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八ヶ岳に行って来ました [山日記]

2020年9月5日(土)八ヶ岳の赤岳に行って来ました。

前夜、甲府まで行って泊まり、翌日早朝美濃戸というところまで車で入り、そこから歩きました。息子と二人です。


コースは下記の通りです

  美濃戸(駐車場)---行者小屋---文三郎分岐---キレット分岐---
  赤岳---地蔵の頭---行者小屋---美濃戸(駐車場)

    美濃戸にはいくつか小屋があり、そのうちの一つの赤岳山荘という
    小屋の駐車場に車を止めました。
    駐車代は1日1000円でした。

    外気は17度ほどでした。Tシャツの上に薄いシャツを着ていても
    寒いくらいでした。

 

6:26 美濃戸(駐車場)発

    しばらくは車の通れる道を行くと、美濃戸山荘という小屋があり
    ました。営業はしていないようでした。
6:35 美濃戸山荘 
    その少し先に北沢と南沢分岐があり、行者小屋は右の南沢ルート
    です。ここからは山道でした。
    _DSC_44810635美濃戸山荘.JPG
6:51 苔の地表
    鎖やロープの張ってあるなだらかな道を少しずつ登って行きまし
    た。気が付けば、辺り一面地表が苔でおおわれていて、それがど
    こまで続いているのでした。この状態は行者小屋の近くまで続い
    ているのでした。
    _DSC_44890655苔と流れ.JPG
 6:54  ホテイラン告知
    沢を渡って左岸を歩くようになったころ、ホテイランの告知が
    何カ所かに掲げてありました。 
           _DSC_44910654ホテイラン告知.JPG
     牧野富太郎氏が野生のランの中で最も美しいと讃えた
     という事で、この付近での自生を保護しているようでした。
9:00 苔の斜面
     最初に苔の斜面を撮ってから2時間以上経ちましたがその間づっと
     美しい苔の造形が続きます。       
           _DSC_45280900苔の斜面拡大.JPG
            道が緩やかになり、水の無い広い河原を歩くようになると
      間もなく小屋が見えました  
9:39 行者小屋
    予定より40分も余計にかかって行者小屋に着きました。
    赤岳が頭の上にそびえています。まだまだかなり標高差が
    あるように見えました。
     _DSC_45350937行者小屋から赤岳.JPG 
     小屋の周りは広くテントが幾張りか張ってありました。
     小屋は営業自粛で営業していませんでした。 
     _DSC_45370937行者小屋と横岳.JPG 
     硫黄岳方面をバックにした行者小屋です。
     橫岳、硫黄岳の稜線は少し雲に隠れていました。
     左手のピークは中岳右の濃い緑の奥に見えるのが阿弥陀岳です。
     _DSC_45400951行者小屋から阿弥陀・中岳.JPG 
     一休みして出発です。
10:05 阿弥陀岳方面との分岐
    _DSC_4542行者小屋の先の分.JPG
           ここで阿弥陀岳への道と分かれて、文三郎尾根に入りました。
10:27 段々きつくなる道を進むと急で長い階段が出てきました
    ここまで長いのは無かったと思いますが、至る所に梯子が
    あって苦戦しました。
    _DSC_4548急な階段.JPG
10:37 中岳と阿弥陀岳
    高度が上がって山の全貌が見えるようになりました。
      _DSC_45541037中岳と阿弥陀岳.JPG
    中岳の上には雲を割って真っ青な空が見えていました。
      _DSC_45551037中岳の上の空.JPG
11:15 赤岳西側斜面  荒々しい岩場です
    _DSC_45731115赤岳西側斜面.JPG
11:30 文三郎分岐
    阿弥陀・中岳から赤岳へ続く尾根に出会いました
    ガスが湧いてきて視界がなくなりました
    _DSC_45751130文三郎分岐.JPG
11:47 キレット分岐と赤岳への登り
    権現・編み笠へ続く尾根に出会いました
    右へ行くとキレット、赤岳へは左の岩場を登ります
    _DSC_45771147キレット分岐.JPG
11:52 かわいいレリーフ?
    _DSC_45790900苔の斜面拡大.JPG
12:05 チシマギキョウと岩場の景観
    山はすっかり秋で、このような花を見たのはここだけ
