SSブログ

蝶が岳へ行って来ました [山日記]

2016年10月28日(金)午後出発 車で長野県安曇野市の豊科へ向けて出発しました。
  天気は悪く、家を出るときは雨が降っていて、途中も同じような状態でした。
  豊科駅のすぐ近くのホテルに入ったのは6時過ぎで、ゆっくりしてから近くの
  お好み屋さんで夕飯を食べました。明日に備えて、お酒は控えました。

  10月29日(土)
    朝、起きると、うまい具合に雨は止んでいました。持参したパンとおにぎりで
    軽い食事を済ませ、ホテルを出ました。

    6:00   ホテル出発
        市街地から田園地帯を抜け、山間に入っていき、途中から、細い林道を
        しばらく走って、駐車場に着きました。駐車場には20台ほどの車が止ま
        っていました。

    6:40 三股駐車場着
        雨とまではいかず、霧雨が降っていました。トイレを済ませ、上下雨具を
        着て出発しました。
          1610294842駐車場.JPG
         
           7:09   駐車場出発 
          1610294847本沢の流れ.JPG

    7:25 三股着 きれいなトイレと小さな小屋がありました。
          1610294848三俣.JPG
          ここの標高は1350m。登山届を出していよいよ登山開始です。

    7:38 常念岳分岐
                            1610294853常念への分岐.JPG
      
    8:02 力水
          ガレたような斜面から水が流れ出ていました。
          1610294856力水.JPG  
 
    8:08 標高1500m地点
          1610294857標高1500.JPG  

      8:12 蝶が岳まで5.4k(三股から1.0k)の地点
          1610294858三股から1K.JPG

    8:39 蝶が岳まで4.2k地点
    9:18 まめうち平(蝶が岳まで3.9k)
        少し広いところで、休むには格好の場所で、何人かの登山者が休んでいました。
        私は休まずに進みました。
          1610294861まめうち.JPG

    9:51 標高2000m(蝶が岳まで3.1k)地点
          1610294864標高2000.JPG

    10:16 蝶沢(標高2140m、蝶が岳まで2.4k)
          登山口付近の沢沿いの道を除いて、川を渡るのはここ一か所だけでした。                   
          1610294866蝶沢を渡る.JPG

    10:58   蝶が岳まで1.7k(標高2350m)地点
          1610294866蝶沢を渡る_01.JPG  

    11:51 蝶が岳まで0.9k(標高2500m)地点
          この辺りになると針葉樹はまばらになってきて、森林限界に近づいたこと
          が感じられました。
            1610294871木がまばらに.JPG 

   12:13 大滝山分岐
                          1か月前に行った徳本峠に続く大滝山へのコースを示す道標がありました。
          1610294878大滝山分岐.JPG

    12:29 蝶が岳ヒュッテ着
           大滝山への分岐点を過ぎ、ハイマツの中を歩くようになると、稜線はもう
         間近であることが判りました。そして感動的な瞬間が訪れました。
         1610294883稜線に出ると.JPG
         ちょうど雲が切れたところに何と、穂高が見えているのです。一瞬、何が
         見えているのかわからなかったほどです。しかしまぎれもない奥穂高、涸沢岳、
         北穂高岳が見えているのです。この後、雲で隠れてしまい、ほんの一瞬の
         出来事でした。

   12:29 蝶が岳ヒュッテ着
         1610294885蝶が岳ヒュッ.JPG
         宿泊の手続きをしてから、散策に出かけました。

   13:17 蝶が岳山頂(2677m)
         1610294889蝶が岳.JPG 
         蝶が岳山頂は小屋から南側の緩やかな斜面を登っていったところにありました。
         登ってきて稜線に出たところに立っている道標には、右方向に蝶が岳、
         常念岳と書いてありましたが、これは間違いで、正しくは右、常念岳、
         蝶が岳ヒュッテ、左、蝶が岳山頂と書くべきでしょう。

         蝶が岳から北を向くとすぐそばにヒュッテがあり、その向こうは霧で何も
         見えませんでしたが晴れていれば常念が見えるはずでした。
         1610294896蝶から常念方.JPG
         ヒュッテから少し常念寄りにピークがあり、方位版がありました。
         そして、その向こうは緩やかなハイマツの斜面をに下っていくようでした。

   13:49 穂高をバックに           
         1610294921穂高を背に.JPG
         梓川の上空を埋めた雲は風であわただしくその姿を変え、時折雲の切れ目から
         奥穂高およびその周辺の山々が顔を出します。
         
   13:55 槍ヶ岳も見えた     
         北の方の空の雲が切れて槍ヶ岳が先端を見せた。
         1610294937槍も見えた.JPG

   14:19 雷鳥がいました。
         ハイマツの茂みの上を白い鳥が飛んでいるのを見つけました。背中はまだ
         黒く、すぐに雷鳥だとわかりました。結構遠くまで飛んで岩の上におりました。
         あとを追って何とかカメラに収められる距離に近づいてシャッターを押し
         ました。
         1610294949雷鳥も.JPG
         越冬の身支度で、白い羽毛を蓄えてすごい太い足に見えました。
         すぐに飛び立って今度は遥か遠くの岩の上に行ってしまいました。
         1610294950飛ぶ雷鳥.JPG
         1610294951飛ぶ雷鳥.JPG

    15:00頃 ヒュッテ帰着

         2時間ほどぶらぶら歩いてからヒュッテに戻り、ストーブにあたって、
         冷え切った身体を温めていました。
         誰かが、夕焼けだ!というので外に飛び出しました。

   17:11 夕暮れ    
         乗鞍の上に広がる秋の雲   
         1610295017乗鞍と雲.JPG  

         前穂高の左側に沈む夕日
         1610295021穂高の夕焼け.JPG

   17:11 日没後の槍穂高連峰
         1610305249パノラマ槍穂.JPG 

            この日は早く布団に入ったのですが、掛布団が重くて寝付けませんでした。
         寝付けない頭で、小屋に着いた時に小屋の人が言っていたことを思い出して
         いました。
            私が小屋の人に明日は常念を回って三股に下りるつもりだというと、
         小屋の人は「かなり距離があり、常念から下る道は遭難する人が多い」と
         言っていたのです。私は年寄りの単独行、どんなことがあっても人に迷惑に
         なるような行動は慎まなければなりません。どうしたものかずっと考えて
         いました。
         結局、常念にはこだわらず、翌日の体調と天気を見て決めることにして、
         いつしか眠ったようです。
         
 10月30日(日)
         夜中に小屋の窓越しに外を見ると星が見えていました。常念に行くなら
         できるだけ早く出なければと思い、4時に起きて支度をしました。
   
   4:30頃 外へ出てみました。     
         すごい風です。立っていると風でもっていかれそうです。
         身体も疲れが残っているのが判りました。そこで私は
         「下山は昨日来た道を下りることにして、時間が許す限り、稜線の
          景色を楽しんでから下りよう!」ということに決めました。

           カメラと三脚と、食料と水をもって小屋を出ました。常念へのコースを
         歩き始めました。途中までは昨日歩いた道です。  
             風にあおられてよろよろしながらの歩行です。
                   
           5:31   東の空が白み始めました
           1610305064朝焼け2.JPG
                         
    
    5:54 穂高の頭はまだ雲の中で、梓川下流の焼岳は全容が見えていました。
        正面の少し遠くに見えるのが焼岳です。
        右上の雲がかかったところに前穂高、その右側に奥穂高と続くのですが
        この時刻にはまだ、穂高、槍の頭は雲の下でした。 
              1610305071上高地の夜明.JPG 

         常念岳、大天井方面
           1610305078常念岳.JPG 
         昨日は全く見えなかった方角が晴れてよく見えます。
        右側に見える丸い頂上の山が常念岳、左奥の山並みは定かではありませんが
        一番高いのが大天井(オテンショウ)岳と思われます。

   6:19 日の出
        雲海の上に日の出がありそうでしたが、丸い太陽は見えませんでした。
          1610305142日の出.JPG

   6:27 横尾分岐
        ここを左へ下りていくと横尾に出るようです。
          1610305147横尾への分岐.JPG

  
   6:04 穂高が見えました。
       先ほどまで雲に隠れていた穂高が見えるようになりました。
       穂高を背に記念撮影。踏ん張っていないと飛ばされてしまいます。
           1610305168穂高を背に.JPG 

      朝日の穂高
        雲の下は梓川
          1610305171朝日の穂高.JPG

   7:16 蝶槍
                  地図のコースタイムでは40分位かと思われる地点に、小さなピークがあって、
         蝶槍と名前がついていました。私は1時間以上かかってここに着きました。
         常念岳がすぐそばに迫ってきましたが、時間的にみて、ここで引き返すことに
         して、ここでしばし景色を堪能しました。
           1610305225蝶槍.JPG  
                      常念にはいかなくても、眺めはここまでで十二分に堪能しました。
         いつまで眺めていても飽きることはありませんでした。
       
       6:30  槍ヶ岳
                      蝶槍から見た槍ヶ岳
           1610305279槍_01.JPG 
                     
        常念を背にして
           1610305225蝶槍にて.JPG      
         小屋の人が言っていたのは、常念の頂上から右に延びる緩やかな傾斜の
         尾根の部分が岩がゴロゴロの悪路で、よく遭難する人がいるとのことでした。
         私はコースの状況よりも、この強風に逆らって歩くことによる体力の
                      消耗が心配でした。
           
        それにしても、素晴らしい眺めで、大感激です。
        大天井から槍ヶ岳パノラマです。
          1610305248槍大天井p.JPG   

                     槍が岳から穂高連峰パノラマです。
          1610305249槍穂.JPG

       7:37 蝶槍出発
       いつまで眺めてもきりがありません。下山の時間もあるので、ヒュッテに
       戻ることにしました。
       山ひだの影が変化するので、同じ山容でもずいぶん違った表情を見せて
       くれます。

   8:05 釣り尾根
       来年行く予定の前穂(左側のピーク)から奥穂(右側のピーク)への
       いわゆる釣り尾根の姿。
          1610305287穂高_01.JPG 
        
   
        遠く御岳、雲の下の乗鞍岳、雲のかかった山のちょっと手前、霞沢岳が
        見えます。谷底には梓川の河原が見えます。      
          1610305307霞沢岳が見え.JPG

          常念岳の右奥には妙高と思われる山並みが見えます。
          1610305309妙高が見えた.JPG

                  
   8:47 ヒュッテ着 
        一休み。

   9:20 ヒュッテから下山開始
          1610305317ヒュッテと穂.JPG  
       穂高の山々とヒュッテをもう一度眺めて下山を開始しました。

   9:36 大滝山分岐
   10:23 標高2350m地点            
   10:48 蝶沢(三股まで4.0k地点)
       かなり高度は下がってきましたが、常念は良く見えています。
       谷には雲が入り込んで、常念の高さを強調しているようです。 
           1610305346常念.JPG
   11:12 標高(2000m地点) 
   11:28 まめうち平
   11:38 霧氷
                  この付近だけ、霧氷が見られました。
       木の葉に雪が吹き付けて同じように見えることもありますが、この時
       雪は降っていませんでしたので、霧が冷えた葉っぱに吹き付けて、
       凍って出来た霧氷です。
          1610305361霧氷.JPG
 
       11:55  三股まで2k地点
   12:18  ゴジラに似た木の根っこ
          1610305367ゴジラ.JPG   

   12:23 力水
   12:40 常念岳分岐
   12:42 三股
          三股から駐車場までの林道での紅葉の具合です。
          残念ながら目をみはるような鮮やかな紅葉は見られませんでした。
          1610305373駐車場近し.JPG
   12:57 駐車場 
   13:30頃 林道を下る途中、四季の里という保養所のような施設があり、そこで温泉に
        入って、食事をしました。
   14:39  温泉発
   15:22  梓川SA
          常念や後立山の山並みが良く見えました。
          1610305378SAから常念.JPG 

   20:40 途中、中央高速が渋滞で時間がかかりましたが無事家に着きました。
          

                      完
   
   


          


    
    


登山靴 [山日記]

5月3日(水)登山靴のソールを貼り替えました

かれこれ20年近く履いたと思いますが、登山靴のソールがすり減って滑りやすくなってしまいましたのでソールを貼り替えました。この靴で百名山の半分くらいを登りました。最近は軽量の靴があるようですが、今の靴でも特に重いと感じることもないのでソールを貼り替えて引き続き使うことにしました。そろそろ今シーズンの山行き始動です。


DSC_7228.JPG

鍋割山登頂ならず [山日記]

5月4日(木)今年になって初めての登山です

妻がデイサービスに行く日なので、妻が出かけて行ってから私は丹沢の鍋割山に出かけました。妻が帰宅する夕方5時前には家に戻らなければなりません。コースタイムからすると2時間ぐらい足りない計算でしたが、行けるところまで行って引き返すつもりで出発です。結果的には頂上まで0.8kmという地点でタイムリミットになってしまい、引き返しました。残念!

