越後の平が岳登山 [山日記]
8月4日(月) 前日、平が岳の登山口近くの清四郎小屋に泊まり、早朝から平が岳に向けて登山を開始しました。
暗いうちから歩き始め、明るくなってくると尾瀬の燧ケ岳が見えました。
始めは緩やかだった道もやがて細い痩せ尾根の上を行くようになり、傾斜も急になりました。
痩せ尾根の上は景色は良く、絶えず燧ケ岳が見えていました。
痩せ尾根を上り詰め、道が平らになって少し行くと下台倉山に着きました。地図では前坂というところが在るのですが、どこかわからないまま来てしまいました。
この付近からこれから向かう方角に平が岳と思われるおおらかな山が見えました。
一本だけ真っ赤に紅葉したナナカマドがありました。
台倉山3等三角点
台倉清水
白沢清水。冷たい水が湧いていました。
平が岳が迫ってきました
きついのぼりを登りきると、池塘が広がる姫池に出ました。池塘の向こうに平が岳がおおらかな全容を見せてくれました
池塘の周辺には黄色や青の小さな花がたくさん咲いていました。一呼吸入れてすぐに平が岳に向かいました。
着きました。平が岳山頂です。三角点は少し奥まったところにありました。
三角点で記念撮影
木道はまだ先まで伸びていましたが、そこで終点になっていました。終点付近では北側が開けて、中の岳や越後駒ヶ岳と思われる山がまじかに見えました。
1時間ほど、頂上でゆっくりとすごし、下山を開始しました。名残惜しく、何度も何度も周囲の景色を眺めもう一度記念写真をとってから木道を下りました。
至仏山は雲に隠れてしまいました。
平が岳頂上からみた燧岳です。
ふすまのような長い稜線を連ねた会津駒ヶ岳です
これから下って行く姫池方面を見ました。真ん中付近に見える道の左側一帯に池塘が広がっています。
帰りはここを左へ行って水場を通って姫池に行くコースを取りました。
少し下って行くと小さな小川があって快い水の流れる音が聞こえてきました。小川の水を手ですくって飲みました。冷たくておいしい水でした。小川の源流は雪田でした。
雪田からもうひと登りすると姫池です。奥に平が岳が控え、平が岳の前庭のように見えます。
姫池を後にすると一気に下りが始まります。下り始めて振り返ると至仏の雲がとれていました。
白沢清水。帰りは湧き出たこの水をすくって飲みました。
台倉清水。水場までは少し距離がありそうでしたので水場へは寄らず、一休みしただけで先を急ぎました。
台倉山三等三角点
下台倉山
痩せ尾根。ずっと下の方まで道が続いているのが見えます。
やっと登山口に着きました。
登山行程
8月3日(月) 昼前に家を出て清四郎小屋へ向かう。関越トンネルを出ると猛烈な雨でしたが、平野に出ると雨はやみましたが、高速を降りて山に入るとまた雨になりました。枝折峠を通過するころは窓も開けられないくらいの降りとなり、銀山湖の縁を通るころには山側から滝のように噴き出た水で道路は土砂と水であわや立往生かと思われる事態となりました。それでも何とか無事に清四郎小屋に着きました。
8月4日
4:20 登山口から登山開始
6:30 下台倉山
7:32 台倉山
7:46 台倉清水
8:26 白沢清水
9:56 姫池
10:15 水場分岐
10:35 平が岳(1時間休憩)
11:34 下山開始
11:51 水場分岐
11:55 水場
11:58 雪田
12:06 姫池
13:06 白沢清水
13:43 台倉清水
14:06 台倉山
15:05 下台倉山
16:48 登山口
越後駒ヶ岳に登りました [山日記]
8月5日(火) 昨夜は銀山平のペンション「村杉」というところに泊まって、早朝枝折峠に向かいました。空が白み始めるころ登山開始しました。
東の空が明るくなってきました。
きれいな朝焼けです。
登山道の南側に大きな山がそびえていました。後で地図を見て荒沢岳だと言うことがわかりました。
雲の下は銀山湖?
