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丹沢主稜縦走 [山日記]

5月18日(土) 丹沢主稜縦走を行いました

これから始まる夏山に備えて、現在の体力の把握と山に慣れることを目的として
この数年シーズン始めに行っている山行です。  

6:32    小田急線相武台前発

7:15頃   新松田着
7:20    バス、満員で座れずあとのバスにしました
7:30    バス、新松田発

8:40頃   西丹沢ビジターセンター着 
       バスが終点に近づく頃になって雨が降り始め、着いた時は
       かなりの勢いで降っていました。
       運転士さんにお願いしてバスの中で雨具をつけさせて
       頂きました。
       ビジターセンターの中は登山者でいっぱいでした。
       登山届けを出して雨の中を出発しました。
8:55      ビジターセンター発
       歩き始める頃雨は小降りになってくれました。
       歩き始めてすぐの道端にここから先は神の領域という
       祠があるので、お参りをしていきました。
                       C000203西丹沢ビジターセンター.JPG
9:02   ツツジ新道入り口 
                       C000501ツツジ新道入り口.JPG
9:18   しばらく急な道を登ると尾根に出たようなところが有ります。
      ここからは新緑に包まれた明るい山道が続きます。何とも気持ちが良い
      道です。 
                       C000802稜線出会い.JPG
     「尾根に出たような」と書きましたが、ここからの道は「ゴーラ沢出会い」
     まで山の中腹を巻くようななだらかな道が続きます。新緑の気持ちよい道です。
                       DSC_8042ツツジ新道新緑の美しさ.JPG
     右手の谷を隔てた対岸の山は雲が低く垂れ込めていました。
                       DSC_8043新道から新緑雲が低く稜線が見えません.JPG
9:53        ゴーラ沢出会い着
     明るく開けた河原を渡って、いよいよ急な登りが始まります。
       一休みしたいところですが、バスの時間等で予定より遅れ気味なので
     休まずに登り始めました。
             DSC_8048ゴーラ沢出会い.JPG
     階段がついています。
         DSC_8050いよいよ急な登り.JPG 
10:33  前に来たときに時間がなくて引き返したポイントまで来ました。 
     展望台まで300mと書いてあります。
        DSC_8052以前引き返した所 展望台まで300m.JPG
10:40頃 展望台通過
10:45  ようやくミツバツツジが見えました。
     それにしてもぱらぱらと見えるだけで寂しい限りです。 
        DSC_8056ミツバツツジが咲いていました.JPG 
     高度が上がるにしたがって新緑の緑は色が薄くなり芽吹いたばかりの
     柔らかな雰囲気が漂います。
        DSC_8065色浅き新緑.JPG
     シロヤシオのつぼみもありました。(葉っぱはミツバツツジのようですが?)
        DSC_8068シロヤシオのつぼみ.JPG
12:00  石棚尾根分岐 
     この付近まで登ってくると晴れていれば西の方に富士が見えるのですが
     今日はそれを望むべくもありません。
     ここから檜洞頂上へはもう一息です。      
        DSC_8070石棚山分岐着石棚尾根出会い.JPG
     1500mを超えたと思われるこの辺りは新緑の実感はまだ少し先のようです。
        DSC_8071新緑は芽吹いたばかり春浅く新緑なし.JPG
     頂上までは木道がつけられていますが、草原には小さな黄色い花が沢山
     咲いていました。
        DSC_8072黄色い花黄色い花.JPG
12:16      檜洞丸山頂着  
     記念写真だけ撮って蛭ヶ岳に向かいました。かなり疲れていましたが、
     トレーニングなので躊躇はしませんでした。
        DSC_8074檜洞着檜洞丸頂上着.JPG
12:29  檜洞丸出発
              臼ヶ岳への第1歩です。
                      DSC_8079蛭へ向かう檜洞山頂出発.JPG
     道は何処までも下っていくような急な道が続きます。   
                      DSC_8086姫次とシロヤシオ.JPG
                下る途中、道の右側を振り返るように見たとき写真の山が見えました。
      周囲に高い山がなく存在感がありました。地図でみると「同角の頭」
      というピークのようです。 石棚山かと思いましたが、地図で見ると
      同角の頭の尾根が手前にあって見えそうに有りません。
                      DSC_8091石棚山か4.JPG
               目を左に向けると蛭ヶ岳から北に延びる尾根が見えました。
      昨年歩いた丹沢主脈の稜線です。
           尾根は突端近くの姫次というところで向きを変えてて北東に続きますが、
         写真で見える突端の山は「袖平山」と思われます。
                      DSC_8095姫次尾根2.JPG
13:00  金山谷乗越 
                      檜洞の下りもようやく終わったようです。
                      この付近はガレた鞍部でした。
                      DSC_8098金山谷乗越1.JPG
                振り返ると檜洞丸が見えました。
         DSC_8104檜洞を振り返る.JPG
     道の前方にはこれから向かう「臼ヶ岳」と思われるピークが見えました。
     まだかなりかかりそうです。         
                      DSC_8106臼ヶ岳2が見えた.JPG
     蛭ヶ岳と思われる方角には雲が低く垂れ込めて蛭が岳のピークを確認する
     ことは出来ませんでした。 
                      DSC_8107雲かかる蛭ヶ岳.JPG
     ミツバツツジがきれいに咲いていました。
                      DSC_8111ミツバツツジ4.JPG
13:30  神ノ川乗越
     これから臼ヶ岳の登りが始まりますので、一休み。
         DSC_8113神の川乗越1.JPG 
       姫次の尾根がずっと近づいてきました。
         DSC_8115姫次の尾根が近くなった.JPG 
14:08  臼ヶ岳着
     ずいぶん時間がかかってしまいました。  
         DSC_8117臼ヶ岳2 (2).JPG
     一休みしてすぐに蛭ヶ岳に向かいます。臼ヶ岳から蛭に向かう登山道の
     様子です。芽吹いたばかりで新緑にはもう少し時間がかかりそうです。 
         DSC_8122臼から蛭へ2.JPG
      木の間から振り返って見ると、大室山と思われる山が見えました。
      堂々とした山容です。  
         DSC_8127大室山2.JPG
      臼ヶ岳から蛭ヶ岳への道を行くと、右手下に谷が見えました。「熊木沢」
      と思われます。
         DSC_8133ユーシンの上流?.JPG
15:05  蛭ヶ岳の登り、くさり場。蛭の上りはいくつかこのような鎖場があり
     ました。 
         DSC_8134蛭のくさり場.JPG  
              蛭ヶ岳の頂上付近と思われる岩壁が見えました。道標にはあと200mとの
     表示もありました。 
         DSC_8140蛭の頂上が見えた.JPG    
     目を足元に移すと可愛いピンクの花があちこち咲いていました。
         DSC_8143ピンクの花3.JPG
     急な登り道を登り切るとなだらかな斜面の道になりました。
     満開の山桜が私を歓迎してくれました。 
         DSC_8144山桜1が迎えてくれた (2).JPG  
              振り返ると臼ヶ岳が雲間に頭を出していました。
     ピークの右下の雲がかかっている辺り、大規模な崩落のあとがあり、
     臼ヶ岳の目印になっています。 
                    DSC_8151臼ヶ岳2が雲間に見えた.JPG
15:39  蛭ヶ岳着
     最後の木道を登り詰めると蛭ヶ岳山荘がありました。
                     DSC_8153蛭着.JPG 
    自分で作ってもって行ったゆで卵を食べてエネルギー補給をしました。
    小屋に泊まる人が写真を撮っている位で、これから歩き出す人は見当たり
    ません。 
                      DSC_8155記念撮影2蛭ヶ岳.JPG
15:55 蛭ヶ岳出発
        小屋の前に立札がありそこから丹沢山への道がツ事来ます。