小田急線の渋沢駅に午前10時ちょうどぐらいに着きました。


10:35頃  大倉着

10:37   大倉出発

      DSC_7229.JPG


      鍋割山への道はビジターセンターのところの広い通りを渡って直進するのですがコース       

      の入り口に立て札が立っていました。

      DSC_7230.JPG


10:42   歩き始めて少しすると北側に塔の岳とおぼしき山が見えました。手元の低い山は

      すっかり新緑で覆われていましたが、高度が上がった部分はまだ冬の褐色の姿でした。

      DSC_7231.JPG

      濃い緑に覆われた山の肩に頭をのぞかせているのが塔の岳と思われるのでっすが??


10:55   民家のあるところを過ぎると山の中の道になり少し行くと林道に出ました。

      DSC_7233.JPG

      この林道は左から登ってきて右に上がって行くのですがすぐ下にはゲートがあって、

      一般車は入れないようになっていました。

      鍋割へはこの林道を右にたどって緩やかな登りが続きます。


11:01   大倉から0.7kmの道標

      DSC_7234.JPG

      もう20分以上歩いているのにまだ0.7kmしか来ていないと言う、納得のいかない道標
      です。


11:42   県民の森への道と分岐

      DSC_7239.JPG

      まっすぐ行く県民の森への道と右へ登って行く鍋割山への道との分岐点です。


11:45   小関廣先生像

      DSC_7242.JPG

      立て札には氏の業績が書かれていました。

      昭和30年に日本山岳連盟を結成という・・・・

      また、丹沢の国定公園登録にも尽力とのこと。
      DSC_7241.JPG


11:49   二俣

      DSC_7243.JPG

      緊急時連絡用の番号「鍋割山稜0」となっていました。道標の柱の根元の部分の白い

      看板がそれです。ここが起点のようです。


      上の写真の道標の少し先に沢を渡るところがあり橋がかかっていました。下の写真は

      この橋の上から流れを見たところです。

      DSC_7244.JPG

      流れはまだ水量が少なく源流に近い趣がありました。


11:52   小丸分岐

      小丸への道は崩落の危険があるとのことで通行止めになっていました。

      DSC_7245.JPG 


12:04   鍋割山稜1 地点

      DSC_7247.JPG


12:09   鍋割山まで1時間30分との案内がありました。3:00にはバス停に戻らねばならない

      と決めていましたので、あと1時間ぐらいしかありません。頂上までつけるでしょうか?

      DSC_7249.JPG


12:21   鍋割山まで1.9キロの表示。ここは鍋割山稜4でした。 

      DSC_7250.JPG


12:26   後沢乗越 あと1.7キロ。

      急な斜面を登り詰めると尾根に出ました。そこが後沢乗越でした。ここからは尾根道

      です。

      DSC_7251.JPG

      稜線を登るようになると、辺りには三ツ葉ツツジやシロヤシオと思われる花が咲いて

      いました。

      ミツバツツジ

      DSC_7253.JPG

     

      シロヤシオ

      去年、檜洞丸へ行ったときはツツジ新道がミツバツツジとシロヤシオの最盛期でした。

      あのときは2週間ぐらい後でしたから、少し早いような気がしますが・・・・

      DSC_7252.JPG


12:57   頂上まで0.8キロ、鍋割稜線9

      尾根になっても急な登りが続き、頂上が間近になったかと思う雰囲気が漂い、傾斜が

      緩くなりちょっと尾根が広くなったところに出ると鍋割山稜9と看板が出ていて、

      頂上まで0.8キロと書いてありました。

      DSC_7254.JPG

      ここで今日の挑戦は終わりです。下山は2時間として、すでにタイムリミットを超えて

      しまいました。

      

      隣の尾根に形の良い山が見えました。雨山辺りでしょうか?

      DSC_7255.JPG


      山桜も咲いていました。

      DSC_7257.JPG


13:08   下山開始

13:34   後沢乗越

      DSC_7273.JPG

      道は向こうの看板のところをひだりへ進み、山の斜面を下って行きます。


13:52   沢に出て少し開けたところ

      ここから先はもう急な上り下りはありません。走るように下りました。

      DSC_7275.JPG


13:56   鍋割山稜1 

      DSC_7276.JPG


14:06   二股(鍋割山稜0)

      DSC_7278.JPG

14:11   大倉まで3.5キロ

14:24   大倉まで2.7キロ

14:46   大倉まで0.7キロ

      大倉まで0.7キロを私のペースで19分かかりました。どうしてもこの道標の時間は

      納得がいきません。 測距の起点が違うのでしょうか?


15:05   大倉

      バスターミナルに着く少し前に農家の庭先にタケノコが置いてあったので買って

      きました。今夜はタケノコご飯です。

      バスターミナル

      DSC_7285.JPG

      下山してきた人の長い列が出来ていました。それでも2台目のバスに乗ることが出来

      ました。


16:40   家着 

      妻が帰宅する5時には何とか間に合いました。

      それにしてもあと30分か40分あれば頂上が踏めたと思うと残念です。でも新緑の中に

      どっぷりと身を浸すことができて気分は爽快でした。


      あとがき

      買ってきたタケノコを茹でてタケノコご飯を作りました。

      ネットでレシピを見ながら作りましたが、おいしくできました。



                            


  

積丹半島ドライブ [山日記]

5月13日(土)積丹半島ドライブ

息子のお嫁さんの実家が小樽で、実家のお父さん、お母さんとはご無沙汰続きなので、

しばらくぶりで小樽を訪問しました。夜はお父さんと一献、昼は積丹半島にドライブに

つれて行ってもらいました。

登山ではありませんが、自然探訪という意味では共通するものがありますので、ブログに

上げることにします。


小樽から余市を通って積丹へ

      積丹半島へ入ったばかりのところの海に面したところのパーキングから見た海岸

      トンネルが崩落して死亡者が出る事故があって、その慰霊碑が建っていました。

      DSC_7306.JPG



      積丹の先端に向かう途中、左側に雪を頂いた山が見えました。

      積丹岳という山のようです。

      DSC_7311.JPG



      積丹岬

      国道から海岸の方へ入って大きな駐車場に車を止めて、頭がぶつかりそうなトンネル

      をくぐると積丹岬の海が広がっていました。    

      DSC_7319.JPG

                海沿いを歩くコースもあるようでした。


      積丹岬から国道に戻って更に半島の先に向かいました。

      国道から右へ入ってしばらく行くと大きな駐車場があって、

      神威岬へ通じる遊歩道がありました。

      緩やかな登り道をたどると門があって、立て札が立っていました。   

      昔はここから先は女人禁制の地であったと書かれています。

      以前、吉野の大峰山へ行ったときのことを思い出しました。大峰山は今でも

      女人禁制を守っていて、これは長い伝統によるものなので理解していただきたい

      と立て札がありました。   

      DSC_7325.JPG


      

      女人禁制の門からは岬の先端が見えるようになりました。先端の灯台までは

      かなりの距離がありそうです。 

      DSC_7326.JPG


      振り返るとこんな景色でした。左手奥に白く見えるのは積丹岳と思われます。

      DSC_7327.JPG


      

      岬の北側に広がる眺めです。

      DSC_7333.JPG


      

      先端の灯台が近くに見えるようになりました。

      DSC_7336.JPG


      もう一度振り返るとこんな眺めでした。

      DSC_7338.JPG


      やっと先端に着きました。

      DSC_7341.JPG


      

      先端にある灯台です。

      その昔、灯台守の大変さを書いた立て札がありました。小学唱歌の

      「灯台守」を思い出しました。

      DSC_7345.JPG


      戻る途中、女人禁制の門が遠くから見えました。大峰山では女人結界門

      と書いてありましたが、門の姿はよく似た形でした。

      DSC_7350.JPG



      駐車場のレストランでお昼を食べ岩内に向かいました。

      岩内からニセコを通って倶知安に出て小樽へ戻るコースをたどりました。

      ニセコを通る途中、パーキングで一休み。

      高度が上がると白樺、岳樺の若い緑の芽は見られず残雪が辺りを覆っていました。 

      DSC_7355.JPG

      ニセコを超えると、羊蹄山が見えましたが、残念ながら中腹から上は

      雲の中でした。

      4時少し前に小樽に戻りました。


      お父様は町内会の会合で出かけて行かれたので私は一人気ままに小樽の町を

      歩いて見ました。

      

      観光スポット、小樽運河です。

      DSC_7373.JPG

      沢山の外国人で賑わっていました。


29年5月14日小樽にて

      翌日はお父様が小樽を案内してくれました。


      小樽港の入り口

      小樽港の西側にある高台に公園がありました。そこから小樽港を見渡す

      ことが出来ました。

      DSC_7397.JPG    

      

         

      小樽港の西側に突き出た半島の先端に行きました。

      海の向こうに北海道の北部に続く山並みが真っ白に見えました。

      DSC_7401.JPG


      半島の右側に見えるのは鰊御殿と思われます。

      DSC_7402.JPG



      対岸の山並みが白く光っていました。

      DSC_7405.JPG


      

      朝はまだ開館していなかった小樽市総合博物館へ行きました。

      鉄道の博物館でした 

      DSC_7400.JPG


      博物館のメインの展示 静御前(アメリカ製)

      DSC_7409.JPG

      鉄道職員の制服の変遷がわかる展示や、鉄道を敷いた時の工事の様子などが

      紹介されていて興味深いものでした。

      鉄橋を木造で建設したことが模型でも展示されていて、重量のある機関車が

      通る、鉄橋があったことを始めて知りました。


      お父様と、お昼をご一緒して小樽駅で別れて帰途につきました。


      久しぶりで飛行機に乗りました。


                       

      

 

      

      

   

      


丹沢主稜縦走 [山日記]

丹沢主稜縦走(西丹沢ビジターセンターから大倉)
 これから始まる夏の登山に先駆けて、トレーニングの意味で丹沢に出かけました。去年行ったコースを逆にたどることにしました。

 8:23  西丹沢自然教室(今は西丹沢ビジターセンターとなっていました)
                   登山届けを出して出発です。   
          DSC_7520.JPG 
        ビジターセンターを出てすぐのところに小さな祠があります。
                   祠の脇に立て札があってここにはこう書かれていました。
                  「この地点は箒沢の里と奥山の境界点であり、これより先は山の神の
                     領域であった」

                  登山口に向かって林道を歩くと、犬越路の尾根と思われる山並が緑に
                  輝いていました。いい天気です。
                   DSC_7522.JPG

 8:32   登山口
                      右側に「檜洞丸登山口」の道標があります。 ここからいよいよ登り
         が始まります。はじめは急な登りですが、少し高度を稼いでからは
                      山腹を巻くような緩やかな道になります。

 9:13   ゴーラ沢出会い
                      いつもながら明るい気持ちの良い河原で、きれいな水が流れています。
                      水量は非常に少ない感じでした。
                      DSC_7529.JPG
          河原を渡って急な階段の登山道に入ります。

 9:53    以前引き返した地点  
                     以前、檜洞を目指してここに来ましたが、
                     制限時間切れで、引き返しました。檜洞まであと2kmの地点です。
                     DSC_7532.JPG

 10:00     展望台 
                    ちょっと平らなところがありテーブルとベンチがありました。人が大勢
                    休んでいるので、通過しました。
       DSC_7533.JPG