コースの前方が開けると、これから向かう越後駒ヶ岳や中の岳が見えました。戦意を喪失するくらい遠くに見えました。
明神分岐点。ここを右へ行くと駒の湯。
道行山への分岐点。道行山はコースから少し外れたところにピークがあるようですが、寄らずに行きました。
小倉山に向かう途中、駒ヶ岳が大分近く見えるようになりました。
小倉山。小倉山もコースから少し外れてピークがあるようでしたが、寄らずに行きました。ここがほぼ中間点です。
百草ノ池。標識はあるのですが池は見えません。駒がぐっと近くなってきました。
荒沢岳。朝歩き始めたときは北側から、今はほぼ西側から見ています。すっきりと締まった山容になりました。 8:08
中の岳。もう少しで小屋に着くという急なのぼりの途中から中の岳を見ました。あちこちの沢には残雪が残りきれいです。
頂上のすぐそばにも大きな雪田が見えます。
遠くに昨日登った平が岳が見えました。平が岳の左右には尾瀬の燧ケ岳と至仏山が見えます。
小屋の存在はあまり意識していませんでしたが、大勢の人の声がして見上げれば小屋があり、豊かな水が流れていました。手ですくって何杯か飲ませてもらいました。小屋のおじさんが周囲の山を指さしながら教えてくれました。一休みして頂上を目指しました。あと一息です。
頂上へ向かう途中から中の岳を見ました。
雪田の向こうに頂上が見えます。
縦走路に出ると、頂上まであと150mと書いてありました。
頂上で記念撮影。
巻機山方面の山並みです。
八海山。
遠望。左から燧ケ岳、平が岳、そして至仏山です。
頂上の風景。昔は信仰の山だったが今、その名残をとどめているのはこの像だけとのことです。
縦走路越しに見る中の岳。これより下山開始です。
縦走路付近から見た駒の小屋。
駒ヶ岳から銀山平へ険しい尾根が落ちていきます。
小屋付近からみた荒沢岳が一番格好がよく見えます。高度感もあり、きりっとしまった山容がステキです。
明神峠付近まで降りて、銀山平の建物群を見下ろしました。その向こうに銀山湖が見えています。
駐車場に着きました。
登山行程
4:00 宿出発
4:27 枝折峠から登山開始
5:19 ほこら
5:21 明神分岐
5:24 明神峠
6:18 道行山分岐
7:06 小倉山
7:44 百草の池
8:54 駒の小屋
9:27 縦走路出会い
9:31 頂上
10:08 下山開始
10:09 分岐
10:26 駒の小屋
11:08 百草の池
11:43 小倉山
12:29 道行山分岐
13:20 明神峠
13:22 ほこら
13:26 分岐
13:48 登山口
この後銀山平へ戻って、昨日入った風呂に入り、シルバーラインを通って小出に出た。
2015-04-29 愛鷹山登山 [山日記]
6:15 国道469号線の十里木バス停の駐車場に到着
登山靴に履き替えて歩き始める前に富士の姿をパチリ
6:17 登山口に立つ。見晴らし台へ右コースト左コーストがあった。
ウオーミングアップを兼ねて緩やかな右コースを進んだ。
左コースは初めから階段だ。
6:32 少し登ったところから富士山を見る。国道の向こう側はゴルフ場が
広がっていた。景色は台無し。
6:35 上の写真を撮ったところとほぼ同じところからこれから登る、越前岳と思われる
山が見えた。
6:37 また少し登って、富士山を見る。何度振り返っても富士は素晴らしい。
少し煙っているのが惜しい!
6:40 見晴らし台着。 木で作った見晴らし台があったが、何のための台なのか
理解に苦しむ。この付近何の障害物もないので、どこに立っても富士山が
見える。こんな造作物は無いほうが良い。景観を壊すだけだ!
