6:32  鹿よけのフェンスゲート
      扉を開けて通った後は必ず扉を閉めるよう注意がありまし
               た。フェンスのドアのロック機構は針金をちょっと引っか
      けるだけの簡単なもので、鹿が簡単に開けてしまうのでは
      ないか?と思われるものでした。 
             0632鹿よけのフェンス.JPG
 6:54  林道出合い
      山道をしばらく歩くと舗装のない林道のような広い道に
      出ました。地図の林道出会いは山道と直交するように書いて
      あるので、その広い道地図の林道とは別と考えて、少しの間
      その道をたどると再び山道になり、やがてここだと思う林道
      に着きました。登山コースは林道を渡って向こう側に付けら
      れた階段を登って行くのでした。   
             0654林道を渡って更に奥へ.JPG
 6:54  尾根道を歩くようになると大倉尾根や表尾根の方が見え
      ました
      0710新緑の尾根道.JPG
 7:51  櫟山山頂
      頂上付近が明るく開けた櫟山に着きました。
      0751櫟山頂上.JPG 
      相模湾が見渡せました。左側に江ノ島、右側には真鶴
      半島が見えました。(写真は左側のみです)
      0748櫟山からの眺め.JPG  
      この後、栗の木洞というピークを越えて行くはずでしたが
      何本もある道の一番右側を登った所、ピークに向けて登ら
      ず、水平、又は下降の傾向が続くのでおかしいと思い、道
      のない斜面を登って左側にコースを変えて行くと本来の道

                 と思われる道に出ました。[栗の木洞」というピークは通
                 らずに後沢乗越に向かっていました。
 8:44  後沢乗越
      大倉から登ってくる道と合流して鍋割山に向かいます。
      ここからは今までに何度か通ったことがある道で、概ね
      勝手が分かった道です。
      0844後沢乗越.JPG 
 9:05  山桜がきれいでした。 
      0905後沢乗越の山桜.JPG
 9:21  西側に特徴ある山容の山が見えました。檜岳ではないかと
      思われます。
      0921のどかな山(西側に見える).JPG
 9:22  檜洞と思われる山を背景に山桜
      0922桜.JPG
      これは何の実でしょう?  
      0953これは何の実?_01.JPG
 9:57  木の間に檜洞丸と石棚山を望む
      0957檜洞丸.JPG
10:03  鍋割山山頂着 
      後沢乗越からしばらく急な坂を上り、傾斜が緩くなって
      木道が現れてからもしばらく登りが続きようやく頂上に
      つきました。小屋で名物の鍋焼きうどんでも食べようか
      と思いましたが、小屋に入ると言うことは密な状態の
      中に身を置くことになるので、外のベンチで一休み
      しました。(小屋の方、ごめんなさい)
      1003鍋割山荘_01.JPG
10:05  鍋割頂上から檜洞丸と石棚山、右の木の陰に臼ヶ岳も
     見えます。
      1005鍋割山頂から檜洞丸.JPG
10:18  頂上発
      鍋割山から大倉尾根に繋がる尾根は木の間隠れではある
      ものの見晴らし通いところがあり快適な道です。
10:22  右端に塔ノ岳、そこから丹沢の主稜が見渡せました。
      一番左のピークは丹沢山と思われます。 

      1022塔ノ岳から丹沢山への山並み.JPG
10:23  丹沢の主峰蛭ヶ岳そこから鬼が岩、不動の峰を経て上の写真の
     左端に繋がります。
       1023蛭ヶ岳と不動の峰.JPG 
10:23  上の写真の左側に臼ヶ岳、檜洞丸が見えます。木の陰になって
     見えにくい状態ですが・・・。 従ってここからは丹沢の主脈
     のすべての山が見えることになります。     
      1023木の陰は臼ヶ岳.JPG
11:25  金冷やし
      大倉から登ってくる道に合流します