 10:54  富士山が見えました。この辺りは傾斜が急でしたが、木の間隠れに富士山が
             見えました。
        DSC_7545.JPG

 11:00  ミツバツツジ
                   DSC_7549.JPG
                   時期的に遅いので、もう散ってしまっていると思っていましたが、
          咲いていました。きれいです。

 11:08  南アルプスが見えました。
                   DSC_7565.JPG 
                   中央に間ノ岳、右に北岳、左に農鳥岳肉眼ではくっきり見えました。

                   石棚山への尾根に近づいて一つのピークが見えてきました。
                   定かではありませんが、地図を見るとテシロノ頭かもしれません。
                   DSC_7566.JPG

 11:08 石棚山からの稜線に到着
                  ここからは、バイケイソウの上に建設された木道を歩くことになります。
                  DSC_7562.JPG

       バイケイソウと木道
                  DSC_7571.JPG

 11:25 檜洞丸山頂
                  所要時間は少し余計かかってしまいましたが、スタートが早かったので
                  少し早く着きました。
                  DSC_7572.JPG

        食事をして、少しゆっくりしました。頂上は大勢の登山者で賑わって
                  いました。
     頂上から見た富士山
                  DSC_7595.JPG
                  頂上付近の雲が取れず、格好の良い富士山がなかなか見えません。
       このとき、かろうじて頂上付近が全部見えました。

     愛鷹連峰
       DSC_7597.JPG 

 11:54 檜洞山頂出発  
                  檜洞までの調子をみて縦走に踏み込むかどうか考えることにしていま
                  したが、時計と疲労の具合を見て躊躇なく蛭ヶ岳へ向かいました。
         頂上直下にある青が岳山荘の前を通って縦走路に踏み込むと、
       それまでの賑やかさが嘘のよう。人は全く居なくなり、静かな山旅が
                  始まりました。檜洞の下りではこれからたどる主稜の山々が見渡せました。

     蛭ヶ岳(青ヶ岳山荘付近から見た)
       DSC_7605.JPG
      
     塔の岳  尊仏山荘が肉眼で見えました。

       DSC_7612.JPG 
                 少し前に鍋割へ行ったときは、稜線付近はまだ褐色でしたが、今はもう
      山のテッペンまで緑に覆われて、真夏の装いが整っていました。

 12:29  「 臼ヶ岳まで1.4km」の道標通過
 12:37   臼ヶ岳への道明るい広葉樹の林が続きます。

       DSC_7617.JPG

 12:55   神ノ川乗越
       DSC_7620.JPG 
       ここからが臼ヶ岳への登りですが、檜洞からの下りはこれでもかと
       言うくらい下りが続きました。


 13:32 臼ヶ岳着
       DSC_7622.JPG

      臼ヶ岳の頂上は樹林の中にひっそりと道標があり、テーブルとベンチが
                 設置されていました。最高点は別のところにありそうなので、尾根を
      外れて奥に続いている道をたどって見ましたが、頂上を示す道標は
      ありませんでした。臼ヶ岳の頂上付近からは蛭ヶ岳が手に取るように
      見えます。

     臼ヶ岳からみた蛭ヶ岳
      檜洞付近から見た時とほとんど同じ格好に見えます。

       DSC_7633.JPG

                臼ヶ岳の下り斜面に咲くミツバツツジ

       DSC_7639.JPG
                  姫ウツギと思われます。こんなところでお目にかかるとは思いませんでした。

         DSC_7647.JPG
    この日のコースを振り返って
                 蛭ヶ岳の登りで、振り返ればこの日歩いてきたコースが一望出来ました。
                 一番高く見えるのが檜洞丸、左端の頂上付近がガレているのが臼ヶ岳です。

      DSC_7648.JPG

       蛭ヶ岳の頂上が近くなると、至る所にミツバツツジが咲いていました。
      DSC_7651.JPG

      南側には玄倉川の源流と思われる谷が見えます。

      DSC_7662.JPG

      シロヤシオの花の向こうに愛鷹連峰が見えます。

      DSC_7665.JPG

      DSC_7667.JPG

      ミツバツツジの向こうに塔の岳が見えます。

      DSC_7671.JPG

      シロヤシオとミツバツツジの共演

      DSC_7672.JPG

      蛭ヶ岳の頂上が近くなってきました。

       DSC_7675.JPG

 15:16 蛭ヶ岳山頂到着       一休みして記念写真

      DSC_7679.JPG

      蛭頂上からこれから行く山々を見る。
                 左奥が丹沢山、真ん中が不動の峰、遠くの右端が塔の岳。

      DSC_7682.JPG

      頂上から南側の眺め。

      右側遠くに愛鷹連峰が見えます。

      DSC_7691.JPG

 15:25 蛭ヶ岳出発       小屋には寄らず出発です。

      DSC_7696.JPG

                 小屋の前に丹沢山への道を示す道標がありました。北側の下界が
                 よく見え、宮ヶ瀬ダムや相模原の町、更に遠く新宿副都心と思われる
                 高層郡もわずかに見えました。

      DSC_7697.JPG

      蛭の下りからもう一度振り返ってみました。

      DSC_7701.JPG
      下りきると今度は鬼が岩の登りです。

      DSC_7704.JPG

      登り切って蛭ヶ岳を振り返りました。

      DSC_7707.JPG

      同じところから檜洞を見ました。

      この付近だけ、丹沢には珍しい岩場です。

      DSC_7710.JPG

 16:18  棚沢の頭付近から塔の岳
                 丹沢山を超えてからこの尾根を歩きます。

      DSC_7723.JPG

 16:35   棚沢の頭から下る途中 

      DSC_7728.JPG
      西側斜面は日が陰ってきました。

 16:56 丹沢山・みやま山荘 

      DSC_7732.JPG

      日本百名山の看板がなくなってしまいました。
                 むなしく柱だけが2本立っていました。

      DSC_7733.JPG

 17:05  丹沢山出発
                 バスの時間まで余裕がないのでカメラはザックにしまって下ることに
                 専念することにしました。


 17:57 塔の岳

      意外と時間がかかってしまいました。
                 証拠写真だけ撮ってカメラはまたザックの中。
                 夕闇が迫ってくる感じがしました。急がなければ!

      DSC_7735.JPG

      花立を過ぎる頃、懐中電灯を出して足下を照らしながら歩きました。
                 しかし、この下りは行けども行けども階段ばかりで、いやになりました。
                 おまけに右足の指の付け根辺りが痛み出して、でこぼこの路面に足をつく度に
      痛みが走りました。
 

 20:22  大倉バスセンター
                 予定のバスより2本遅いバスに間に合いました。
                 このバスに乗ったのは私ともう一人の登山者だけ。 


    帰りの電車では冷房が効いていて強めの送風がされていましたが、
    その風が寒いと思われるほど体力は消耗していました。


                     

   

北岳登山 [山日記]

2017.6.30~7.2 南アルプス・北岳に行ってきました

前線が中部地方に停滞して、天候はあまり期待できない状態でしたが、最後の日ぐらいは、多少は良い眺めがあるかも知れないという、ささやかな期待を背負って、木曜日の夜から車で出かけました。


6月29日(木)

21:30  相模大野出発 同行する長男と合流、芦安に向かい出発

23:50  芦安の民宿「よしみ」到着。
              予約の際、着く時間が夜中になる旨伝えると「いいですよ」と快く受け
              付けてくれて、風呂もどうぞと言ってくれました。

6月30日(金) 
     朝、4時半に起きて支度して、宿を出ました。予想通り、外は雨でした。


  5:00  宿、出発。
       533よしみ.JPG


   5:10  芦安バス停
        宿の前の道を上って、10分ほどのところに無料駐車場とバス
        ターミナルがありました。
       534芦安バス停.JPG
       案内の人が来て、バスと乗り合いタクシーがあり、タクシーは5時半に
       出るとのこと、料金もほとんど変わらないので、タクシーに決めました。


   5:30  タクシー出発
       釣りの人と登山客8人を載せて出発です。 
       昔は「南アルプススーパー林道」と呼ばれた林道、マイカーで走れ
       ましたが、今ではマイカーは入れません。

   6:36   広河原着
                    きれいな登山インフォメーションセンターが建っていて、バスターミナル
       も整備されていました。
        535広河原バス停.JPG

   6:40   登山開始
       登山届けを出して、いざ!登山開始です。
       536広河原一景.JPG
       川が流れていて、少し上流に橋が架かっていて・・・
       上高地そっくりな地形ですが、ここはひっそりとした登山基地です。

   7:06   二股との分岐
       我々は白根御池への道を取りました。 
       540二股分岐.JPG

   7:49   第1ベンチ 
       541第1ベンチ.JPG

   8:18  第2ベンチ
       542第2ベンチ.JPG

   8:52  樹林帯の中の急登が続きましたが、やがて道は左へ巻くようになり、
        木の間から遠望が利くところが出てきました。
        薄くガスった向こうに鳳凰三山らしき山並みが見えました。
       543鳳凰方面の稜線が見える.JPG

   8:58  巻き道に入ってしばらくすると、白根御池山荘まで20分との
        道標がありました。  
       546巻き道の道標.JPG

   9:22  白根御池山荘に着きました。
       雲間から沢沿いに残った残雪が見えました。
       548小屋が見えた.JPG

   9:24  白根御池
        昔、子供達をつれてテントを担いで来たときは、この池の畔にテントを
        張ったものです。
       550お池.JPG
   

   9:26   山荘全容    
       552お池小屋.JPG

        雨は降っているし、お腹もすいたので、一休みして食事をすることに
        しました。
                   山荘の人が乾いたタオルを貸してくれて、ぬれた雨具を拭いてから
        上に上げてくれました。 

   10:23    山荘食堂
        2005年に新築したという山荘の食堂。きれいな食堂です。
        553食堂.JPG

   10:23    白根御池山荘出発
        池の畔で草滑りへ直登するコースと、大樺沢を通るルートの分岐点が
        ありましたが、我々は草滑りを登るルートを選びました。
        少し登ると、道の脇に残雪が現れました。 
       557登りはじめの残雪.JPG


   11:09 雪渓
       558雪渓.JPG

   12:10 這松 
       標高2600m位でしょうか、這松が見えるようになりました。
       562這松.JPG

   12:23 二股からの道が合流しました。
       565二股コース合流.JPG

   12:48 稜線に出ました。
       道が稜線に出たところにかなり広い雪田があり、夏道を覆っていました。
       雪田の一番下から上の方に向かって、雪の上に踏み跡がつけられていて、
       その上を歩かなければならないようでした。少し登りの傾斜がついて
       いるので、滑らないように慎重に歩いて上部の夏道に出ました。
       571尾根に残った残雪.JPG

   12:54 小太郎山分岐
       雪田から少し上がったところに小太郎山分岐という道標がありました。
       いよいよ、北岳への最後の登りです。
       573小太郎山分岐.JPG

   13:40 北岳肩の小屋着
                    雨と、御池小屋の大休止にもかかわらず、肩の小屋に着いた時刻は
                    ぴったり計画通りでした。
       578肩の小屋.JPG


  7月1日(土)
   6:20  肩の小屋出発
                   昨日と同じように雨が降る中を北岳山荘に向かいました。
                   この日は北岳を越えて農鳥小屋辺りまで行って引き返し、
                   北岳山荘に泊まる計画でしたが、天候が天候なので、とりあえず
                   北岳山荘まで行って状況を見ることにして出発しました。 
                   7758肩の小屋出発.JPG


        稜線は風が強く、岩がごろごろして歩きにくい道を一歩一歩登り
        ました。  

   6:38 両俣分岐
                  天気が良ければ進行方向右手に雄大な仙丈ヶ岳が見えるところですが
       このガスでは望むべくもありません。
                   7765両俣分岐.JPG


   7:05  北岳山頂
                   ようやく北岳山頂にたどり着きました。
        私はこれが4度目の北岳です。しかし、ガスで視界は10mかあ20mで
        頂上の様子がかろうじて見える状態でした。   
                   7771北岳山頂.JPG