7:00 馬の背見晴らし台着。 先ほどの見晴らし台からはかなり登ってきた。
木製のテーブルとイスが何組かしつらえてあった。
7:06 馬の背見晴らし台から富士山
7:33 平坦地という地点(平坦地という固有名詞は珍しい)
7:55 勢子辻分岐点から西に下っていく道
8:03 越前岳山頂着
残念ながら富士の展望はなかった。南側には呼子岳、鋸岳、位牌岳が連なっている。
一休みして呼子岳に向かう。
8:03 呼子岳への道
8:14 越後岳3等3角点。
パンをかじり一休みしたので、呼子岳に向かって歩き始める。
8:25 呼子岳に向かって下る途中
8:41 振り返ると越前岳が高い
8:45 位牌岳
下りの道は正面に呼子岳その向こうに大岳が見え、呼子岳から
左に伸びるギザギザの尾根をたどると位牌岳がそびえている。
8:47 左側のピークが呼子岳と思われるが定かでない。
8:51 呼子岳と高場所というところの分岐点
9:15 山桜の向こうに越前岳
9:16 位牌岳 ずいぶん下ったので手前の尾根が高くなった。
それでも位牌岳の存在感は立派。
9:08 呼子岳山頂
9:21 割石峠 大きな岩がすっぱりと裂けたような割れ目。
山神社からの道が登ってくる。
9:34 蓬莱岳山頂
9:46 蓬莱岳のカンバン
これから先は危険なので立ち入りを禁止する旨のカンバンがあった。
私も位牌岳まで行く予定でしたが、帰りの時間があるのでここで引き返した。
9:54 蓬莱岳から鋸岳のルートを望む。
一つのパーティーがクサリ場を超えていくところだった。
12:22 富士がてっぺんだけ見えた(馬の背見晴らし台より少し上のあたりから)
13:33 須山浅間神社
富士山の登山道に「須山口」というのがあるということを初めて
知りました。ここはその起点となるところ。
神社の建物は新しいが立派なたたずまい。ここも世界遺産登録の
対象になっている。
完
後記
今年初めての登山。
それほど歩いたという感じはないが、翌日腿の筋肉痛が思いのほかひどく
普段「登る」ための筋肉はほとんど使っていないことを痛感する。
水曜日あたりまで階段を下りるのに違和感があった。
それでも木、金と14キロ走るのには全く影響はなかった。
20150506青梅の塩船観音寺 [山日記]
青梅の塩船観音寺に行ってきました。山ではありませんが、このブログに書き込もうと思います。
かやぶき屋根の山門。すごい人でした。
境内の案内板です。
角度を変えてもう一度山門を撮りました。
緩やかな参道を歩き、すこし行くと階段があり、その上に本堂がありました。
本堂もかやぶき屋根です。お参りする人が長い列を作っていました。
本堂の左手から撮りました。
音頭の左手から裏に回る道がありました。
ちょうど見ごろのつつじがありました。
山道を登って一番上にこのお寺のシンボルなのでしょう大きな観音菩薩像がありました。
幟には千手千眼観世音菩薩とかいてありますが、この像はどう見ても普通の観音菩薩像です。
像の足元は展望台になっていてお寺の全容を見渡すことができました。
つつじと観音様
観音様が見下ろすすり鉢状の境内の底に当たるところにお寺の中心と
思われる建物、護摩堂がありました。
護摩堂の右手にあった小さなお堂の屋根と斜面に咲くつつじです。
護摩堂の須弥壇に安置された千手観音像と思われる像です。
本堂下の階段のところに戻ってきました。来た時よりも人が少なくなりました。
山門。
帰りは焼の道を通って外に出ます。
つつじに期待をして行ったのですが、早咲きはもう終わっていて、遅咲きはこれから
といった感じで、咲いているつつじはまばらで期待はずれでした。
建物は山門と本堂が古めかしく見ごたえがありましたがその他の建物は見るべきところが
ありませんでした。
水晶岳登山 [山日記]
2015年7月11日(土) 北アルプス水晶岳登頂を目指して出発
第1日
6:50 息子と相模大野で合流して出発。圏央道、中央高速を経由して松本へ向かいました。
10:30 国道158号線を通って安房峠を超えて新穂高温泉に着きました。
