三の塔尾根から表尾根経由丹沢山登山 [山日記]
2022年8月6日 丹沢山へ行ってきました。
最近、調子が悪く長い行程がなかなか歩けず困っていましたが
思い荷物を背負って家の近くを歩くなどしてトレーニングも
してきました。その成果を見るために天気が悪いのを承知で
丹沢へ行ってきました。さて、その成果は?
写真の整理はあとになるので、先に昨日の行程の記録をまとめておきたいと
思います。
ポイント名 時刻 コメント
最近、調子が悪く長い行程がなかなか歩けず困っていましたが
思い荷物を背負って家の近くを歩くなどしてトレーニングも
してきました。その成果を見るために天気が悪いのを承知で
丹沢へ行ってきました。さて、その成果は?
写真の整理はあとになるので、先に昨日の行程の記録をまとめておきたいと
思います。
ポイント名 時刻 コメント
大倉発 7:32 三の塔尾根に取り付く前のところは前回は山道コー
スを取りましたが今回は林道コースを取りました。
三の塔着 10:33
三の塔発 10:54
烏尾山 11:25
行者岳着 11:46
行者岳発 12:02
新大日 12:39
木の又小屋 13:05
塔の岳着 13:32 ここまでの疲労の具合と雨の有無を考えて丹沢まで
足を延ばすかどうか考え、「行く」と決めました。
塔の岳発 13:51
日高 14:05
竜が馬場 14:45 前回はここで引き返しましたが一休みして先へ進み
ました。
丹沢山着 15:05 ほぼ予定の時刻に目的地に着きました。
丹沢山発 15:09
日高 16:02
塔の岳着 16:34 5時前に塔の岳に着きました。
塔の岳発 16:47
花立山荘 17:13 疲れてはいましたがかなり早い時刻に花立に着き
ました。
堀山の家 17:50
駒止茶屋 18:14 駒止茶屋の少し上のところにあるテーブル/ベンチ
で一休み。ここからヘッドライトを付けました。
時間的には大したことはないのですがここからが
グッと疲れが出てきましたが何とかバス停に着き
ました。
空を見ると昼間全く姿を見せなかった稜線がくっ
きり見えていました。
大倉バス停 18:32 バス停が見えたあたりでバスがロータリーに入って
行くのが見えました。バスの中で汗びっしょりの
Tシャツを着替えました。運転士さんに断ると、
人が居なければ臨機応変にやって下さいと暖かい
お言葉でした。感謝!
スマホのデータ
総距離 21.3km
合計時間 12時間
標高差(上) 2015m
標高差(下) 2016m
内休憩時間 1時間47分
スを取りましたが今回は林道コースを取りました。
三の塔着 10:33
三の塔発 10:54
烏尾山 11:25
行者岳着 11:46
行者岳発 12:02
新大日 12:39
木の又小屋 13:05
塔の岳着 13:32 ここまでの疲労の具合と雨の有無を考えて丹沢まで
足を延ばすかどうか考え、「行く」と決めました。
塔の岳発 13:51
日高 14:05
竜が馬場 14:45 前回はここで引き返しましたが一休みして先へ進み
ました。
丹沢山着 15:05 ほぼ予定の時刻に目的地に着きました。
丹沢山発 15:09
日高 16:02
塔の岳着 16:34 5時前に塔の岳に着きました。
塔の岳発 16:47
花立山荘 17:13 疲れてはいましたがかなり早い時刻に花立に着き
ました。
堀山の家 17:50
駒止茶屋 18:14 駒止茶屋の少し上のところにあるテーブル/ベンチ
で一休み。ここからヘッドライトを付けました。
時間的には大したことはないのですがここからが
グッと疲れが出てきましたが何とかバス停に着き
ました。
空を見ると昼間全く姿を見せなかった稜線がくっ
きり見えていました。
大倉バス停 18:32 バス停が見えたあたりでバスがロータリーに入って
行くのが見えました。バスの中で汗びっしょりの
Tシャツを着替えました。運転士さんに断ると、
人が居なければ臨機応変にやって下さいと暖かい
お言葉でした。感謝!