   7:19  北岳発
        稜線を通って、北岳山荘に向かいました。
        雨具は完璧のつもりでしたが、どこからか吹き込んで、背中や、靴の
        の中は濡れてしまいました。 

                   カメラもすっかり濡れてしまい、北岳山荘に着いた時はレンズに水滴
        がついてしまい、写真になりませんでした。  
                   586北岳山荘.JPG

   8:30    北岳山荘着
        廊下にザックを下ろすと廊下がすぐに水浸しになるほどザックは
        濡れていました。小屋の人たちはこれから受け入れの体制を整える
        ところでしたから、ひとまず食堂に入れてもらい、ゆっくりしました。

        この小屋は乾燥室があって濡れたものが乾かせるので助かりました。  
        お昼が終わった後の食堂です。 
                   7784北岳山荘.JPG

   16:20  夕方雨が止んだ
        花の写真でも撮ろうと思い、外に出て見ました。まだガスは濃く、遠望は
                   利きません。
        7792北岳山荘.JPG


        イワカガミ 
                   7799イワカガミ.JPG

           これは?
        吹き付けた雨が凍りそうでした。 
                   7812黄色い花.JPG

        北岳草
                   ここへ来るまでの稜線の道でも、沢山咲いていて、私はハクサンイチゲ
        とばかり思っていましたが、小屋のおじさんに聞くとそれがそうだと
                   教えてくれました。花びらに雨がしみこんで透き通って見えました。
                   7816北岳草.JPG

7月2日(日)北岳山荘から下山
       昨夜のうちに今日は間ノ岳もあきらめて、下山と決めていました。
       5時に朝食をとり、荷物をまとめて出発の準備をしました。乾燥室の
       おかげで濡れたものは皆乾きました。

       小屋を出るとき登山届けの見本を写真に収めました。
       見本に使われている「北岳太郎」は私のブログのニックネームでも
       あります。小屋の親父さんにそのことを話してみました。親父さんは
       「そんなに思い入れがあるんだね!」と言っていました。 
       7843北岳太郎.JPG   


  5:51  小屋出発 
       この日も、雨と風の中の稜線歩きです。           
                  7847暴風雨の北岳山荘.JPG
    
       登山道の脇に咲く北岳草
                  7866北岳草.JPG

   6:27    八本歯分岐
                 ここまで来る間、時折すさまじい風で吹き飛ばされそうになり、稜線は
      危険と判断。トラバースする道を選びました。 小屋では残雪があるので
      出来るだけ稜線を通るようにとの説明がなされていましたが、雪があったら
      アイゼンをつける覚悟で、巻き道を進みました。

                  7868八本歯分岐.JPG

      風は穏やかで、北岳草は辺り一面に咲いていました。
                  7873北岳草.JPG

      これは何という花でしょう?
                  7875何という花?.JPG

  6:41  雪渓を渡る
       小屋で心配していた雪渓が出てきました。
       幅20~30m程の緩やかな登りのトラバースです。雪面が凍っている
       ようならアイゼンをつけようと思いましたが、靴で十分ステップが
                  切れるので、1歩1歩確認しながら渡りました。 
                  7883トラバース.JPG
         梯子がかかっていたり、鎖がかけてあったりするところがありました
       が上も下もお花畑が広がっているところが沢山あり、花を見るには
       格好のコースでした。

   7:01     八本歯尾根出会い
       右へ行くと八本歯コル、左へ行くと稜線です。我々は稜線へ出て、
       もう一度北岳山頂を通って下山する道を選びました。      
                  7889八本歯と山頂分岐.JPG

  7:22  稜線
       稜線までの道は土砂流出を防止する丸太で作った階段状の道でした。
                  稜線はやはり風が強い状況でしたが、ここからはこの道しかありません。
                  7899稜線.JPG

   7:53    北岳山頂着
      頂上に着いた時、雨も風も幸い小康状態でしたが、視界は開けない
      ままでした。
                  7915帰りの山頂.JPG
       
       北岳山頂のお地蔵さん 
                  7928地蔵さんと山頂標識.JPG
   8:11    北岳出発

   8:30   両俣分岐  
                  7932両俣分岐.JPG

   8:44    肩の小屋
       小屋の中には入らずに通過しました。
                  7936下りの肩の小屋.JPG

       北岳草 
                  7942ぬれた北岳草.JPG
     
   9:17    小太郎山分岐  

      この辺りまで下ってくると、少し遠くが見えることがありました。
      甲斐駒だけでも見たいと思ったのですが、そこまでは晴れてくれません
      でした。
                  7961小太郎山分岐.JPG


      草滑りへ下りていくところの残雪です。
      この残雪の上部で初老の外人夫婦の登山者に会いましたが、ご婦人は
      サンダルのような履き物で歩いているのには驚きました。ひと言ふた言
      言葉を交わしましたが、後から登ってくるのは夫だと言っていました。
      ご主人は登山靴を履いていました。無事に下山されたことを祈るばかり
      です。
                  7968稜線の終わり.JPG


  9:35     草滑りに入る
      草滑りを下り始めると晴れて来ました。
      下に広河原が見えました。
                  7979広河原が見えた.JPG

    
      鳳凰三山の山容がうっすらと見えるようになりました。
                 鳳凰の最高峰、観音岳(中央)と地蔵岳(左端)
                  7996ガスの中の広河原と観音岳.JPG

       池山尾根の谷筋に残る残雪
                  7999池山尾根の雪渓.JPG

  10:30    八本歯の頭と大樺沢左俣の雪渓
       標高が低いところは晴れて来ました。     
                  8040八本歯.JPG

       真ん中の頭の丸いのが高嶺、その少し左の頂上付近が平らな山が
       地蔵岳。よく見ると頂上の大きな岩が見えます。
                  8042_03地蔵岳.JPG

       観音岳(鳳凰三山で一番高い山です)
       右に下って傾斜がきつくなる肩の辺りが薬師岳と思われますが
       頂上の位置は定かではありません。
                  8044観音岳.JPG

  10:50  草滑りがもうすぐ終わると思う頃、眼下に御池が見えました。
       8056御池が見えた.JPG 

                  御池と観音岳
                 8066御池と観音岳.JPG 
      写真の左側、上下に長くガレた様に見える部分は高嶺から
      広河原の方に張り出した尾根の途中にあって、崩落防止の
      工事が行われているようでした。すごい工事です。

  11:09   白根御池山荘着   
      食堂でお昼を食べてソフトクリームを食べました。
      山小屋でスフトクリームを食べたのは初めてです。


      食べ終わって外に出て見ると、御池のほとりから北岳と
      八本歯の尾根方面の雲が取れて稜線がくっきりと見えました。
                 8084御池から北岳.JPG

  11:58    御池山荘出発
      樹林帯に入って振り返ると八本歯の頭と大樺沢左俣の雪渓が
      よく見えました。
                 8102樹林帯から八本歯.JPG

                 木の間から鳳凰も見えました。       
                 8106第2ベンチ.JPG

  12:44   第2ベンチ      
                 8108第2ベンチ.JPG

  12:54     第1ベンチ
                 8110第1ベンチ.JPG
  
      高嶺      
                 8112樹林帯から高嶺.JPG

  13:19    二俣からの道が合流 
      バスの時間があるので急いで下ってきましたが、ここまで来れば
      もう確実に間に合うことがわかりました。  
                 8116二股への分岐点.JPG

  13:47    吊り橋からアサヨ方面を見ました。
                 8130広河原吊り橋.JPG


      北岳は雲の中でした。
                 8135広河原吊り橋.JPG

      広河原から大樺沢

        8136広河原から大樺沢.JPG


     13:53   広河原インフォメーションセンター
                 8152広河原インフォメーションセンター.JPG
      帰りもバスではなく乗り合いタクシーで芦安に戻りました。
     
  14:45 芦安バス停     
                 8155芦安駐車場.JPG

       バス停の脇にある売店で風呂に入り着替えてさっぱりしました。

      

  帰りは息子に運転を任せ、私はゆっくりと身体を休めることが出来ました。
  途中、渋滞で時間がかかりましたが、18時40分頃我が家の近くの相武台前
  に着きました。  



                    

                 
                

     

奥穂高登山 [山日記]

7月21日~23日 奥穂高岳に登ってきました。


7月21日(金)
 八王子から「特急あづさ」に乗りました。ひどく混雑していて、デッキに乗り込むのがやっとでした。ドアに貼り付くような格好で、大月辺りまで行きました。その後少しずつ空いてきて、やっと小淵沢で座席に座ることが出来ました。塩尻駅からは雲間に沢筋に雪を残した山が見えました。早くも気持ちは山の上でした。松本、新島々と乗り換えて、上高地へ着いたのはちょうどお昼でした。レストランで食事を済ませ、インフォメーションセンターで登山届けを出して出発です。 

 12:44 上高地インフォメーションセンター 
     DSC_8208.JPG

 12:55 河童橋
     梓川沿いを歩く道に出ると、穂高は頂上付近を雲の中に閉ざしていました。

     少し上流に歩くと河童橋が近くに見えるようになりました。
     梓川の流れと、吊り橋と、そして遠くに見える雪を頂いた穂高の眺めは
     ここを歩く誰の心にも高山へのあこがれを抱かせるものに違いありません。
     DSC_8214.JPG

 13:00 河童橋上流にて
          DSC_8216.JPG

          雲が少し晴れて、前穂高の頂上付近が見えました。
        DSC_8218.JPG

 13:14 湿地帯?から焼岳
           DSC_8222.JPG

  13:17 岳沢分岐
      河童橋から上高地を散策する歩道を歩いてきましたが、ようやく
      岳沢への道を示す道標がありました。
      DSC_8227.JPG

 13:18  登山口(標高1520m)カンバン⑩

      岳沢への登山口です。
      DSC_8229.JPG 

  13:55 カンバン⑦ 風穴 標高1690m
      カンバンは岳沢小屋(標高2170m)を①として、登山口(1520m)を⑩
      とした道しるべです。

      DSC_8230.JPG  
  
 14:05  風穴(カンバン⑦があったところから50m程進んだところ)
      登山口から登り始めてしばらくすると、時折どこからともなく涼しい風が
      吹いて来ました。はじめは雪渓の上を流れてきた風が涼しく感じるのだろ
      うと思っていましたが、涼しい風は風穴から流れ出てくるものでした。
      DSC_8239.JPG

    14:16  カンバン⑥ 見晴台(標高1760m)
      進行左手の岳沢側が開け、西穂高の山並みが見渡せました。
      残念ながら、山頂付近は一部雲に隠れていました。
      DSC_8240.JPG   
      見晴台付近から西穂高の山並を見ると、大きな上下はなく、小さな
      でこぼこが続いていました。         

      DSC_8241.JPG

 14:27  カンバン⑤ 中間点 (標高1830m)
      DSC_8243.JPG

  14:40 とがったクチバシのような花、何と言う花でしょう?
      DSC_8252.JPG

 
  14:49  カンバン④ 西穂展望所(標高1900m) 
      DSC_8265.JPG
  15:11 カンバン② 胸突八丁(標高2030m)
      DSC_8267.JPG


     15:34   岳沢の奥の方に雪渓と雪渓から流れ出る滝が見えました。      
      DSC_8269_01.JPG
  15:41 岳沢小屋(標高2170m)に到着

      少し前から小屋が見えましたが、それから水のない岳沢の河原を
      渡って、ようやく小屋に着きました。
      DSC_8275.JPG
  15:50 小屋の前から霞沢岳と上高地
      DSC_8278.JPG
      小屋に上がって一息入れてから散歩に出ました。小屋のサンダルを
      履いて岳沢を少し上の方に行って見ました。

  16:36 上高地俯瞰
      DSC_8281.JPG
      小屋まで来る途中見えた滝がずっと近づいて見えました。
      DSC_8288.JPG
      ゼンマイでしょうか?
      DSC_8290.JPG
      山桜がちょっと遅い感じですが咲いていました。
      まだここは「春」でした。
      DSC_8296.JPG
      西穂の尾根に日が沈むところです。
      DSC_8298.JPG
      岳沢から前穂の山並みを見ました。
      DSC_8301.JPG
      岳沢の雪渓(上の方に滝が見えます)
      DSC_8304.JPG
  17:00 食事