11:16 身支度をして登山センターで登山届をだして歩き始めました。良く晴れて山には谷筋に
残雪が見えました。
道は舗装があったりなかったりするものの、車が通れる広さがありました。
日向は暑いのですが木陰は涼しく快適でした。
12:30 笠新道入口
12:43 わさび平小屋
13:03 奥丸山分岐
わさび平から先も車が通れる道が続き、奥丸山分岐というところで道は川を渡って
右手に伸びていましたが、我々が目指す鏡平は橋のたもとを川に沿って登っていく
のでした。ここからが実質的な登山の始まりでした。
左手から落ち込んでくる谷には残が豊富に残っていました。
途中きれいなつつじが咲いていました。
14:19 秩父沢
シーズン中は橋が架けられているそうですが、雪が多くまだ橋が架けられていません
でした。大量の雪が沢を覆いつくしているので、我々はアイゼンをつけて慎重に
雪の上を渡りました。
15:08 少しずつ高度があがり、振り返ると乗鞍や焼岳が見えるようになりました。
16:41 抜戸岳の尾根がすぐ後ろに迫って見えました。
17:06 鏡平着
小屋が近づいたと思う頃、池が現れました。そして池の向こうに槍ヶ岳が見えて
いました。槍から伸びる尾根を右にたどれば穂高連峰が厳しい山容を見せて
いました。鏡平山荘はここからもうすぐでした。
17:17 鏡平山荘着
この山荘は昨日開いたばかりで、我々は小屋開き2日目の客でした。
食事のあと、夕映えの槍ヶ岳を見に池に行ってみました。池に槍ヶ岳が映る
のが小屋の自慢でした。
20:00 消灯
第2日(7月12日)
4:10 夜中に起きてみると月が出ていたので、池に映った槍ヶ岳と月の写真が撮れるか
と思い池へ。
時刻が少し遅く、月が上がりすぎてしまいました。池の面は昨日のように鏡面ではなく
わずかに波が立っていました。
5:15 出発
5:27 西鎌尾根に朝日が上がりました。
5:46 振り返ると乗鞍岳が美しい山容を見せ、その手前に荒々しい焼岳も見えました。
6:26 弓折岳分岐点着
分岐点の立札があってちょっとした大きさの雪田がありそれを超えて双六への道に
入りました。ここからは尾根道の始まりでした。
目標の山、水晶岳が見えました。
右手奥に小さく見える山。中央に見えるのが鷲羽岳、その左側にちょこんと見えるのが
今回の目標、水晶岳と思われました。
6:58 尾根道は見晴らしがよく、気分は最高でした。
双六小屋に向かう方向に対して、右後に見える槍ヶ岳の存在感は圧倒的でした。
7:12 クロユリベンチ
尾根道の鞍部にベンチがあり、カンバンには「クロユリベンチ」と書かれていました。
よく見ると草むらにはクロユリがたくさん咲いていました。
8:01 双六小屋到着
小屋の下側にはテント場があり、色とりどりのテントが張ってありました。
私も大昔、妻と大雨の中、ここにテントをはりました。
テント場の下側には池があり、道は池の脇を通り、テント場を抜けて小屋へと
続いていました。
小屋はとても大きく、外にもトイレがあり、借用しました。きれいに清掃され、
においもなく気持ちの良いトイレでした。
8:13 双六小屋発
8:49 巻道分岐
中道が良いとの情報を得ていたので、巻道には入らず直進。
8:53 中道分岐
双六岳直登の道を左に分けて中道は直進です。
9:13 春道分岐
双六岳へのもう一つの道が左に伸びていました。直登ルートは
急な斜面に雪がべっとりとついていましたがこちらは傾斜も
少し緩やかで、雪も少ないようでした。まっすぐ中道を進みました。
9:41 中道は雪解け水で小川の中を歩くようなところもありましたが、
おおむね緩やかな高原を行くといった趣のところで、高山植物も
たくさん咲いていました。
三俣蓮華岳の登りが始まる頃、黒部五郎岳が見えるように
なりました。そしてもう一つの黒部の雄、薬師岳も全容を
現しました。さらに遠く西の空に浮かぶように加賀の白山が
見えました。
10:02 三俣蓮華岳を登る辺りから笠が岳が見えました。
水晶岳
水晶岳の左手奥に小さく立山、そして剱岳が見えています。