      1125金冷やし.JPG 
11:32  塔ノ岳に更に近づくと丹沢主稜の檜洞から蛭ヶ岳が一望出来
                 ました。しかし、鍋割山近くから見たときより、蛭ヶ岳が
                 手前の尾根の裏側に隠れそうです。
      1132檜洞、臼ヶ岳、蛭ヶ岳、不動の峰.JPG
11:51  塔ノ岳山頂着
      いつも賑わう頂上ですが、この日は人もまばらです。
                 それでも広い頂上なので20人ぐらいは居たでしょうか?
      1151塔ノ岳山頂.JPG
      カップラーメンを作ってお昼です。昼をおいしく食べる
      ために、ガスコンロとコッフェルをを背負って行きました。
      カップラーメンのプラスチック容器にお湯を注ぐのではなく
      コッフェルでお湯を沸かしその中に麺とスープと具を入れて
      麺がほどよく柔らかくなった状態で食します。外気が寒い
      状態でも熱いラーメンを食べることが出来ます。
      食事をして、頂上からの眺めをカメラに収めてほぼ1時間
      休憩して下山を開始しました。
12:24  頂上からの眺め
      雲が多い空模様でしたが雨が降ることはなく蛭ヶ岳、臼ヶ岳、
      檜洞丸、そして檜洞から南西に伸びる尾根にある石棚山と思
      われるピークも見えました。
      1224塔ノ岳山頂から檜洞、蛭ヶ岳を望む.JPG
12:46  下山開始

12:58  金冷やし
13:19  鍋割山の手前で檜洞を見る
      ここは檜洞丸がきれいに見えました。
      1319鍋割へ向かう途中檜洞を望む.JPG
13:34  鍋割山の手前から鍋割山荘が見えた
      もう着くかと思っていたら、もう一段下ってから登り返
      さないといけないことがわかりがっかり!
      (このような気持になるのは身体がかなりくたびれてい
       るからだと思いますが・・・・)
      1334鍋割山頂に小屋が見える.JPG
      思ったほど登りはきつくなく鍋割山頂に着きました。
      休まずに下りました。
13:55  鍋割山頂通過
14:26  山桜  後沢乗越が近づく頃
      (登りの時も同じ写真を撮りました。光の具合で少し雰囲
       気の違う写真になることを期待しましたがダメでした)
      1426桜_02 (2).JPG
14:41  もう少しで後沢乗越と言うところで、前を見るとこれから
     越えなければならない栗の木洞が高く見えました。
     (またまた、エッ!これを登るの?) 
      1441栗の木洞_01.JPG
14:45  後沢乗越
      1445後沢乗越_01.JPG
      疲れてはいましたが塔ノ岳からの時間は地図のコース
      タイムより20分も早く着きました。
14:46  薄日が当たって輝く新緑の葉。葉っぱが3枚あるので
     ミツバツツジでしょうか? 
      1446黄色い新緑.JPG
15:16  栗の木洞
      往路は道を間違えここを通らずに東側の斜面を迂回する
      ように越えてしまいました。  
      1516栗の木洞_02.JPG
15:35  往路この辺で一番右側の踏み跡をたどりました。しかし一番左
     側を行くのが正解であったようです。
      1535栗の木洞の下り.JPG
16:06  林道出合い
16:22  東屋のあるところ
      道は茶畑の右側を通って下の集落に向かっておりて行きます。
      1622東やのあるところ.JPG
16:30  展望台
      朝も美しい桜をみて登って行きました。
      1630展望台のそばの桜.JPG
16:31  展望台から下って行く道の方を見ました。 
      1631展望台のそばの桜_01.JPG
16:46  駐車場に着きました。
      駐車場の奥には食堂があってこれから店を開けるようでした。
      いつもならおそばでも食べてから帰りたい所ですが、この日
                 は急いで帰路につきました。
      1646駐車場着.JPG
      

                                                          完
  
     後記 
        この日は寒い日でした。車を降りて身支度しているとき、あまり
     に寒いので、毛糸のベスト着てその上にウインドブレーカーを着ま
     した。さすがに歩き始めて厚くなりベストは脱ぎましたが、休む時
     など寒さを感じました。特に塔の岳の頂上でお昼の支度をするとき
     は寒くてお湯を沸かすガスコンロの傍に手を当てるほどでした。
   カップラーメンは程よくできて暖かいお昼が取れました。
      鍋割山からの下りは小屋の人が2人追い越していっただけで、出会
   った人はいませんでした。集落に入ってからも人との出会いは
   ありませんでした。      

    

              

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