      散歩から帰るとちょうど5時でした。食事は5時からでした。

      その後山の天気予報会社の人から山の天気に関する話を聞く機会が
      ありました。ちょうど霞沢岳にかかっている雲は積雲と言って、
      これがもう少し発達すると天気は不安定になるなど、雲を見て
      山の天気を読むことを学びました。

      先生の話では明日は午前中まではもつでしょうと言うことでした。    
      DSC_8307.JPG
      西穂の尾根を背にした小屋の夕暮れ

      小屋は消灯が8時か8時半でしたから、その後はもう寝るしかありません。

      横になっているといつしかぐっすり。夜中に目を覚ますと空はややベールが
      かかっているものの満天の星空でした。朝食までの時間の長いこと。
      DSC_8308.JPG


7月22日(土)  
                 朝、5時前から起きて天気を見ました。雲は多いものの頭の上は晴れて
      いました。
      お天気先生に聞いてみると、昨夜と同じ、午前中は大丈夫とのことでした。
      DSC_8313.JPG
      泊まった部屋を後片付け。
      暖かく眠れました。
      DSC_8320.JPG
      日が上がる前の西穂の尾根です。鱗雲のような雲が南の方に見えました。

      DSC_8322.JPG

  5:30   岳沢小屋出発 
      水は流れていない岳沢を渡って、前穂への急な斜面を登って行きます。
      DSC_8324.JPG

   5:47 上高地の方を振り返ってみると雲の向こうに乗鞍岳が見えました。  
      DSC_8328.JPG
   
   5:53 乗鞍の右手に焼岳が見えました。
      DSC_8330.JPG

      這松が出てきました。 

      DSC_8337.JPG

  6:27 吊り尾根下の雪渓
      DSC_8343.JPG 
      低い雲が晴れて見通しは良くなって来ました。

  6:37 崩落
      前穂の尾根の雪渓上部から岩が落ちて雪渓の上を弾みながら落ちて
      行きました。ぶつかる音が谷にこだましてすさまじい音がしました。
      DSC_8347.JPG   
  6:46   上高地の向こうに乗鞍と焼岳
      朝のうちかかっていた雲がとれ遠望が利くようになりました。
      乗鞍の左方に御岳も見えています。     
      DSC_8356.JPG
      上高地を隔てて焼岳の向かい側に霞沢岳が見えています。
      DSC_8357.JPG
      登山道の脇には真っ白な花が咲いていました。
      DSC_8359.JPG
  7:29 奥穂から西穂へ続く尾根           
      DSC_8383.JPG 
  7:59 雷鳥広場 
      DSC_8406.JPG
  8:00  乗鞍方面を見ると大分雲が増えてしまいました。
      乗鞍も御岳も焼岳も雲に隠れてしまいました。
      霞沢岳は雲の上に頭を出していました。
      DSC_8408.JPG
      明神岳と思われる山。
      この山容は昨日から見えていましたが山の名前を特定することが
      出来ませんでした。前穂が近くなってきて明神岳、あるいはその
      近傍の山であることがはっきりしました。
      DSC_8416.JPG
  8:17  紀美子平直前の鎖場です。
      DSC_8420.JPG
  8:19 紀美子平
      上の鎖場を超えて、少し左へ下ったところが紀美子平でした。
      沢山の人が休んでいました。吊り尾根を西にたどった
      ところに奥穂高が偉容を誇っていました。
      DSC_8421.JPG
  8:51   前穂に向かう途中、明神岳を見る

               DSC_8435.JPG
  9:09  前穂頂上の少し手前から奥穂高岳
      DSC_8449.JPG 

  9:26  前穂高岳着
      道標の前に山ガールが陣取っていて、カメラを向けても退いてやろうと
      いう気遣いはありませんでした。仕方なしに記念写真はこの道標の
      向こう側から撮りました。向こう側には標高が書いてありませんでした。
      DSC_8451.JPG
      前穂頂上から北穂高岳南陵の登山道を見下ろす
      DSC_8459.JPG
      前穂高岳山頂より上高地を見下ろす
      手前直下に岳沢小屋が見える
       DSC_8462.JPG
       こんな岩峰もあった
       DSC_8467.JPG
  9:36 前穂高岳出発
  9:49 前穂からの下り途中にて
       北穂から北に続く稜線
       DSC_8471.JPG 
  10:07 紀美子平着
       前穂高往復はザックは置いてカメラだけ持って行ったにもかかわらず
       地図のコースタイムより倍近くかかってしまいました。
       DSC_8476.JPG
  10:07  奥穂に向けて出発
       すぐに吊り尾根のコースに入るりました。
       左下の細い道を進みます。少し先に白いペンキで「オクホ」と
       書いてあります。
       DSC_8477.JPG
       少し行くと岩の壁が立ちはだかりました。何処が道だろうと思いました。
       先を行く人の姿が見えました。
       DSC_8478.JPG
       険しい岩場もあれば、高山植物が咲き誇る心和む快適な道もありました。
       DSC_8486.JPG
  10:53  常念山脈
       吊り尾根コースは、始め稜線の南側をトラバースするようにつけられて
       いますが、奥歩に近づくにつれて稜線の近くを通るようになります。
       前穂から北に延びる尾根の向こうに常念山脈が見えました。
       一番高いのが常念岳、右にたどって平らな尾根の始まり付近で
       ちょこんと小さなピークが見えるのが蝶槍と思われます。
       DSC_8487.JPG
       眼下に残雪の涸沢と一番奥には常念山脈(常念より北側)が見えます。
       常念山脈の一番左手奥が大天井岳と思われます。
       DSC_8498.JPG
  11:16  常念山脈を南に下ったところに蝶が岳ヒュッテが見えました。
       去年お世話になった小屋です。真ん中が蝶が岳、その少し左側に
       見えます。      ↓
       DSC_8505.JPG
  11:27  稜線近くの登山道です。上高地側をバックに撮りました。まさに
       天空を行くがごとき道です。
       DSC_8512.JPG
  12:06  涸沢の残雪をバックにした花たち。ハクサンイチゲ?
       DSC_8536.JPG
   12:13 南陵の頭  
       時々ガスって見通しが利かなくなることがありました。   

       DSC_8541.JPG
   12:21 頂上が見えました。
       雪をまとった頭が丸い山が穂高の頂上かと思いましたが、そうではなく、
       その左手に見える小さなこぶの右側が頂上でした。
       DSC_8543.JPG
   12:32 奥穂高頂上直下 
       頂上直下から祠のある頂上を仰ぎ見ました。
       DSC_8546.JPG
   12:33 奥穂高頂上(標高3192m)
       頂上には登山者が一人だけいました。

       シャッターを押してあげると言われありがたくお願いしました。
       DSC_8550.JPG 
       西穂からの稜線を歩く人
       DSC_8566.JPG
  12:55  下山開始
       頂上付近で霧が晴れるのを待ちましたが晴れるどころか雨がぱらついて
       きました。仕方なく小屋に向かうことにしました。   

                    DSC_8564.JPG
  13:33  小屋が見えました。
       こんなに下るのかと思うほど下りました。ガレ場の先にネットが張られて
       いたので何だろうと思いながら下って行きました。ガスが晴れてみると
       ネットの下には小屋の赤い屋根がありました。
       DSC_8575.JPG
  13:40  穂高岳山荘
       予定では北穂高山荘まで行く予定でしたが、雨の中をあと2~3時間
       歩く気力がありません。
       ここに泊まることにしました。
       
  15:51  しばらくして雨が上がったので外に出て見ました。
       視界は大分良くなっていました。
       前穂高岳
       DSC_8579.JPG
       小屋から涸沢岳の方に少し登ったところから、ジャンダルムと思われる
       岩峰が見えました。奥穂の頂上から見て見たかったという思いです。
              DSC_8596.JPG
  19:05  笠ヶ岳と夕焼け
       食事の後外に出てみると飛騨側に笠ヶ岳が姿を見せていました。
       そしてその北側に真っ赤な夕焼けが見えました。
       DSC_8612.JPG
  

7月23日(日)下山

      5:00       食事
      5:44       小屋出発 
                    弱い雨が降る中、小屋を出ました。
       0544穂高岳山荘発.JPG
       小屋の前の道から涸沢への降り口に道標がありました
       0545穂高岳山荘前.JPG
       道標の先は雪渓を横切る道でした。
       おじさんが雪かきをしていたので、ここから先もアイゼンが必要な
       ところがあるか尋ねると、足場は切ってあるからそんな必要はないとの
       ことでした。
       0548山荘前の雪渓を渡る.JPG
       北岳草みたい?
       0556北岳草みたい?.JPG
    5:58  岩場を過ぎると斜面一杯にお花畑が広がっていました。
       0558お花畑.JPG
   6:33   再び雪渓を渡る
       0633雪渓を渡る.JPG
   7:14   カールの底に近づいて来ました。
       少し視界が良くなって涸沢の雪渓の様子が見えるようになりました。 
       雪崩がカールの底に向かって落ちて行った痕が見えます。
           0714涸沢の雪渓下.JPG 
        07:04    涸沢ヒュッテが見えました!
                    0704涸沢ヒュッテが見えた.JPG
       0704涸沢ヒュッテが見えた.JPG
   07:10 テントサイトも見えました。
       0710涸沢のテントサイト.JPG
   07:19 涸沢小屋に着きました。雨がかなりの強さで降っています。

       小屋は雨具を脱いで入れと書いてあるので面倒なので寄らずに
       行きました。正面に見えるのは屏風岩でしょうか?
       0719涸沢小屋から屏風の頭?.JPG
       小屋の前の道標です。ここは標高2350mと書いてあります。
       0721涸沢小屋にて.JPG
       ヒュッテのそばにある案内所に立ち寄ってパノラマコースはいつ
       通れるようになるのか聞いて見ました。答えは雪が完全になくならないと
       開けない、とのことでした。

       7:57      雪渓の終わり・・・雪の下からすごい勢いで雪解け水が流れ出て
       いました。この辺で雪渓は終わりかと思いましたがまだしばらく
       下の方まで沢沿いに雪がありました。
                    0757雪渓の終わり.JPG
   08:01 最後の雪渓歩き
       夏道が雪で覆われてしまったのでしょう、雪の上をしかもかなりの
       急斜面の上を歩きました。
       0801雪渓まだあった.JPG  
   08:24 崩落防止の大規模工事が行われたところを通過しました。
       0824崩落しやすい地点通過.JPG 
   08:53 本谷橋 
       0853本谷橋.JPG
   08:56 橋を渡るとこの道標がありました。
       0856本谷橋1800m.JPG
   09:33 岩小屋跡
       0933岩小屋跡.JPG
   09:50 横尾大橋
       0950横尾.JPG
   09:50 槍沢の流れ
       0950横尾橋上から槍沢の流れ.JPG
   10:07 横尾山荘まえの賑わい
       1007横尾山荘前.JPG
       屋根のあるところで一休みして、上高地に向けて出発です。
   10:44 新村橋
       1044新村橋.JPG
   10:56 徳沢
       小屋の中はレストランで、人が一杯でした。
       屋根の下で一休みして、すぐに出発です。
       1056徳沢.JPG 
   11:06 徳沢を出発
       1106徳沢.JPG
   11:43 徳本峠入り口
       1143徳本峠登山口.JPG
   11:52 明神池入り口
       穂高神社には行ったことがなかったので、行ってみることに
       しました。
       1152明神池入り口.JPG
   12:05 穂高神社奥宮
       梓川を渡って、鳥居のあるところを更に奥に行くと、質素な
       お宮がありました。
       1205穂高神社奥宮.JPG
   12:43 しばらく自然探勝用道路を歩くと、岳沢登山口を示す道標がありました。
       2日前にここから岳沢に入ったところです。
       1243岳沢分岐.JPG
   12:55 河童橋
       1255河童橋.JPG
   13:00 上高地バスターミナル着
       インフォメーションセンターでシャワーを浴びて、着替えをして
       さっぱりしたところでバスに乗りました。