スマホのデータ
総距離 21.3km
合計時間 12時間
標高差(上) 2015m
標高差(下) 2016m
内休憩時間 1時間47分
消費カロリー 2299lcal
家に着いた時の体重 46.6kg(出発前は49kg)
この日撮った写真です。
バスを降りて登山届を出してさあ出発です。
これから向かう山は雲に隠れて見えません。
吊り橋を渡って林道を三の塔へ道標に従ってしばらく進と、写真のような
(見にくいですが)案内が出てきます。このまま林道を行くか、左に入っ
て山道を行くかの分岐です。今まで2回ほどは山道を歩いて来ましたが、
今回は林道を歩いてみることにしました。
時間的には林道を行った方が速いようです。
しばらく行くと三の塔まで3.7km大倉から2.0kmと書いた道標がありました。
バスを降りて登山届を出してさあ出発です。
これから向かう山は雲に隠れて見えません。
吊り橋を渡って林道を三の塔へ道標に従ってしばらく進と、写真のような
(見にくいですが)案内が出てきます。このまま林道を行くか、左に入っ
て山道を行くかの分岐です。今まで2回ほどは山道を歩いて来ましたが、
今回は林道を歩いてみることにしました。
時間的には林道を行った方が速いようです。
しばらく行くと三の塔まで3.7km大倉から2.0kmと書いた道標がありました。
もうすぐ牛首へ着きそうです。
8:48 牛首
林道がT字路になっていて突き当たる林道の方は右も左もゲートが
しまっていました。
きれいな紫陽花が咲いていました。
紫陽花の傍に丸いつぼみがありました。よく見ると上の写真の
紫陽花の葉と同じように見えるので、この丸いつぼみが開くと
上の紫陽花のようになるのでしょう!
蜘蛛の巣がありました。繊細な蜘蛛の糸が霧雨で濡れて白く光って
いました。
石碑の向こうにある木が霧でかすんでいます。
先ほど記述しました林道を左に行ったところに設けられたゲート
の少し手前に三の塔への登り口があります。いよいよ登山道です。
道端にこんな草がありました。何という草でしょうか?
登山道の道標はあちこちにあって安心して歩けるところです。
杉や檜の樹林であったり、広葉樹の林であったりします。
黄色い道標がよく目立ちます。
道ははじめ緩やかな傾斜ですが、表尾根に近づくと、だんだん
傾斜がきつくなります。しかし単純ではなく傾斜が緩くなった
のでもうすぐ表尾根に突き当たるかと思うと、また急な登りが
始まって、「いやー、まだかー」と思うことが何回かありました。
この辺りで、降りてくる登山者が「蛭はいませんでしたか?」
と言うので、「いませんでしたよ!」というと、「いや、そんな
ことはない、私たちはここを登ってきてみましたよ!」と言う。
「それでは私が見落としたのですかね?」と言って別れました。
この看板が出てくれば今度こそ表尾根に出会います。
表尾根の道にぶつかりました。突き当りを左へ行けば50mほどで
三の塔です。
10:32 三の塔着
5,6組の登山者がベンチで休んでいました。
雨は降っていませんでしたが、ガスっていて周囲の山は全く
見えません。晴れていればこの方角に大山がどっしりとした
姿を見せてくれているはずですが?
三の塔の頂上から烏尾山に向かう途中、路端に咲いていました。
三の塔からガレ場を下りに入るところにお地蔵さんが
置かれています。
烏尾山の手前で、黄色くなった葉っぱを見つけました。
山はもう秋の支度なのですね!
11:23 烏尾山に着きました。
烏尾山から次のピークに向かう途中の鎖場です
更に、次の鎖場はこのコース一番の難所です。
鎖場を越えて少し行くとガレ場にかかった梯子を通って次の
ピークへ向けて登って行きます。梯子の両側にロープが掛け
られ梯子の左下は鋭く切れ落ちています。
12:39 梯子のところを上まで上がりきると名前のないピークがあり、
それをもう少し行くと、新大日でした。
ベンチの脇にホタルブクロが咲いていました。あちこちで見かけ
ましたがここの花が立派でした。
13:05 木の又小屋
13:32 塔の岳
思ったより早く着いたので、丹沢山まで行くかどうか考えました。
まだそれほどまいってはいないので、行くことにしました。
すぐに出発です。
尊仏山荘もガスで煙っています。
塔の岳から丹沢山に向けて出るところに立っている道標です。
日高
14:45 竜が馬場
前回はここで引き返しましたが、この日は一休みして丹沢山へ
向かいました。
牛首から登山道に入ったところで実が赤くなったこの草を見まし
た。 何というのでしょう?
