丹沢主稜縦走 [山日記]
6月26日(日)大倉から登り、塔の岳、丹沢山、蛭が岳、檜洞丸を経て西丹沢自然教室までのコースに挑戦
5:45 相武台前発
6:20 渋沢駅着
6:40 渋沢駅発臨時バス(定刻より10分ほど早く臨時便が出ました)
6:53 大倉着
レストハウスで登山届を出し、蛭対策の食塩を頂いてから歩き始めました。
塩は蛭を見つけた時に駆除するためのもののようでした。
6:55 大倉発
同じバスで来た人たちはみんな先へ行ってしまい、一番しんがりを
ゆっくり歩き始めました。
7:37 山道に入ってしばらく行くと道が二股に分かれていました。どちらを
通っても700m先で合流するとのことで、私は大観望という見晴台を
通る左側を進みました。
7:52 大観望
ここには大倉高原山の家という山小屋があってその手前にこんな門が
あるのでした。
左側に塔ノ岳、右側に丹沢の門と書いてありました。向こう側から
この門を見ると、大倉方向、秦野の門と書いてありました。
小屋の前は展望台になっていて、眼下に秦野の街、その向こうに
相模湾が見えました。 小屋では水が20円で売っていました。
8:05 合流点 先ほど左右に分かれた道の合流点です。私が歩いてきた道は
右側の広い道、別の道は狭い道のようでした。
8:25 一本松
8:29 相川 木の幹に「相川」と書いてありました。このコースは所々
このように整備された気分の良い散歩道のようなところがありました。
8:42 駒止め茶屋
これから傾斜がきつくなるぞと言わんばかり、平坦な道が終わる
ところに小屋がありました。
大分高度が高くなったと見えて、表尾根が良く見えるようになりました。
これが「二の塔」なのか「三の塔」なのか確認しませんでしたが
稜線に小屋が2つ見えました。
9:07 堀山の家
ここまで小屋はたくさんありましたが、どこも休業中のようでした。
しかし、ここは人がたくさん居て活気がありました。
小屋の前に休むところがあって、沢山の登山者が休んでいました。
木の間から富士が見えました。
もう雪はわずかに沢筋に残っているだけです。
9:13 少し登ったところから見た富士
9:46 さらに登ったところから見た富士
8:48 ガレ場のだんだん道が始まる
歩きにくい
9:54 花立山荘
見晴らしの良いところでしたが、富士は雲で少し顔を隠して
しまいました。
愛鷹連邦や箱根連山が良く見えました。
右奥に見える山並みが愛鷹連邦、その手前、左の方に伸びている
のが箱根です。
10:27 金冷し(鍋割尾根分岐)
真っすぐに行くと鍋割山、塔ノ岳は右の方へ登っていきます。
10:45 塔ノ岳山頂
大きな小屋と大きな広場の塔ノ岳に着きました。
予定より1時間近く余計にかかってしまいました。
ここでも一休みして景色を眺めました。
小屋の向こう側以外はぐるっと展望が開けていました。
これから行く蛭が岳、檜洞丸、目を南に移せば駿河湾が眼下に
広がっていて、真鶴半島や江の島が確認できました。
大山と表尾根その向こうに駿河湾
10:58 塔ノ岳発
塔ノ岳を出ると急に人が少なくなりました。
少し歩いて振り返ると塔ノ岳はこんな姿をしていました。
丹沢山へ向かう途中、檜洞、臼が岳が良く見えました。
11:59 丹沢山着
小屋(みやま山荘)のご主人に「これから西丹沢自然教室まで行くの
ですが、ゴーラ沢は渡れますか?」と聞きました。私は増水して渡渉が
できないことを想定していたのですが、雨が降ってもそれほど増水する
沢ではないとのことでした。それよりも私を見て無理はしない方が良い
とのことでした。私は途中に小屋もあるから無理はしないことを約束して
蛭が岳へ向けて出発しました。
12:11 丹沢山出発
丹沢山を出てしばらくして振り返ると丹沢の頂上と塔ノ岳の頂上が見えて
いました。(右手奥に三角に見える山が塔ノ岳です)
12:38 蛭が岳への道
丹沢からの道が下り切って登り始めるとのどかな草原の中を行く
ようになりました。先ほど丹沢山の上り辺りから見ると、
ここを登り切ればあとは蛭の頂上近くまでなだらかな風景が続いて
いるように見えました。
12:48 不動の峰休憩所
12:55 不動の峰
13:06 棚沢の頭
13:20 鬼ヶ岩
このコース唯一と思われる岩場(この付近だけ)。鎖場はあちこちに
ありましたが、稜線に大きな岩が露出して岩山のような様相を呈して
いるのはここだけでした。蛭の頂上はもうすぐです。
鬼ヶ岩から蛭が岳
鬼ヶ岩から檜洞丸と臼が岳
蛭の頂上の左側に檜洞がその手前の尾根を左にたどって頂上付近が
ガレているところが臼が岳です。
13:51 蛭が岳山荘
蛭が岳山頂
頂上は数人の登山者がいるだけでした。
14:03 蛭が岳出発
檜洞への第1歩を踏み出すところに「ここから檜洞までは
アップダウンが多く体力消耗が激しいので体力と計画に余裕を
もって行動するように」と注意書きがしてありました。
蛭からの下り初めて臼が岳、檜洞丸を見る。まだまだ遠い!
手前のガレた頭が見えるのが臼が岳、その向こうの尾根をたどって
一番高く見えるのが檜洞丸
途中、足元に咲いていた***オダマキ
14:58 臼が岳に着く少し手前で蛭が岳を振り返る
15:01 臼が岳着
樹林の中に臼が岳の道標がありました。実際のピークは南に張り出した
尾根にあるようですがそちらへは行かず、一休みして出発しました。
15:15 臼が岳発
15:31 神ノ川乗越
15:52 檜洞が近づいた!
16:07 石棚山
下り切ったと思われる頃、石棚山が間近に見えました。
16:41 青ヶ岳山荘
みやま山荘のご主人が言っていました、「今日は青ヶ岳山荘は
休みかも知れない」は当たりでした。人影が全くありません。
16:43 今日歩いてきた山々
5月にここに来た時も同じ景色を見ましたが緑が濃くなって
夏が近づいたことを感じます。
16:45 檜洞丸到着
大分時間がかかってしまいましたが、ようやく檜洞丸の頂上に
着くことができました。疲れました。蛭が岳に「体力と計画に
余裕をもって・・・」と書かれていたのは適切なアドバイスで
あったと感じます。ともあれバスに間に合う時刻に着きました。
16:46 下山開始
頂上にはもう全く人影はありません。
バスの時刻があるので、休まずに下山開始です。
16:56 つつじ新道分岐
正面に石棚山。ここを右に下るルート(つつじ新道)を行きます。
カメラはザックにしまって、歩くことに専念します。
17:34 展望台
17:38 1年前にこのルートを歩いて時間がなくて引き返したところ。
18:05 ガーラ沢
18:35 登山口(林道出合い)
18:43 西丹沢自然教室到着
檜洞丸からちょうど2時間。 少し余裕をもってバス停に着きました。
ところがどうでしょう。当然終バスを待つ登山者が大勢いるものと
思っていましたが、駐車場には車が数台止まっているだけで、バスも
登山者の姿もないのです。時刻表を見間違えたかと思いましたが
発車時刻の1,2分前にやっとバスがやってきました。運転士さんに
聞くと、この時期、この終バスに乗る人は少ないのだそうです。
ヤレヤレ!
18:58 バス発車
20:10頃 新松田
21:00頃 相武台前
21:15頃 我が家 完