   14:05 上高地発バス
   15:25 新島々発島々線
   16:30 松本発臨時特急梓

   18:44 八王子着
   21:00 頃我が家着  
   
   後記  
    最後が雨だったのは残念でしたが、1日目、2日目は天気に恵まれ、大満足の山旅
   でした。
        奥穂はもう40年も前に会社の仲間と1度だけ行ったことがありましたが、そのとき
        は涸沢から入って、
涸沢におりるコースで、コースの記憶はほとんどありませんでし
        た。今回は岳沢から入って奥穂へと向
かいましたが、初めて見る眺めに感動の連続で
        した。また、穂高岳山荘のそばからジャンダルムの方を見たと
きの、谷の深さ、険し
   さ、荒々しさ、は今までみた何処よりも「すごい!」と思われるものでした。
   チャンスを作って是非も
う一度行ってみたいと思います。         
       


                        完
                      



   

甲斐駒、仙丈登山 [山日記]

8月25日~27日 甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳に行って来ました。


大まかな計画は下記の通りです。

1日目(8月25日)
   午前11時近くで家を出発。芦安駐車場に車を置き、その後乗り合いタクシーと、
   市営バスを乗り継いで北沢峠まで入る。こもれび山荘泊。

2日目(8月26日)
   早朝小屋を出発して甲斐駒ヶ岳に登山。この日はこもれび山荘に宿泊

3日目(8月27日)
   早朝小屋を出発して仙丈ヶ岳に登山、北沢峠に下りて、バス乗り合いタクシーを
   乗り継いで芦安駐車場へ戻り、自分の車に乗り換えて帰宅。


1日目(8月25日)(金)

   11:00  家出発
   13:30  芦安駐車場着
   14:00  芦安駐車場発。乗り合いタクシーで広河原へ。9人乗りに私一人。
   14:50  広河原着
   15:00  広河原発
   15:25  北沢峠着
   15:30  こもれび山荘チェックイン。  
        この小屋は、ちょうどたたみ一畳ほどのカーテンで仕切られた小室
        のようになっていました。ルームランプもあって快適でした。
        明日の天気は朝のうち雨、でその後上がってくるとのことでした。


2日目(8月26日)(土)  甲斐駒ヶ岳 登山
   04:15  起床
        早い人はテーブルでもう朝ご飯を食べていました。朝ご飯はお弁当に
        なっていて、皆さんそれを食べていました。小屋は暖かい味噌汁だけ
        用意してくれていました。
   05:08  小屋出発
        0508小屋発RIMG0004.JPG   
        雨は降っていませんでしたので、雨具はつけずに、ゆっくりと歩き出し
        ました。仙水峠を経由するコースと双児山を経由するコースがありまし
        たが、出来るだけ早く視界の開ける道が良いと考え、双児山ルートを
        取りました。太いシラビソの原生林の中の登りです。
   06:11  1時間ほど歩くと針葉樹の背が低くなり灌木が見えるようになり、視界も
        良くなってきました。
        0611森林限界?RIMG0007.JPG
        森林限界が近いか?と思いましたが、少し行くとまた針葉樹の深い
        森の中の道になりました。
        時折、雨が強くなることがありましたので、上だけ雨具を着ました。
        気温は低くないので、上着のシャツを脱いでTシャツの上に雨具を着
        ました。
   06:57  這松が出てきました。
        0657這松がRIMG0009.JPG
        いよいよ、本物の森林限界です。
   07:01  双児山
        四合目と書いてありました。
        0701双児山RIMG0012.JPG        
   07:52  駒津峰      
        双児山からは緩やかになった尾根道を行くようになりました。しかし、
        風と少し落ちてくる雨が歩きにくい状況を作っていました。ガスで視界
        は20m程で遠望は利きません。小一時間かかって駒津峰に着きました。
        0752駒津峰RIMG0020.JPG
        依然、視界は利きません。
   08:22  岩稜
        駒津峰を越えると、岩のごつごつしたところを下ります。いま思えば
        これがこれから登る直登ルートの岩稜の前触れと考えるべきでした。
        0822岩稜RIMG0027.JPG
        下りきって、山頂への最後の登りが始まる辺りで、直登ルートと、巻き道
        ルートの分岐点があるはずでした。しかし分岐点に気づかずに、直登ルー
        トに入ってしまいました。険しい岩稜が続くので、しばらくしてそのこと
        に気がつきました。
   08:57  岩稜続く         
        0857直登岩稜RIMG0037.JPG
        あまりルートの案内もなく、自分で足場や掴まるところを探しながらの
        岩場もありました。岩稜を何とか突破して、急ではあるものの、花崗岩の
        砂地の道を歩くようになると、ひょっこり頂上に出ました。
   09:29  駒ヶ岳頂上
        頂上は沢山の人で賑やかでした。
        0929頂上RIMG0040.JPG
   09:33  記念撮影
        0933頂上RIMG0044.JPG
        甲斐駒ヶ岳と言う文字がよく見えません。

   10:01  駒ヶ岳出発(下山開始)
        帰りは、巻き道を通って下ることにしました。

        頂上からちょっと下りると、花崗岩の砂の道が続いていました。
        子供が小学校の頃、ここに来て歩いた記憶のある頂上への道が
        そこにありました。先ほど頂上までたどった道は、昔歩いた道
        とは違うと思いながら歩いて来ましたが、ルートが違っていた
        と言うことがはっきりしました。
        
        花崗岩の砂地の道が続いています。
        1001頂上を後にRIMG0049.JPG
   10:03  黒戸尾根と巻き道の分岐点です。     
        1003迂回コース分岐RIMG0050.JPG 
        つづらおりの白砂の道をどんどん下って行きました。登ってくる人も
        多く、特に団体さんの時はしばらく足をとめなければなりませんでした。
        少しずつガスが晴れてきて、摩利支天分岐という道標があるところまで
        来ると、摩利支天がうっすらと見えていました。
   10:26  摩利支天分岐
        1026摩利支天分岐DSC_9130.JPG         
        摩利支天へ行って見ることにして、ザックを置いて歩き始めると、
        ガスが晴れて、摩利支天がくっきりと見えるようになりました。
        1033摩利支天DSC_9137.JPG
   10:47  摩利支天頂上
        分岐から少し下って、本峰との鞍部から登り返して、頂上に着きました。
        道はこの摩利支天の向こう側から上がってくるのでした。
        1047摩利支天山頂DSC_9149.JPG
        雲の動きは激しく、時折さっと雲がなくなり、鳳凰や仙丈の山肌が見える
        こともありました。しばらく晴れるのを待って見ましたが、なかなか
        思うようにはなりませんでした。
   10:59  頂上付近の景観・・・一面の花崗岩です。

        1059摩利支天山頂DSC_9160.JPG
   11:06  駒津峰の頂上が晴れて見えました。

        1106摩利支天から駒津峰DSC_9165.JPG
   11:12  摩利支天分岐へ戻る途中、鞍部から見た岸壁です。
        岸壁の下は深い谷になっているようでした。

        1112摩利支天と本峰の間DSC_9172.JPG
   11:15  栗沢山が見えました。
                       尾根を手前に下がって岩が露出している辺りが仙水峠です。     

        1115摩利支天分岐付近から栗木DSC_9175.JPG
   11:19  もう少しで分岐点に着きます。 
        1119摩利支天分岐を見るDSC_9176.JPG
   11:55  鳳凰が見えて来ました。 
        1155鳳凰が見えてきたDSC_9197.JPG
   11:56  駒津峰に登る道が見えます。もう少しで巻き道が終わって、直登ルートに
        出会うところです。     
        1156駒津峰の登りDSC_9201.JPG
   11:57  直登ルートと合流しました。
        この写真は頂上の方に振り返って見たところですが、岩に赤い矢印が
        書いてあり、左へ行くと直登、右へ行くと巻き道と書いてありました。
        行きにここを通った時、この矢印は見落としていました。 
        それにしてもわかりにくい表示です。
        1157直登ルートとの分岐DSC_9203.JPG
   12:09  駒津峰に向かう途中、北側の雲が取れ、鋸岳が見えました。
        1209鋸岳DSC_9221.JPG
        12:19      駒ヶ岳も晴れて来ました。
        1219駒ヶ岳DSC_9231.JPG
   12:23  駒ヶ岳も頂上付近の雲を除いて、きれいに雲が取れました。
        1223駒ヶ岳と摩利支天DSC_9234.JPG 
   12:38  駒津峰
        1238駒津峰DSC_9240.JPG
   12:49  遠くの山が見えるようになりました
        北岳、間ノ岳は頂上付近にまだ雲がかかっていますが、右奥の塩見岳は
        くっきりと見えています。
        1249駒津峰から北岳ほかDSC_9245.JPG 
   13:14  甲斐駒をバックにもう一枚記念写真
        行きは私の頭付近の岩場をよじ登って、頂上へたどり着き、帰りは
        頂上の向こう側をまわって右側の摩利支天との結合部付近を通って
        今いる駒津峰との鞍部近くに下りてきたことになります。
        1314駒と摩利支天を背にDSC_9263.JPG
   13:23  乗鞍遠望
        1323乗鞍遠望DSC_9278.JPG
   13:36  仙丈ヶ岳
        明日、登る仙丈ヶ岳が全容を現しました。
        雲が右から左方向にひっきりなしに流れていました。
        1336仙丈ヶ岳DSC_9296.JPG 
   13:45  北岳と間ノ岳
        この時刻、間ノ岳の雲は取れましたが、北岳の頂上付近にある雲が
        どうしても取れません。
        1345北岳と間ノ岳DSC_9304.JPG
   13:49  中央アルプス遠望
        肉眼では宝剣や駒ヶ岳がはっきりと見えました。山脈の途切れた
        右端には遠く御岳も見えます。
        1349中央アルプス遠望DSC_9310.JPG
   14:01  北岳の雲がもう少し
        1401北岳と間ノ岳DSC_9322.JPG
   14:05  アサヨ峰(左端のピーク)も雲が晴れて頭が見えました
        雲が晴れるまで待ちたかったのですが、小屋に着く時間が遅くなるので
        あきらめて下山することにしました。仙水峠を回って下りることにし
        ました。
        1405アサヨと北岳と間ノ岳DSC_9327.JPG
   14:19  北岳から塩見
        仙水峠に下る途中、すっきりと雲が晴れた北岳、間ノ岳、塩見岳が
        見えました。
        1419北岳と間ノ岳と塩見DSC_9336.JPG
   14:21  北岳を望遠で撮ると、小太郎尾根の形がよくわかります。
        さっきまで掛かっていた雲は、大樺沢を吹き上げた風によってバットレス
        と小太郎尾根の間に湧いた雲のように思われます。   
        1421北岳DSC_9340.JPG 
   14:56  仙水峠
        駒津峰からの標高差は500m、すぐに着きそうに見えて行けども行けども
        下りが続きました。峠付近は広い範囲で岩がごろごろしたところでした。
        峠から見上げる摩利支天は圧倒されるような迫力でした。
        1456仙水峠DSC_9346.JPG
   14:58  仙水峠から見た駒ヶ岳と摩利支天
        1458仙水峠から見た駒と摩利支DSC_9350.JPG
   15:20  峠から下る途中から見た仙丈ヶ岳
        1520仙丈ヶ岳DSC_9358.JPG
   15:36  仙水小屋のすぐしたの清流
        1536仙水小屋下の沢DSC_9362.JPG
   15:59  長衛小屋
        1559長衛小屋DSC_9363.JPG
   16:00  長衛小屋下のテント場
        1600長衛小屋前のテント場DSC_9364.JPG
   16:05  林道出会い
        ここからこもれび山荘は5分ぐらいです。
        小屋の支配人は4時までにはその日の行動を終わって欲しいと言って
        いましたが、ちょっと遅れてしまいました。
        1605林道へ出たDSC_9369.JPG 
    