黄色い大きな花が咲いていました。
丹沢山まであと0.1kmと書いてあります。
15:05 丹沢山着
かなり早い時刻に着きました。
丹沢山の看板の前で記念写真です。
今のカメラはスマホでシャッターを切ることができます。
看板の向こうに仏像が置かれています。
みやま山荘
山荘の前の広場にはかなりの数の登山者が居ました。
看板の奥に置かれている仏像(まだ新しい)
仏像の写真を撮って、すぐに塔の岳に向けて出発しました。
大きな花びらの花。葉っぱは「ふき」のような大きな葉
歩いていて足首付近が痛いことに気が付きました。ちょうど竜が
馬場付近でしたのでベンチに腰を下ろして靴を脱いでみました。
足の甲から足首にかけて血が出ていて靴下がどす黒い赤い色を
していました。靴下を脱いでみると足首前に小さく血が出てい
ました。
蛭に着かれたに違いないのですが、肝心の蛭が見当たりません。
痛みも出血も大したことはありません。靴下と靴を履きなおし、
先を急ぎます。
8:48 牛首
林道がT字路になっていて突き当たる林道の方は右も左もゲートが
しまっていました。
きれいな紫陽花が咲いていました。
紫陽花の傍に丸いつぼみがありました。よく見ると上の写真の
紫陽花の葉と同じように見えるので、この丸いつぼみが開くと
上の紫陽花のようになるのでしょう!
蜘蛛の巣がありました。繊細な蜘蛛の糸が霧雨で濡れて白く光って
いました。
石碑の向こうにある木が霧でかすんでいます。
先ほど記述しました林道を左に行ったところに設けられたゲート
の少し手前に三の塔への登り口があります。いよいよ登山道です。
道端にこんな草がありました。何という草でしょうか?
登山道の道標はあちこちにあって安心して歩けるところです。
杉や檜の樹林であったり、広葉樹の林であったりします。
黄色い道標がよく目立ちます。
道ははじめ緩やかな傾斜ですが、表尾根に近づくと、だんだん
傾斜がきつくなります。しかし単純ではなく傾斜が緩くなった
のでもうすぐ表尾根に突き当たるかと思うと、また急な登りが
始まって、「いやー、まだかー」と思うことが何回かありました。
この辺りで、降りてくる登山者が「蛭はいませんでしたか?」
と言うので、「いませんでしたよ!」というと、「いや、そんな
ことはない、私たちはここを登ってきてみましたよ!」と言う。
「それでは私が見落としたのですかね?」と言って別れました。
この看板が出てくれば今度こそ表尾根に出会います。
表尾根の道にぶつかりました。突き当りを左へ行けば50mほどで
三の塔です。
10:32 三の塔着
5,6組の登山者がベンチで休んでいました。
雨は降っていませんでしたが、ガスっていて周囲の山は全く
見えません。晴れていればこの方角に大山がどっしりとした
姿を見せてくれているはずですが?
三の塔の頂上から烏尾山に向かう途中、路端に咲いていました。
三の塔からガレ場を下りに入るところにお地蔵さんが
置かれています。
烏尾山の手前で、黄色くなった葉っぱを見つけました。
山はもう秋の支度なのですね!
11:23 烏尾山に着きました。
烏尾山から次のピークに向かう途中の鎖場です
更に、次の鎖場はこのコース一番の難所です。
鎖場を越えて少し行くとガレ場にかかった梯子を通って次の
ピークへ向けて登って行きます。梯子の両側にロープが掛け
られ梯子の左下は鋭く切れ落ちています。
12:39 梯子のところを上まで上がりきると名前のないピークがあり、
それをもう少し行くと、新大日でした。
ベンチの脇にホタルブクロが咲いていました。あちこちで見かけ
ましたがここの花が立派でした。
13:05 木の又小屋
13:32 塔の岳
思ったより早く着いたので、丹沢山まで行くかどうか考えました。
まだそれほどまいってはいないので、行くことにしました。
すぐに出発です。
尊仏山荘もガスで煙っています。
塔の岳から丹沢山に向けて出るところに立っている道標です。
日高
14:45 竜が馬場
前回はここで引き返しましたが、この日は一休みして丹沢山へ
向かいました。
牛首から登山道に入ったところで実が赤くなったこの草を見まし
た。 何というのでしょう?