薬師岳
10:45 三俣蓮華岳到着
西側に黒部五郎岳、北西に薬師岳、北から北東方向に水晶岳、鷲羽岳、
南西には笠が岳、南東から南には穂高連峰と360度天下の名峰を
見渡すことができました。
11:08 三俣蓮華岳出発
急な下りを一気に下ると巻道に出会いました。
11:24 三俣峠
峠からは緩やかになった這松の中の道を小屋に向かって下って行きました。
小屋が近くなると道には雪解けの水が小川のように流れていました。
11:58 三俣小屋着
小屋でお昼ご飯を食べました。
体力は限界に近く、ここからこの日の最後の難関鷲羽岳を超えると思うと
気が遠くなるような思いでしたが、食事を済ませるとすぐに気を引き締めて
出発しました。
12:22 急な登りが続きましたが、結構持ちこたえることができました。
鷲羽岳の頂上に着く少し手前で、稜線の東側の一段下がったところに
火口湖のような池がありました。鷲羽池というのだそうです。
13:35 鷲羽池と槍ヶ岳
13:48 鷲羽岳到着
雲ノ平と黒部五郎岳との間に切れ落ちた谷は黒部川源流です。
谷底まで見渡すことができ、そこはすでに小さな川の流れがあるように見えました。
黒部五郎岳と黒部源流
14:00 鷲羽岳出発
14:41 ワリモ岳(通過)
ワリモの頂上付近は岩がごろごろしたところで道は頂上を通らず、
道標があったのでそれとわかりました。
岩場を超えると広い緩やかな尾根道になりました。
15:11 ワリモ北分岐
ここで雲ノ平の方へ行く道が西の方に伸びていました。
15:55 水晶小屋到着
ワリモからは緩やかな道が続いていましたが、少し道が険しくなり
それを登り詰めると水晶小屋分岐という道標があり、すぐ先に小屋がありました。
小屋の受付だけ済ませて、水晶岳に向かいました。
水晶岳の頂上が近くなるまではのんびりした稜線の道でしたが、頂上が近くなると
道は急に険しくなり岩場が続きましたが、何とか頂上に着きました。
16:44 水晶岳到着
百名山99座目がやっと達成できました。感無量でした。
小屋に戻るとすぐに食事ができました。
小屋は若夫婦がやっていて二人の小さな女の子も一緒に生活をしているの
でした。お姉ちゃんの方は4、5歳でお客さんに食事の用意がができた
ことを知らせたり、食券の半券を切ったりして、小屋の仕事をしっかりと
手伝っていました。
第3日 (7月13日)(月)
4:36 起床
夜中、時折、強風で、木造ながらがっしりした小屋がゆすられるのを
感じました。足が冷えてぐっすり眠ることができず、いつしか明け方に
なりました。外へ出てみると、幸い雨は降っていませんでした。
表銀座の方面が朝焼けできれいでした。
5:30 食事。
疲れていましたが食事はおいしく、ご飯はお代わりをしました。
朝、水晶岳にもう一度行ってから帰路に就く予定でしたが、疲労が
たまっているので、小屋からまっすぐに戻ることにしました。
5:54 水晶小屋出発
小屋の小さな女の子がお母さんに抱かれて我々を見送ってくれました。
後ろ髪を引かれる思いで、小屋を後にしました。
朝、起きた時より雲が少なくなって、遠くの山も見えるようになりました。
ワリモ岳までは緩やかな道が続きます。
振り返ると遠くに後立山の山々がくっきりと見えました。
6:28 雲ノ平への分岐(ワリモ岳の北側)
6:52 ワリモ岳(頂上は通らず)
7:30 鷲羽岳
しばし休憩。さえぎるもののない頂上の展望を楽しんでいると
槍ヶ岳の左側に富士山が見えているのに気が付きました。
7:55 鷲羽岳発
8:48 三俣小屋着 一休み。
9:05 三俣小屋発
10:04 三俣峠
疲れてはいましたが双六頂上をまだ諦められず、三俣蓮華岳への
道を選びました。
雪渓の傾斜が急なところはアイゼンを付けて登りました。
三俣小屋から見る三俣蓮華岳はかなり登りでがあるように見えましたが
あまり苦しむことなく頂上に着きました。
10:22 三俣蓮華岳着
あまり休むことなく先へ進みました。
11:28 双六岳分岐
往路たどってきた中道と双六岳頂上を通る山頂ルートの分岐点です。