             8月26日 甲斐駒登山 

3日日目(8月27日)(日) 仙丈ヶ岳 登山

 
        04:37     こもれび山荘出発
        0437出発DSC_9371.JPG 
        外はまだ真っ暗でした。懐中電灯をつけて歩き出しました。
        林道を少し広河原の方に戻ったところに登山口がありました。
        シラビソの原生林の中を登って行きました。木の間隠れに、道の左手に
        山が見えました。おそらく栗沢山が見えているものと考えました。
   04:58  一合目
        0458一合目DSC_9374.JPG 
        歩いている人は私の前後に1パーティーがいるようでした。
   05:01  栗沢山
        道はしばらく林道に沿った方向に登って行くようで、左手に

        栗沢山らしき山が、少し明るくなって来た空に黒い影のように
        見えました。
        0501栗沢山?DSC_9375.JPG

   05:15  二合目
        ここまで来るともう明るくなり懐中電灯は不要になりました。
        0515二合目DSC_9378.JPG

        長衛小屋の方から登ってくる人がいました。
   05:37  うしろに甲斐駒が見えました。
        0537甲斐駒DSC_9381.JPG
   05:39  三合目
        0539三合目DSC_9383.JPG
    05:40 北岳と思われる山が見えて来ました。
        0540北岳DSC_9385.JPG 
    05:54 四合目
        0554合目DSC_9388.JPG
        甲斐駒よりはずっと歩きやすい道が続きます。
   06:14  北岳
        視界が開けて北岳であることがはっきりしました。
        0614北岳DSC_9393.JPG
   06:15  鳳凰三山も見えた
        0615鳳凰三山DSC_9395.JPG
   06:15  五合目 
        ここで馬の背ヒュッテへ行く道と、小仙丈ヶ岳へ行く道が分かれます。
        私はとにかく景色が良い道を歩きたいので小仙丈へ行く道を選びました。
        0615鳳凰三山DSC_9402.JPG
   06:34  駒ヶ岳
        日が差してきて駒ヶ岳もくっきりと見えていました。
        0634甲斐駒DSC_9404.JPG
   06:45  這松
        這松が出てくるのはこの辺りでは2600m辺り。とすれば今日の行程の
        半分は登って来たことになります。
        0645這松DSC_9414.JPG
   06:48  六合目
                      大きな樹木はなくなって、視界が良くなりました。
        0648六合目DSC_9416.JPG
    6:49  北アルプス遠望
        槍穂高、後立山方面がすべて見渡せます。
        0649北アルプス遠望DSC_9418.JPG
   06:52  小仙丈ヶ岳が近くに見えるようになりました。
        0652小千丈DSC_9424.JPG  
   06:53  鋸岳の向こうに八ヶ岳も見えます。
        0653鋸岳と八ヶ岳DSC_9427.JPG
   06:53  甲斐駒ヶ岳 
          0653甲斐駒と八ヶ岳DSC_9426.JPG
   06:59      雲海に浮かぶ鳳凰三山
        0659鳳凰三山DSC_9429.JPG
   07:29  小仙丈ヶ岳に到着 
                       0730小仙丈DSC_9454.JPG 
                
   07:31  野呂川を隔てて北岳と間ノ岳の勇姿を望む 
        0731北岳と間ノ岳DSC_9459.JPG   
   07:51  富士も見えました。
        北岳から北に延びる小太郎尾根の向こうに富士が見えました。  
        0754北岳と富士DSC_9490.JPG
   07:55  この山の奥に頂上があります。
        0755仙丈ヶ岳の手前の山DSC_9493.JPG
   07:55  北アルプス展望
        正面少し左寄りが乗鞍岳、右端の雲の上に連なる山脈が穂高、槍
        連峰です。
        0755北アルプス遠望DSC_9492.JPG  
   07:57  岩陰に咲く高山植物
        0757花DSC_9496.JPG
    8:14      八合目     
        0814八合目DSC_9511.JPG
   08:35  仙丈小屋分岐
        頂上直下のカールの底にある小屋への道がここから右の方へ
        伸びていました。
        0835仙丈小屋分岐DSC_9521.JPG 
   08:44  頂上が見えました
        大勢の人がいるのが見えます。
        0844仙丈ヶ岳頂上が見えたDSC_9527.JPG
   08:56  頂上目前     
        0856山頂目前DSC_9538.JPG
   09:02  頂上着
        最高の気分です。360度の展望です。
        0906山頂にてDSC_9547.JPG
        
        頂上付近から見た日本で1位,2位、3位の山。
        左の遠くにかすんでいるのが富士山、真ん中の高いのが北岳(2位)、
        右端のなだらかな頭の間ノ岳(3位)です。
        0848三役そろい踏みDSC_9531.JPG
   09:32  下山開始
        写真を撮るのに時間が掛かって、結局コースタイムとほとんど
        同じになってしまいましたので、余裕をもって下りたいと思い、早めに
        下山を開始しました。
        登りと同じルートを下ることにしました。
        同じコースでも行きと帰りでは違った景色になりますが、くどくなる
        ので下りの写真は省略します。通過時刻だけを書いておきます。

   10:05  仙丈小屋分岐
   10:23  八合目 通過
   10:43  小仙丈ヶ岳 通過(巻き道を通り、山頂は通りませんでした)
   11:04  六合目 通過
   11:23  五合目 通過
   12:03  二合目 通過
   12:27  登山口着
        予定より早く着きました。

        下り始めて、団体さんの後に追いついてしまい、なかなか先に行けない
        ことが何度かありました。気を利かして道を空けてくれる団体もあれば、
        全く意に介しないリーダーの元で行動している団体もありました。


        うまい具合に広河原へのバスは臨時が出ました。

   13:00  北沢峠発
   13:25  広河原着
   13:30  広河原発(乗り合いタクシー) 
   14:20  芦安駐車場着
        車に着いて温泉に入ってさっぱりして帰ろうと思い、駐車場の前のお風呂
        に行きましたが、団体が来てこれからごった返すとのことで、ここは
        あきらめて、少し下ったところの温泉に入りました。

        

        高速は勝沼付近から混み始め、2時間ほど遅れて家には夜8時過ぎに着き
        ました。
                      
                        
   
    
   
   
   
   
   
    

      

         
  

    

        
        

        
   
 


 


nice!(0)  コメント(0) 

剱岳、奥大日岳登山 [山日記]


9月29~10月1日 剱岳と奥大日岳に行って来ました。

当初、欅平から仙人池に入り、秘境と言われる裏剱の眺めを体験する予定でしたが、小屋の予約をするのが遅くなって、すでに満員で受けられないとのことで、裏剱はあきらめて、急遽、剱本体に登ることに変更しました。

  計画では

  9/29  北陸新幹線でへ富山へ行き、立山室堂から剱御前小屋(泊)
  9/30  剱岳登山、剱御前小屋(泊)
   10/1   奥大日岳,中大日岳を経て称名滝へ下り、立山駅へ出て、富山から新幹線で帰宅


第1日

   6:36 相武台前発
       8:12 東京発金沢行き かがやき521号
       10:27 富山着
       12:20   立山発
       12:40 美女平
       13:30 室堂着
                     バスターミナルから外に出ると雄山には雲がかかっていて、強い風が
        吹いていて下から来た服装では寒い状態でした。
        山岳警備隊に寄って、剱の行き先を告げ、注意すべきことを聞きました。
        剱へ向かう途中、凍っているところがあり、軽アイゼン程度では歯が立
        たないので凍っていたら引き返すことという注意がありました。
        迷惑はかけないよう注意する旨伝えました。
       13:50 登山開始
                     先ずは剱御前の登り口になっている雷鳥沢に向かって遊歩道を進み
        ました。
    14:04 みくりが池 
                     雄山に掛かっていた雲も取れました。
                     DSC_9911みくりが池から雄山1404.JPG
  14:09 地獄谷入り口 
       有毒な火山ガスの濃度が上がっているので地獄谷を通るコースは
       立ち入り禁止になっていました。
       おかげで道は遠回りでした。
       DSC_9917地獄谷入り口1409.JPG
  14:28 草紅紅葉と剱御前
       黒く見える尾根を超えると雷鳥沢のキャンプサイトが広がりその向
       こうに称名川を渡る橋がありそこからいよいよ登りが始まります。
                   DSC_9940草紅葉と剱御前1428.JPG  
       15:38 ナナカマドの紅葉 
         登りに掛かってしばらくすると
       登山道の回りにはナナカマドの美しい紅葉が見られました。 
        DSC_0003晩秋の山1538.JPG
      16:20    称名川を見下ろすと紅葉の分布がわかりました。
        DSC_0014登山道周辺の紅葉1620.JPG  
   16:25  室堂を振り返ると
        地獄谷の噴煙が見え、時折亜硫酸ガスのにおいが漂ってくるよう
        でした。最近、ガスの濃度が上がっていて室堂から雷鳥沢へは
        地獄谷を通るルートは通行禁止になっていました。
        DSC_0017室堂俯瞰1625.JPG    
   17:06 剱御前小屋到着
        少しくらくなり掛かる頃、今夜の宿、剱御前小屋に着きました。
        寒いのと、体長が悪いのとで、やっと着いたという感じでした。
        予約を受け付けてくれた女性が、着かないので心配して、電話を
        したと言っていました。
        DSC_0021剱御前小屋着1706.JPG
        小屋の夕飯は5:00からと言うことで、すでに食事が始まっていました。
        我々は2番手のグループで食事をしました。
2日目
   5:00 起床
   5:27 外へ出てみると素晴らしい天気でした。
       これから登る剱岳がくっきりと見えていました。 
        DSC_0023夜明けの剱岳0527.JPG 
   5:28 後立山の稜線が赤く輝いていました。
        (中央付近、白馬岳)
        DSC_0029朝焼けの白馬岳0528.JPG
   5:41 富山湾が見えました。
        富山湾の向こうは能登半島です。
        DSC_0058夜明けの富山湾0541.JPG
   5:42 剱岳
        小屋のすぐ近くの剱御前岳の頂上に登って見ました。
        私はここから見る剱の山容が大好きです。兜のような頭の格好と
        両脇をぐっと張り出した重厚な姿です。
        DSC_0063これから登る剱岳0542.JPG
   5:45 食事
   6:48 剱に向けて出発。こんなにおそい時刻の出発となったのは、
       山岳警備隊も小屋の人も途中凍っていて危険な箇所があるので、危険を
       感じたら無理に行かないで下さいとのことでしたから、途中までしか行け
       ないならそんなに早く出る必要もないと覚悟しての出発でした。
       出発時の剱の様子です。

        DSC_0085剱岳へ向けて出発0648.JPG 
        まだ、剱に日は当たっていません。
                       小屋のすぐしたには夏を越した雪渓がまだ残っていました。 
   7:09 霜柱
        小屋を出るとなだらかな下りですが、道には霜柱が立っていました。
        DSC_0086霜柱0709.JPG  
   7:20 草紅葉と剱岳
        DSC_0099草紅葉と剱0720.JPG
   7:38 剣山荘と剱岳
        DSC_0123剣山荘と剱0738.JPG
   7:59 剱沢の向こうに後立山連峰が見える
        DSC_0151剱沢と後立山連峰0759.JPG 
        真ん中が五竜岳、右側のとんがったのが鹿島槍
   8:20 剣山荘の前の池糖と鹿島槍
        DSC_0154剣山荘前の池糖と立山連峰0820.JPG 
         8:21  水たまりに張った薄氷
        DSC_0161剣山荘前の薄氷0821.JPG
   8:23 剣山荘 
   8:41 一服剱の登りから鹿島槍
        DSC_0173一服剱の登りから鹿島槍0841.JPG
        とにかく鹿島槍が美しく見えます。
   8:54 後を振り返れば奥大日岳方面が見えます。
        DSC_0178一服剱付近から奥大日0854.JPG
   8:56 一服剱付近から前剱を望む
        すごい傾斜で登って行きます。
        DSC_0189前剱0856.JPG 
   9:30 前剱の登りから別山、剱御前岳
        DSC_0199前剱の登りから0930.JPG
        左の一番高く見えるのは別山。そこからなだらかに右に下って、
        稜線が少し凹んで見えるところが剱御前小屋。その右に登った
        ピークが剱御前岳です。
   9:58 前剱付近から剱岳
        DSC_0209前剱付近から剱岳0958.JPG
   10:07   前剱付近の危ない橋
        DSC_0221前剱付近の危険な梯子1007.JPG  
        小屋の人や、警備隊の人はここが危険のポイントと考えて
        いるようでした。ここは掴まるところがないので、橋の表面が
        凍ってしまうと非常に危険なところになる。危ないと思ったら
        無理をせずに引き返して下さい。とのことでした。
   10:10   危ない橋を渡って振り返って見たところです。
        橋を渡るとすぐにまた鎖場です。
                      DSC_0224前剱付近の危険な梯子1010.JPG
       10:11   剱岳近し
        DSC_0227剱岳近し1011.JPG 
      