                      DSC_8156蛭よさらば蛭ヶ岳.JPG
     比較的緩やかな下りが始まりました。少し行くとこれからのコースが
     見渡せるようになりました。枯草に覆われた尾根道が続いています。 
                       DSC_8158これから向かう登山道.JPG
     丹沢三峰と思われる峰々
        DSC_8159山桜と宮ヶ瀬方面.JPG 
     尾根道を飾る山桜
              桜の向こうに道が見えます。
        DSC_8164山桜と登山道.JPG
     丹沢三峰と宮ケ瀬ダム
        丹沢三峰と思われる山の左手に宮ケ瀬ダムの水面が見えていました。
        DSC_8165宮ヶ瀬ダム.JPG
     蛭が岳を振り返るとガスの中に山頂の小屋が見えました。
        DSC_8167蛭を振り返る.JPG
     蛭から最初の鞍部まで下りると、そこからちょっとした岩登りでした。
     登り着いたところは「鬼ヶ岩」です。
        DSC_8169鬼が岩.JPG
16:42   棚沢の頭
      尾根の広いのんびりとした道を走るように先を急ぎました。
        DSC_8171棚沢の頭.JPG
     不動の峯への登り。
     あちこちに山桜が見えました。
     その向こうにはあちこちガレた斜面がありました。
        DSC_8174ガレた山肌.JPG
     たどってきた稜線の向こうの雲間に臼が岳が影のように浮かんでいました。
        DSC_8176雲間の臼2 (2).JPG
16:42  不動の峯
     この付近もなだらかな尾根道が続いていました。
        DSC_8177不動の峰.JPG
     東側が開けて丹沢山が見えました。頭は雲の中でしたが・・・
        DSC_8178丹沢への道.JPG
16:47      不動の峯休憩所
     休憩所は横目に見ながら先を急ぎます。
        DSC_8180不動の峰避難所.JPG   
     なだらかな道が続きます。
        DSC_8188丹沢の登り.JPG
     丹沢山が近くなってきました。
     しかし、もう一段下に降りなければなりません。
        DSC_8190丹沢山への道.JPG
     下に見える道から丹沢へ向けて最後の上りです。
        DSC_8191丹沢山の頂上にガス.JPG
     くたびれていますので、丹沢の登りはかなりつらい状態でした。
17:28 丹沢山到着
    ここに泊まる人たちが数人外のベンチで夕飯の支度をしているようでした。
    私はパンをかじって水を飲んで、重いカメラはザックにしまいました。
        DSC_8193丹沢山に着いたみやま山荘.JPG
17:33  丹沢山出発 バカチョンカメラをポケットに入れて出発です。
        DSC_8194頂上.JPG
     出発前に頂上の様子を撮りました。
        DSC_8195頂上の眺め.JPG
     龍ケ馬場
        少し暗くなってきました。
        ERIMG0012_02龍が馬場.JPG
     塔ノ岳への道
        塔の岳へはおおむね下りなのですが、登ったり下ったりはあります。
        上りになるとがっくりとペースが落ちます。
        ERIMG0013塔の岳への道.JPG
     塔ノ岳まであと1.1km この辺りは日高というのでしょうか?道標には
     そう書いてありました。
        ERIMG0014_02日高.JPG
     丹沢主脈線と書いてあります。
        ERIMG0015_02主脈.JPG
     塔ノ岳の少し手前から道は登りとなり喘ぎながら登りました。
18:39  塔ノ岳山頂着