黄色い大きな花が咲いていました。
丹沢山まであと0.1kmと書いてあります。
15:05 丹沢山着
かなり早い時刻に着きました。
丹沢山の看板の前で記念写真です。
今のカメラはスマホでシャッターを切ることができます。
看板の向こうに仏像が置かれています。
みやま山荘
山荘の前の広場にはかなりの数の登山者が居ました。
看板の奥に置かれている仏像(まだ新しい)
仏像の写真を撮って、すぐに塔の岳に向けて出発しました。
大きな花びらの花。葉っぱは「ふき」のような大きな葉
歩いていて足首付近が痛いことに気が付きました。ちょうど竜が
馬場付近でしたのでベンチに腰を下ろして靴を脱いでみました。
足の甲から足首にかけて血が出ていて靴下がどす黒い赤い色を
していました。靴下を脱いでみると足首前に小さく血が出てい
ました。
蛭に着かれたに違いないのですが、肝心の蛭が見当たりません。
痛みも出血も大したことはありません。靴下と靴を履きなおし、
先を急ぎます。
塔の岳に近づいた登山道
16:34 塔の岳
この時間になると頂上にもう人はいません。
16:47 下山開始です。大倉まで7kmです。
花立山荘
17:50 堀山の家
塔の岳からちょうど1時間です。もう暗くなってきました。
駒止め茶屋の少し上のところにあるベンチで一休み。
ヘッドライトをつけました。
見晴らし茶屋の前から町の明かりを撮りました。
いつしか空は晴れて遠くの山が見えるようになっていました。
大倉バス停まで600mのところまで来ました。
バス停が分かるところまで来たとき、バスが駐車場に入って行く
のが見えました。
19:32 大倉バス停
バスはすぐに渋沢駅に引き返すバスでした。
運転者さんに了解をもらって、汗ぐっしょりのTシャツだけ
着替えさせてもらいました。私以外に誰も乗客はいませんでした。
19:38 バス発車時刻
最後はかなりくたびれましたが、目標通りの登山ができて、満足
でした。
残念なのは一日中ガスの中で、景色が全く見えませんでした。
完
北岳に行ってきました [山日記]
2022年8月25日~27日
北岳に行ってきました。
今回はこれまでとちょっと違う北岳が見られるのではないかと考え、
八本歯の頭に行くことを計画に加えました。
きっとバットレスの迫力ある姿が見える筈です。
始めに今回の行程(結果)を示しておきます。
第1日(8月25日)
8:45 芦安着
10:00 広河原行バス発車
11:00 広河原着
11:11 広河原出発
11:41 大樺沢分岐
12:26 第1ベンチ
12:51 第2ベンチ
13:18 第3ベンチ
13:43 道標(ここからはトラバースに入る)
14:28 白根御池小屋着(この日はここで泊)
第2日(8月26日)
明け方外を見ると雲はあるものの青空も見えていました。
予報より天気はよさそうです!
5:42 小屋発(二俣から大樺沢左俣に入る)
6:12 二俣
8:18 左俣上部。振り返れば鳳凰がすっきり見えて、
左手奥には八ヶ岳がくっきりと見えました。
8:44 階段、梯子の始まり。
階段を這いつくばるように登りました。
すでに疲労困憊です。
9:32 八本歯のコル
コルに着いたとたん、向かい側に間ノ岳の雄大な
姿が目に飛び込んできます。
10:09 八本歯の頭
ここから北岳のバットレスを眺めることが今回の
テーマです。見えました!大迫力です。
縦走路を歩いているだけでは見られない北岳の姿です。
10:43 八本歯のコル
コルに戻る間にもう雲が沸き始め、時折間ノ岳が
雲に隠れることがありました。
11:22 北岳山荘への分岐
12:08 吊り尾根合流
12:48 北岳山頂
13:06 北岳山頂発
13:31 両俣分岐
13:47 北岳肩の小屋
小屋の前で小屋で同部屋の人と出会い、言葉を交わし
ました。このころ少し雨が降りだしたので少しの間、
合羽を着ました。
14:19 小太郎尾根分岐
14:52 草滑りを下る途中、大樺沢の雪渓が見えた。
15:38 白根御池がすぐ下に見えた。
16:04 小屋着
食事前、ビールで乾杯。うまかった。しかし疲れた。
第3日(8月27日)
当初の計画はもう一度登って中白根辺りまで行って
北岳を見てから下山するはずであったが、昨日の
疲労はかなり厳しく、下山の安全を確保するのは
難しいと判断してこの日はそのまま広河原に下りる
決断をしました。
しかし、外は雲がほとんどなく、このまま降りるのは
後ろ髪引かれる思いがありましたが、5時の朝食を
済ませ、ゆっくり荷物を整理して小屋を出ました。
6:01 御池小屋出発
6:41 トラバース終了(急こう配の下りの始まり)
6:59 第3ベンチ
7:09 第2ベンチ
7:23 第1ベンチ
7:54 大樺沢分岐
8:14 旧広河原山荘
8:19 広河原インホメーションセンター着
8:30 乗合タクシー発
9:12 芦安着
今回はこれまでとちょっと違う北岳が見られるのではないかと考え、
八本歯の頭に行くことを計画に加えました。
きっとバットレスの迫力ある姿が見える筈です。
始めに今回の行程(結果)を示しておきます。
第1日(8月25日)
8:45 芦安着
10:00 広河原行バス発車
11:00 広河原着
11:11 広河原出発
11:41 大樺沢分岐
12:26 第1ベンチ
12:51 第2ベンチ
13:18 第3ベンチ
13:43 道標(ここからはトラバースに入る)
14:28 白根御池小屋着(この日はここで泊)
第2日(8月26日)
明け方外を見ると雲はあるものの青空も見えていました。
予報より天気はよさそうです!