10:46   ここから先は部分的に一方通行です。登りと下りが
      異なったルートを通ります。鎖場が続きます
                    DSC_0249剱岳近し一方通行1046.JPG
      10:47 岩壁の間から見る鹿島槍
                   DSC_0251岩壁の間から1047.JPG
  10:54 カニのたてばいの直前
        DSC_0255たてばい直前1054.JPG 
  11:00   カニのたてばい直前
       DSC_0265たてばい直前1100.JPG 
  11:18 たてばいを登ったところから南側をみた。
       DSC_0291たてばいを登る1118.JPG
   頂上の祠が見えた
       カニのたてばいを超えてからもしばらく急登が続き、やっと頂上の
       祠が見えました。
       DSC_0299頂上が見えた1149.JPG
  11:57 剱岳から白馬岳。
       前方脚下に黒部川が流れその向こうに白馬岳が見える。
       DSC_0308頂上から白馬岳方面1157.JPG
  12:00 剱岳山頂に着きました。 
       DSC_0323頂上にて1200.JPG
    
   
12:24 頂上から南南東側を展望する
       DSC_0345頂上から南東1224.JPG
  12:24 頂上から南東側を展望する。
       近くは立山、遠く笠ヶ岳が見える。 
       DSC_0348頂上から南1224.JPG
       カメラを少し右に回すと薬師岳が堂々とした姿を見せています。
       DSC_0357頂上から南西1226.JPG
   12:35 下山開始
       12:50  下りの岩場始まり
       DSC_0387下りの岩場1250.JPG 
   12:54 カニの横ばい
       DSC_0388下山の鎖場は横ばい1254.JPG
  12:57 カニの横ばい続き
       DSC_0397下山の鎖場は横ばい1257.JPG
  13:04 もう少しで斜めに切れ落ちた岩峰の上部を通過します。
        DSC_0402岩稜を行く0304.JPG
   13:49   岩の間から大日岳方面を望む
       DSC_0430岩壁の間から大日岳方面1349.JPG  
   14:12  前剱から剱岳
       DSC_0443前剱から剱1412.JPG
   14:18 前剱から南側を展望する
       DSC_0446前剱から南面1418.JPG
   14:35  剱沢の紅葉
       DSC_0449剱沢の紅葉1435.JPG
  15:32 剣山荘
       DSC_0479剣山」荘1532.JPG
  15:36 紅葉の剱御前
       DSC_0484御前小屋へ1536.JPG
 17:01  小屋に戻って来ました。疲れました。
       DSC_0497御前小屋着1701.JPG 


  18:09 小屋の前から見た夕日
       DSC_0499御前小屋から夕焼け1809.JPG 

3日目
   5:33   剱御前の夜明け。
      後立山の稜線が赤く染まっていました。残念ながらお日様は別山
      に隠れて見えませんでした。
       DSC_0533五竜の向こうに日の出近し0521.JPG
   6:38 小屋出発
      6:36   朝の室堂俯瞰
       浄土山の右側に薬師岳が見える。
                  DSC_0545立山俯瞰0636.JPG
   6:40   立山と槍ヶ岳  
       一ノ越のちょうど延長線上に槍ヶ岳がみえました。
       DSC_0550立山と槍ヶ岳0640.JPG
   6:54 西の方に遠く加賀の白山が見えます。
       DSC_0563遠く加賀の白山0654.JPG
   7:40 剱岳が見えて来ました。
       小屋を出たばかりの時は剱御前に遮られて見えなかった剱が
       見えるようになりました。
       DSC_0591ナナカマドと剱岳0740.JPG

         7:40    弥陀ヶ原全景          
       美女平から室堂まで登ってくる道路のほぼ全景が見渡せます。

            DSC_0669浄土平俯瞰0740.JPG  
       9:59  奥大日岳山頂
       縦走路からちょっと外れたところに頂上がありました。狭い頂上で
       ゆっくりする場所がないほどでした。剱岳の展望台として素晴らしい
       ところでした。昨日剱へ登ったコースが左から右へ続く様子が一目で
       見ることが出来、一服剱と前剱、そして剱岳の距離感なども良く
       わかりました。

       DSC_0681奥台日岳山頂0959.JPG
       白馬から見る剱を裏返しにした感じですが、実は私はこの剱の
       姿は好きではありません。やはり兜のような頭をした剱御前から
       見た剱が好きです。
  10:01 大日岳、中大日岳を望む
       DSC_0687奥大日から大大日、中大日1001.JPG

       計画では中大日岳を越えて称名滝におりることにしていましたが、
       私も息子も調子が悪く、奥大日で引き返し、室堂へ戻って帰ることに
       しました。
  10:54 称名川に流れ込む滝
       DSC_0732薬師と滝1054.JPG 
       地図で見るとゴシャメンの滝と言うようですが、かなり落差が
       あるように見えました。正面からは見ることが出来ず残念でした。
       往きには気がつきませんでした。 
  11:05 さよなら剱
       DSC_0734岳樺の紅葉と剱岳1105.JPG  
       もう少し行くと剱御前への道と分かれて、室堂へ向かう道に入ります。
       剱とももうすぐお別れです。
       岳樺の黄葉がきれいでした。
  11:49 新室堂乗越
       ここから称名川に向けて下って行きます。
  11:58 少し下って見ると、川の近くは木道が続いているのがわかりました。
       DSC_0765立山と浄土山.JPG
  12:08 黄葉と立山
       赤いナナカマドの実がきれいでした。
       DSC_0773立山と紅葉1208.JPG
  12:08 称名川に着きました。きれいな水が流れていました。
       DSC_0775立山と称名川1208.JPG
  12:16 橋を渡って一休み 
       疲労困憊です。
       DSC_0784称名川1216.JPG
  13:18 ホテル立山
  13:20 室堂BT 
      蕎麦でも食べてからバスに乗ろうと考えていましたが、臨時のバスが
      どんどん出ているのに待っている人の列が長くなっているので、立山駅
      まで早く行くことを第一にして、バスとケーブルを乗り継ぎ、電鉄富山の
      電車にもすぐに乗り富山まで出ました。

      

      新幹線の切符は全席指定は立ち席のみ、自由席があるのは自由席のみが
      購入可能で、息子は早い立ち席で、私はあとの自由席で帰ってきました。

  21:00 自宅着


      2日目の剱岳登山は心身共に疲れたようで、その疲れを押しての最後の
      日は大変でした。
      それでもこれ以上ない素晴らしい登山でした。
      出来ることならもう一度行ってみたいと思っています。

      追伸
      私たちが剱に登った同じ日に同じコースで、転落して亡くなった方が
      いるとニュースで知りました。心からご冥福をお祈り致します。


       
                     
   
   
     
    

    
   
  

        

nice!(0)  コメント(0) 

京に遊ぶ [山日記]

12月3日(日)大阪で旧友達と忘年会があり、その帰り、桂離宮へ行って来ました

 最近は当日受付があるので、朝、離宮の受付に行って見ました。9時少し前でしたが、並んで
 いる人が1人だけいました。9時過ぎに担当者の人が来て、説明がありました。その内容は主に、

1)受付は11時から行う(受け付けると整理券を手渡す)
2)参観時間は13:30~ 14:30~ 15:30~ の3回だけ。
 参観できる人数は各20人です。
3)そして参観者は代表者一人に対して4人まで出来る(代表者を含む)
 と言うものでした。天気は良かったのですが冷え込みが厳しく、2時間はとても長く感じ
 ました。11時少し前から受付を始めてくれて、ようやく整理券を手に入れました。1カ所
 ぐらいお寺が見えると思い、京都市内に出て、西本願寺へ行って見ました。しかし結果的
 にあまり時間がなくゆっくり見物は出来ずに桂離宮に戻りました。
 以下離宮の門の外と中の風景をご覧に入れます。


      桂離宮の見取り図
  北側に桂川が左側から右側に流れています。 
  三角形の広場があり、その下の頂点のところが参観者の入り口です。当日申し込みの
  人はこの入り口の所を先頭に並んで待つのでした。
    離宮見取り図img001離宮見取り図img001参観後外の紅葉.JPG



  三角形の広場(庭園)には紅葉の楓や松の木が植えられて美しい景観が広がって
  いました。
  DSC_1310DSC_1310待合場所から外庭園.JPG     
     正門は参観者が入る門より桂川近い道路が広くなったところにありました。
   正門から左右につながる垣根は穂垣と言ってます目が交互に明暗を作り出す
   ように手の込んだ細工がしてあるのだそうです。
   DSC_1322DSC_1322離宮正門と穂垣.JPG
  枡が交互に暗いところと明るいところで構成されています。
  DSC_1323DSC_1323穂垣.JPG  
    垣根の長さ左右各100メートルほどあり、これを作るのに竹4000本余
  が使われたそうです。
  これらは並んでいる間に係りの人が教えてくれたことです。 

  

  さて、時間が経過し、1時30分、いよいよ参観が始まりました。
  説明員が一人、監視の人?一人がついて20人がひと塊で移動するのでした。
  見取り図の中に書かれている赤い矢印にしたがって進みました。
  要所要所で止まって説明員の説明がありました。

    松琴亭
  順路を進んで、最初に池が見えるようになると向かい側の茅葺きの建物が見え
  ました。
  DSC_1369DSC_1369州浜付近から松琴亭.JPG 
  石の橋が架かった所は先端の島を含めて天の橋立をイメージして作られた
  とのことで、半島になっていました 


 松琴亭付近から書院群
 池の左端をたどって進むと、池を隔てて、中心をなす建物群が見えました。
 DSC_1384DSC_1384松琴亭から書院郡.JPG
 松琴亭から更に進むと、離宮の一番高いところにある賞花亭がありました。
 写真はその内部の様子です。
 DSC_1409DSC_1409松琴亭.JPG
 賞花亭から新御殿を見下ろす。

 DSC_1410DSC_1410松琴亭から新書院.JPG
 笑意軒
 離宮の西の端には笑意軒という建物がありました。
 この窓の向こうに離宮外部の田園風景が広がっていました。
 離宮の中で唯一外部の風景が見える所だそうです。
 DSC_1429DSC_1429笑意軒、外の田園が見える.JPG
 新御殿(中央大きな建物)と楽器の間(中央)と中書院(左端)

 DSC_1435DSC_1435新書院.JPG 
 古書院
 DSC_1439DSC_1439古書院.JPG
 古書院付近から松琴亭を見る
 DSC_1442DSC_1442古書院付近から松琴亭.JPG
 月波楼
 月を見るための舞台が池の側に張り出していました。
 DSC_1443DSC_1443月波楼.JPG 
 松琴亭が見えます。
 DSC_1450DSC_1450月波楼から松琴亭.JPG
 入り口まで来てしまいました。
 来客があったとき、入り口で庭園や建物の全体が見えてしまってはあとの
 楽しみがないという思いがあって、正面の末や左右の生け垣が視界を遮るように
 作られているとのことでした。
 DSC_1455DSC_1455入り口付近から松琴亭.JPG
 一巡してちょうど1時間でした。次の期間帯のグループがスタートして
 行きました。
 建物の中には入ることは出来ず、外から見るだけでしたが、説明に出てきた
 内容を確かめる時間もないのは残念でした。
 庭園と池、有名な庭園でも池の水が汚いところがありますが、ここはきれいな
 水が美しさを引き立てていました。
 出来ることならもう一度行ってみたいと思います。


 美しさの余韻をかみしめるため、帰りは京都駅まで歩いて戻りました。

 京都駅は観光客でごった返していました。

 
         

                 完

nice!(0)  コメント(0)