    でした。
    _DSC_45831205チシマギキョウと登山道.JPG
12:11 キレットへの道
    _DSC_45881211キレット分岐.JPG 
12:22 頂上が見えた
    霧の中に頂上らしきところが見えました
    計画より2時間遅れの到着でした
    _DSC_45901222頂上が見えた.JPG 
12:23 赤岳頂上
    _DSC_45921223頂上.JPG
           360度の眺めがあるはずですが、ガスっていて周囲の山は
    見えませんでした
    ようやく着いて一呼吸している間にぽつりぽつり雨が降り
    始めたかと思うと雷が鳴り大粒の雨が降り出しました。    
12:37 頂上出発
    急いで雨具を付け、下山開始です
    _DSC_45981237頂上出発・雨が降り出す.JPG
12:39 頂上山荘
    下りは橫岳方面へ向かい、地蔵の頭から行者小屋へ下る
    ことにしました
    下り始めるとすぐに頂上山荘がありました。
    小屋は休業中でした
    _DSC_46001239頂上山荘.JPG
12:43 県界尾根分岐
    雨で川のようになった尾根道を歩きました
    _DSC_46031243県界尾根分岐.JPG
13:19 赤岳天望荘
    鎖に掴まって岩の斜面を下る場面もあり、苦戦して
    しばらく行くと天望荘に着きました
    ここは営業していて中で休むことも出来ましたが
    混んでいるようでしたので、よらずに先を急ぎました
    _DSC_46091319天望荘.JPG   
13:20 天望荘から縦走路
    ここを過ぎればすぐに「地蔵の頭」と思っていましたので
    道を間違えたか?とちょっと心配しました、そう思った次の
    瞬間に「地蔵の頭」が見えました
    _DSC_46101320天望荘から縦走路.JPG    
13:25 地蔵の頭
    雨が小降りになったので一休み
    _DSC_46321338地蔵の頭.JPG
13:34 地蔵の頭から赤岳
    _DSC_46241334地蔵の頭から赤岳.JPG  
    中腹にある建物が赤岳天望荘です
13:35 地蔵の頭から阿弥陀岳
    _DSC_46271335地蔵の頭から阿弥陀岳.JPG
    雨でカメラのレンズが濡れてしまいぼけた写真になって
    しまいました
13:35 行者小屋への下山道
    _DSC_46291335地蔵の頭から下山道と行者.JPG
    手前の尾根を下って足元に見える行者小屋を目指します
13:47 下山途中、目線を遠くに移すと諏訪湖が見えました
    _DSC_46331347地蔵の頭から諏訪.JPG
    下る途中で雨は上がり、雨具を脱ぎました
    遠望も少し効くようになりました
14:55 行者小屋
    地蔵の頭からここまで約1時間半。ほぼコースタイムと同じ
    時間で着きました   (休憩)
    _DSC_46501455行者小屋.JPG
15:16 赤岳を振り返る
    小屋の前からは赤岳がくっきりとみえました
    _DSC_46531516行者小屋から赤岳.JPG
15:17 小屋と横岳付近の稜線
    _DSC_46541516行者小屋周辺状況.JPG
    横岳(もしかすると硫黄)から張り出す尾根の岩峰
    _DSC_46571517行者小屋から横岳.JPG
15:22 行者小屋出発
16:40 窟屋
    途中大きな岩がご神体の祠があり、行者が修行した
    あとのような石仏がありました
    _DSC_46661640窟にて.JPG
    ここで一休みしました
17:47 美濃戸山荘

    北沢・南沢合流
17:53 駐車場
    行者小屋からは「あとはだらだら道を下るだけ」と甘く見て
    いましたがその道は長く、コースタイム 1:40 のところ
    2:31 かかってしまいました。
    疲労困憊でした。


                    
    

    後記
    久しぶりで高山に登ってきました。もう少し稜線で高山を味わって
    来たかったと思いますが、一応目的地にはたどり着くことができて
    満足しています。
    コロナ禍で医療関係に負荷をかけることは絶対に避けなければと
    思っていましたが、事故なく行ってこれたことについて安堵して
    います。

   


    
    

    

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