5:42 小屋発(二俣から大樺沢左俣に入る)
6:12 二俣
8:18 左俣上部。振り返れば鳳凰がすっきり見えて、
左手奥には八ヶ岳がくっきりと見えました。
8:44 階段、梯子の始まり。
階段を這いつくばるように登りました。
すでに疲労困憊です。
9:32 八本歯のコル
コルに着いたとたん、向かい側に間ノ岳の雄大な
姿が目に飛び込んできます。
10:09 八本歯の頭
ここから北岳のバットレスを眺めることが今回の
テーマです。見えました!大迫力です。
縦走路を歩いているだけでは見られない北岳の姿です。
10:43 八本歯のコル
コルに戻る間にもう雲が沸き始め、時折間ノ岳が
雲に隠れることがありました。
11:22 北岳山荘への分岐
12:08 吊り尾根合流
12:48 北岳山頂
13:06 北岳山頂発
13:31 両俣分岐
13:47 北岳肩の小屋
小屋の前で小屋で同部屋の人と出会い、言葉を交わし
ました。このころ少し雨が降りだしたので少しの間、
合羽を着ました。
14:19 小太郎尾根分岐
14:52 草滑りを下る途中、大樺沢の雪渓が見えた。
15:38 白根御池がすぐ下に見えた。
16:04 小屋着
食事前、ビールで乾杯。うまかった。しかし疲れた。
第3日(8月27日)
当初の計画はもう一度登って中白根辺りまで行って
北岳を見てから下山するはずであったが、昨日の
疲労はかなり厳しく、下山の安全を確保するのは
難しいと判断してこの日はそのまま広河原に下りる
決断をしました。
しかし、外は雲がほとんどなく、このまま降りるのは
後ろ髪引かれる思いがありましたが、5時の朝食を
済ませ、ゆっくり荷物を整理して小屋を出ました。
6:01 御池小屋出発
6:41 トラバース終了(急こう配の下りの始まり)
6:59 第3ベンチ
7:09 第2ベンチ
7:23 第1ベンチ
7:54 大樺沢分岐
8:14 旧広河原山荘
8:19 広河原インホメーションセンター着
8:30 乗合タクシー発
9:12 芦安着
Yamapによるデータ
総時間 16.00h
距離 11.0km
標高(登り) 1857m
(下り) 1863m
消費カロリー 2739kcal
以下、写真です。
第1日 芦安で10:00発のバスに乗るべく、家を出発。1時間ほど早く
駐車場に着きました。先にバスの切符を買って車の中で休んで
いると、9:30に乗合タクシーが出て行きました。しまったと
思いましたが、今日は急ぐことはないので、バスを待ちました。
ちょうど1時間で広河原に着きました。インホメーションに寄って
左股は通れるか聞くと、二俣から下は通れないが、上は大丈夫との
ことでした。
バスターミナルの下流側に広河原山荘の新しい建屋ができていて
祝オープンという横断幕が飾ってありました。対岸にあった小屋が
こちらに移って来たようです。
すぐに、出発しました。
歩き始めてすぐに雨が降ってきました。吊り橋を渡ってから
雨具を上だけつけました。
11:41 大樺沢分岐
出だしは調子が出ず、大樺沢分岐までずいぶん時間がかかって
しまいました。今年は二俣まで大樺沢ルートは通行禁止になって
総時間 16.00h
距離 11.0km
標高(登り) 1857m
(下り) 1863m
消費カロリー 2739kcal
以下、写真です。
第1日 芦安で10:00発のバスに乗るべく、家を出発。1時間ほど早く
駐車場に着きました。先にバスの切符を買って車の中で休んで
いると、9:30に乗合タクシーが出て行きました。しまったと
思いましたが、今日は急ぐことはないので、バスを待ちました。
ちょうど1時間で広河原に着きました。インホメーションに寄って
左股は通れるか聞くと、二俣から下は通れないが、上は大丈夫との
ことでした。
バスターミナルの下流側に広河原山荘の新しい建屋ができていて
祝オープンという横断幕が飾ってありました。対岸にあった小屋が
こちらに移って来たようです。
すぐに、出発しました。
歩き始めてすぐに雨が降ってきました。吊り橋を渡ってから
雨具を上だけつけました。
11:41 大樺沢分岐
出だしは調子が出ず、大樺沢分岐までずいぶん時間がかかって
しまいました。今年は二俣まで大樺沢ルートは通行禁止になって
いました。
12:26 第1ベンチ
12:51 第2ベンチ
13:18 第3ベンチ
まだ急な登りが続きそうです。
13:43 トラバースに入る
道端に可愛いきのこがありました。
トリカブト
小屋が近づいたと思われる頃小さな沢が道の右側から流れ落ちて
いました。もうちょっと水量があればいい感じなのですが!