     小屋は明かりがつき、刻々と夕闇が迫っていました。 
        ERIMG0017_01塔の岳山頂.JPG
     山頂の道標
        ERIMG0019_01塔の岳山頂.JPG
     休むこともなく大倉へ向けて下り始めました。
     下り始めて懐中電灯をつけました。


     塔の岳→金冷やし→花立→堀山の家→駒止茶屋→見晴らし茶屋→分岐→
     合流→観音茶屋→バスセンターまで600m地点→バスセンター、
     距離は7キロもありますが地図も大体頭に入りましたので安心して歩く
     ことができました。

     しかし、このコースは石がゴロゴロしている区間が多く、歩きにくく、
     疲労が何倍にもなります。

21:24  バスセンターまで600mの道標
     ここにくると「着いた!」といった気持ちになります。

        ERIMG0023_01バスセンターまで600m.JPG

21:31  大倉バスセンター着
     売店の明かりも消え、すでにバスはなく電話でタクシーを呼んで渋沢駅に
     出ました。

     駅周辺には簡単に食事をする店もないので、そのまま電車に乗りました。
23:00頃 家着
     疲れました。軽い食事をして、ビールを2本飲んで、風呂に入って
     休みました。


     あとがき

     年とともに体力が減退していくのを実感しております。そのためシーズン
     初めには今の自分の体力がどの程度あるのか確認をして、それに沿った
     計画を立てていきたいと思い、数年前から丹沢縦走を行っています。

     今回のコースタイム

     全行程 22.8km  トータル時間 12時間36分(休憩含む)

           地図のコースタイムは 12時間15分

     ゆえに地図のコースタイムより21分時間がかかったことになります。

     今後の計画には少し余裕を見た時間設定が必要と思いました。 
      


                 「完」     
          
        

    
                            

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