武尊山登山開始・武尊牧場スキー場ロッジ [山日記]
6月8日 梅雨の合間を狙って武尊山へ登って来ました。
天気の予測は見事に的中し、午前中は日が照って青空が見えるほどの登山日和よりでした。
武尊牧場に朝8時前に着き、身支度をして出発です。
ロッジの脇につけられた登山道を登って車道に出て、そこからは車道を歩く。
写真は車道に出た辺りからロッジを見下ろした。
車道を歩いてスキー場の上の方まで来るとこれから登る武尊山が
雪を頂いて輝いていた。
天気は上々で、お日様が照って暑いくらいだ。
スキー場の上に出ると平らな牧場が広がっている。
その牧場のちょうど真ん中あたりで、登山道は右に曲がって緩やかな
登りが続く。登っていく背中の方角に日光白根が高くそびえていた。
牧場が終わり、新緑の樹林帯に入って緩やかな道が続く。
T字路に出たところに小さな湿原があり水芭蕉が咲いていた。
少し登りの傾斜がきつくなって来る頃、時々雪の上を歩くようになりまもなく
避難小屋に着いた。
戸は開いたままで中は物が散乱しているように見えた。
樹林帯の中を登る。
少し南側が開けたところから皇海山が見えた。
木々がまばらになってきて視界が良くなった。
行く手を見上げれば頂上と思われる緩やかなピークとその左側に
仲の岳と思われるでこぼこ頭の山が見えた。
足下は雪の上か雪解け水でぐちゃぐちゃの道が続く。
樹林帯の間から北側を見ると、豊に雪を残す越後の山々が連なっていた。
たっぷりと雪が残る尾根道の視界が開け周囲の山がよく見えるようになった。
尾瀬ヶ原を挟んで右に燧ヶ岳、左に至仏山が見える。
これは右側の燧ヶ岳。
鎖場付近から仲の岳を見る。武尊山頂上は仲の岳の左側を巻いて仲の岳の
ちょうど向こう側。
写真の左へ延びて行く尾根は前武尊山へ続く。
鎖場付近からは周囲の山が良く見えた。
鎖場を越えるとまたまた大きな雪田。
仲の岳を右回りに巻いて行くと前武尊への分岐点に出た。
頂上へはそこを右に進む。少し下ってから、雪田の上を歩く。
仲の岳を巻く辺りから雪が多く前武尊への分岐点についてあと少しと思ったが
そこから更に雪の道が続いた。
上空は黒い雲がわき始め、剣が峰の尾根は時折雲に隠れた。
日本武尊の像を通過するとやっと頂上に着いた。
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