14:28 白根御池小屋着
3時間半ほどの登りでしたが、かなり疲れました。
雨は大した降りにはなりませんでしたが、衣服はびっしょりでし
た。全部着替えてさっぱりしました。
乾燥室で濡れた衣類を乾かしました。
この小屋は夜8時半が消灯でした。しかし廊下は夜中も照明がつ
いてトイレに行くにも懐中電灯は必要ありませんでした。
2日目
朝、まだ夜が明けないころ外を見ると、雲はでているものの
青空も見えます。鳳凰の方も稜線が見えているようです。
5時の朝食を頂いて早々に出発することにしました。
5:42 小屋発
6:12 二俣
見上げれば北岳バットレスが見えます。
大樺沢の上部を見ればほんの少し雪渓も見えます。
大樺沢下流を見れば鳳凰の稜線がくっきりと見えていました。
しかし、ここから下流は通行禁止になっていました。
8:00頃 左俣を登り始めてしばらく歩いた辺りから鳳凰がよく見えました。
鳳凰の左手奥に八ヶ岳が見えました。
大樺沢を登り切っていよいよ八本歯のコルに向かって階段
(梯子)が連続する急な登りとなります。
下の写真はもう少しでコルに着くと思われる頃、北岳のバッ
トレスを撮りました。
甲斐駒の右側には八ヶ岳がすべて見えています。
9:32 八本歯のコル着
まず目に飛び込んでくるのは間ノ岳です。
谷からせりあがって来るスロープの長さ、とにかく雄大な
スケールを感じさせる山です。
こちらは鳳凰三山です。地蔵岳のお地蔵様のてっぺんがちょこっ
と見えるようになりました。
いよいよ八本歯の頭まへ行ってみることにします。今回の山行
の大きな目的は八本歯の頭から北岳がどのように見えるのか、
この目で見ることが一番のテーマでした。これはそこに向かう
最初の梯子です。少し暗いので見にくいですが)
傍に行くとこんな感じです。 しかし、ここへ行くまでに
危なっかしいところを通ります。
八本歯の右側下に富士山が見えました。
頭近くで、北岳を見ました。迫力満点です。
カメラを少し右に振ると甲斐駒が目に入ります。
甲斐駒だけクローズアップ!
そして鳳凰三山(左から地蔵、観音、薬師岳)です
10:09 八本歯の頭着
コルから結構危ないところを越えて着きました。
北岳を背にして記念写真です。カメラの向きがイマイチ
でした。
10:43 戻って八本歯付近から間ノ岳。
雲が湧き出しました。 懐の深い山が強調されるようです。
11:22 北岳山荘分岐
北岳山荘は工事中で宿泊できないため、テント携行で山荘に
向かう人が何人かいました。
雲が増えてきましたが、富士山はまだ見えていました。
北岳山荘への分岐点から八本歯の頭(右側のピーク)を見る。
上から見下ろすとあまりギザギザした険しさは感じられません。
道のあちこちにきれいな花が咲いて虫がみつを吸っています。
吊り尾根分岐点に登って行く道は荒廃が進んでいました。
道の両側はロープが張ってあり、疲れた私はロープを握って、
ストック代わりにして歩きました。こうすると腕の力も使える
ので楽でした。
高度が上がって来て北岳山荘がずっと下の方になりました。
12:08 吊り尾根合流
北岳の山頂が近づく急登の途中、フデリンドウがあちこち
咲いていました。
頂上が近づいた登山道
振り返ると吊り尾根がずっと下って行った先に北岳山荘が見え
ました。
12:27 北岳山頂が見えました。
歩いている人がいるすぐ先のピークが山頂です。
12:48 北岳山頂着
人は誰もいませんでした。北岳独り占めです。
三脚なしで記念撮影。
13:06 下山開始
一休みして下山開始です。
13:22 肩の小屋が見えました。
13:47 肩の小屋到着
小屋の前で下から上がって来た昨夜同室の登山者に出会い
ました。二言三言言葉を交わしている間に雨が降ってきました。
昨日の例があるので、急いで合羽を着ました。
14:06 小太郎尾根の眺め
白根御池に下る分岐点の立札が見えました。
千島ギキョウが咲いていました。
小太郎尾根分岐
3年前に来た時も立札はこの格好でした。
少し上に立派な道標があるので、こちらは見捨てられて
いるのかもしれませんが、残念な思いです。
ここから草滑りの下りが始まります 。
草滑りは上の方は確かに草の斜面ですがそのうちダケカンバの
林になり、それがずっと続く感じです。
14:52 朝登った左俣の雪渓が見えるところがありました。
下り始めると黄色い派手な花があちこち咲いていました。
15:38 御池が見えました。
12:26 第1ベンチ
12:51 第2ベンチ
13:18 第3ベンチ
まだ急な登りが続きそうです。
13:43 トラバースに入る
道端に可愛いきのこがありました。
トリカブト
小屋が近づいたと思われる頃小さな沢が道の右側から流れ落ちて
いました。もうちょっと水量があればいい感じなのですが!
14:28 白根御池小屋着
3時間半ほどの登りでしたが、かなり疲れました。
雨は大した降りにはなりませんでしたが、衣服はびっしょりでし
た。全部着替えてさっぱりしました。
乾燥室で濡れた衣類を乾かしました。
この小屋は夜8時半が消灯でした。しかし廊下は夜中も照明がつ
いてトイレに行くにも懐中電灯は必要ありませんでした。
2日目
朝、まだ夜が明けないころ外を見ると、雲はでているものの
青空も見えます。鳳凰の方も稜線が見えているようです。
5時の朝食を頂いて早々に出発することにしました。
5:42 小屋発
6:12 二俣
見上げれば北岳バットレスが見えます。
大樺沢の上部を見ればほんの少し雪渓も見えます。
大樺沢下流を見れば鳳凰の稜線がくっきりと見えていました。
しかし、ここから下流は通行禁止になっていました。
8:00頃 左俣を登り始めてしばらく歩いた辺りから鳳凰がよく見えました。
鳳凰の左手奥に八ヶ岳が見えました。
大樺沢を登り切っていよいよ八本歯のコルに向かって階段
(梯子)が連続する急な登りとなります。
下の写真はもう少しでコルに着くと思われる頃、北岳のバッ
トレスを撮りました。
甲斐駒の右側には八ヶ岳がすべて見えています。
9:32 八本歯のコル着
まず目に飛び込んでくるのは間ノ岳です。
谷からせりあがって来るスロープの長さ、とにかく雄大な
スケールを感じさせる山です。
こちらは鳳凰三山です。地蔵岳のお地蔵様のてっぺんがちょこっ
と見えるようになりました。
いよいよ八本歯の頭まへ行ってみることにします。今回の山行
の大きな目的は八本歯の頭から北岳がどのように見えるのか、
この目で見ることが一番のテーマでした。これはそこに向かう
最初の梯子です。少し暗いので見にくいですが)
傍に行くとこんな感じです。 しかし、ここへ行くまでに
危なっかしいところを通ります。
八本歯の右側下に富士山が見えました。
頭近くで、北岳を見ました。迫力満点です。
カメラを少し右に振ると甲斐駒が目に入ります。
甲斐駒だけクローズアップ!
そして鳳凰三山(左から地蔵、観音、薬師岳)です
10:09 八本歯の頭着
コルから結構危ないところを越えて着きました。
北岳を背にして記念写真です。カメラの向きがイマイチ
でした。
10:43 戻って八本歯付近から間ノ岳。
雲が湧き出しました。 懐の深い山が強調されるようです。
11:22 北岳山荘分岐
北岳山荘は工事中で宿泊できないため、テント携行で山荘に
向かう人が何人かいました。
雲が増えてきましたが、富士山はまだ見えていました。
北岳山荘への分岐点から八本歯の頭(右側のピーク)を見る。
上から見下ろすとあまりギザギザした険しさは感じられません。
道のあちこちにきれいな花が咲いて虫がみつを吸っています。
吊り尾根分岐点に登って行く道は荒廃が進んでいました。
道の両側はロープが張ってあり、疲れた私はロープを握って、
ストック代わりにして歩きました。こうすると腕の力も使える
ので楽でした。
高度が上がって来て北岳山荘がずっと下の方になりました。
12:08 吊り尾根合流
北岳の山頂が近づく急登の途中、フデリンドウがあちこち
咲いていました。
頂上が近づいた登山道
振り返ると吊り尾根がずっと下って行った先に北岳山荘が見え
ました。
12:27 北岳山頂が見えました。
歩いている人がいるすぐ先のピークが山頂です。
12:48 北岳山頂着
人は誰もいませんでした。北岳独り占めです。
三脚なしで記念撮影。
13:06 下山開始
一休みして下山開始です。
13:22 肩の小屋が見えました。
13:47 肩の小屋到着
小屋の前で下から上がって来た昨夜同室の登山者に出会い
ました。二言三言言葉を交わしている間に雨が降ってきました。
昨日の例があるので、急いで合羽を着ました。
14:06 小太郎尾根の眺め
白根御池に下る分岐点の立札が見えました。
千島ギキョウが咲いていました。
小太郎尾根分岐
3年前に来た時も立札はこの格好でした。
少し上に立派な道標があるので、こちらは見捨てられて
いるのかもしれませんが、残念な思いです。
ここから草滑りの下りが始まります 。
草滑りは上の方は確かに草の斜面ですがそのうちダケカンバの
林になり、それがずっと続く感じです。
14:52 朝登った左俣の雪渓が見えるところがありました。
下り始めると黄色い派手な花があちこち咲いていました。
15:38 御池が見えました。
この写真よりもだいぶ上から御池は見えましたが、黙々と
下ってきましたので、思ったよりはやく御池に着きました。
登山道の脇の土手に咲いていたピンクの花です。
今回のコースのいたるところで見ましたが、なかなか
うまく撮れるところがありませんでした。
16:04 御池到着
16:07 御池小屋到着。
この日も汗をかいたので衣類をすべて着替えてさっぱりしました。
食事前に缶ビールを頂きました。疲れましたが大満足の一日でした。
計画では、明日は草滑りを登って北岳を越え、中白根辺りまで行
って左俣経由で下山することになっていましたが、この日の疲労度
を思い出して、それは無理かな?という思いの方が強く、思い切っ
て明日は朝から下山と決めました。
小屋の泊り客は少なく今日は部屋には私しかいませんでした。
3日目
下ってきましたので、思ったよりはやく御池に着きました。
登山道の脇の土手に咲いていたピンクの花です。
今回のコースのいたるところで見ましたが、なかなか
うまく撮れるところがありませんでした。
16:04 御池到着
16:07 御池小屋到着。
この日も汗をかいたので衣類をすべて着替えてさっぱりしました。
食事前に缶ビールを頂きました。疲れましたが大満足の一日でした。
計画では、明日は草滑りを登って北岳を越え、中白根辺りまで行
って左俣経由で下山することになっていましたが、この日の疲労度
を思い出して、それは無理かな?という思いの方が強く、思い切っ
て明日は朝から下山と決めました。
小屋の泊り客は少なく今日は部屋には私しかいませんでした。
3日目
まだ夜が明けないころ、外を見ると満天の星空でした。思い直して
やはりもう一度頂上へ行こうかとも思いましたが、事故を起こす
前に今回は終わりにしようと自分に言い聞かせて再度下山を決定し
ました。5時の食事を頂いて、ゆっくり荷物の整理をして小屋を出
ました。この日の小屋の周りの様子を写真に収めました。
6:01 北岳が御池に映ってきれいでした。
バットレスを見上げてみました。
6:14 歩き始めて少し行ったところで鳳凰が見えました。
雲はもう秋の気配でした。
6:41 この道標があるとここから急な下りとなります。
6:59 第3ベンチ
7:09 第2ベンチ
7:23 第1ベンチ
7:54 大樺沢ルートの分岐
この時は大樺沢ルートは通行止めでした。
8:14 広河原に着きました。
8:19 野呂川を渡ってもう一度北岳を撮りました。
8:30 乗合タクシー発車です。
やはりもう一度頂上へ行こうかとも思いましたが、事故を起こす
前に今回は終わりにしようと自分に言い聞かせて再度下山を決定し
ました。5時の食事を頂いて、ゆっくり荷物の整理をして小屋を出
ました。この日の小屋の周りの様子を写真に収めました。
6:01 北岳が御池に映ってきれいでした。
バットレスを見上げてみました。
6:14 歩き始めて少し行ったところで鳳凰が見えました。
雲はもう秋の気配でした。
6:41 この道標があるとここから急な下りとなります。
6:59 第3ベンチ
7:09 第2ベンチ
7:23 第1ベンチ
7:54 大樺沢ルートの分岐
この時は大樺沢ルートは通行止めでした。
8:14 広河原に着きました。
8:19 野呂川を渡ってもう一度北岳を撮りました。
8:30 乗合タクシー発車です。
芦安には40分ほどで着きました。バスより20分ほど早いようです。
風呂に入ってからゆっくり家に戻りました。
後記
今回は予想外に良い天気に恵まれ、丸1日北岳周辺の景観に浸ることが
出来、満足でした。今回のメインテーマとした、「八本歯の頭から北岳
バットレスを見る」は十分満足な成果でした。中白根をあきらめた
ことを差し引いても十分価値のある山行であったと考えます。
バットレスを見る」は十分満足な成果でした。中白根をあきらめた
ことを差し引いても十分価値のある山行であったと考えます。
それにしても、体力の落ちたことつくづくと感じました。
特に登りに使う筋肉の強化は今後山歩きをする以上必須だと思いま
した。
特に登りに使う筋肉の強化は今後山歩きをする以上必須だと思いま
した。
完