我々は躊躇なく頂上ルートを選びました。
この辺りにはかなり広い範囲にクロユリが咲いていました。
頂上ルートはカールの縁のような尾根道で、カールの中腹を巻くのが
中道、カールの底を歩くのが巻道と言った感じです。(双六岳北側に
広がるこの緩やかな地形がカールなのかどうかはわかりませんが)
12:05 双六岳頂上着
槍ヶ岳や奥穂高連峰や笠が岳と言った南側に連なる山々は頭を雲に
隠してしまい黒部五郎や薬師岳も頭が見えない時間帯が増えてきました。
表銀座や裏銀座の山々とずっと遠く立山、剱岳と言った山はまだ視界の
中にありました。
12:29 双六岳出発
初めは中道分岐まで引き返すつもりでしたが、まっすぐ双六小屋へ向かう
道は踏み跡があったので、行けるところまで行ってみることにして出発
しました。
12:36 ライチョウとの出会い
下り初めて間もなく道のすぐ近くに歩いている雷鳥を見つけました。
何羽かの雛を連れていました。しばし必死でカメラのシャッターを押し続け
ました。
12:50 春道分岐
中道を通った時に「春道分岐」というのがあったことを思い出しました。
直登ルートではなく途中で左に入り中道に下りるコースがありました。
少し急な斜面を雪渓の上を歩いたりしながら中道まで下りました。
13:06 中道合流
中道まで下りると、そこは1日前に通った道で、雪解け水で川のように
なった緩やかな道を進むだけでした。道の周辺はお花畑が広がって
いて、白山イチゲ、信濃キンバエ、キバナシャクナゲ、などが咲いて
いましたがまだ花は多くありませんでした。
13:26 巻道分岐
13:41 双六小屋着
計画ではここに泊まる予定でしたが、時間も早いので鏡平まで下りる
ことにしました。小屋に話すと経営が同じなので快くキャンセルに応じて
くれ、鏡平山荘に連絡もしてくれるとのことでした。
13:52 双六小屋発
テント場の下の池までは下りでしたが、その先は登りが多く、疲れて
いるせいもあってかなりきつい行程でした。
14:45 クロユリベンチ
一休みしてまたクロユリを写真に収めました。
15:25 弓折岳分岐着
ここに荷物を置いて弓折岳へ向かいました。
しばらく行くと道に道標はあるのですが、山の名前がありません。
そんなわけはないと息子が探すと、道から少し脇に入ったところに
「弓折岳」がありました。すぐ近くと思いきや結構時間がかかりました。
16:02 弓折岳分岐
16:50 鏡平山荘着
雲が低く、槍ヶ岳や奥穂高岳は見えませんでした。
小屋の外にあるテーブルで、息子と二人、生ビールで乾杯しました。
ビールを飲んでいるとき、水場からのパイプがつながって、小屋の
水が使えるようになりました。
第4日(7月14日)(火)
5:00 起床
5:30 食事
6:24 小屋出発
時折強い雨が吹き付けているので、雨具を付けて出発。
8:01 秩父沢
8:55 奥丸山分岐
9:13 わさび平小屋
9:24 笠新道入口
10:12 新穂高ロープウエイ
10:49 駐車場
11:00 深山荘(温泉)で着替え
駐車場のすぐそばに温泉宿がありそこで温泉に入れてもらいました。
川の流れのすぐそばで露天風呂に浸かってすっきりしました。
11:28 家路に向け出発
途中、平湯で飛騨牛を食べて、今回の旅は大満足でした。
完
丹沢・焼山登山 [山日記]
3月21日(月)今シーズン初めての山歩きです
妻がデイサービスへ出かけて行ったあと、急いで身支度をして山に行きました。我が家から相模湖の近くまで行って、道志川に沿った道を山中湖方面に向かい、焼山登山口というバス停があるところで車を捨て、歩き始めました。駐車場はなく、失敬して神社のわきの広場に置かせてもらいました。
バス停の前の神社
登山口
バス停から少し、道志川上流方面に歩くと左へ入っていく道がありました。
角に道標が立っていました。
焼山遠望
登山口から少し入ると、上の方に焼山と思われる山が見えました。
地図では尾根の一角のような存在ですが、立派な山に見えました。
ゲート
一般車を入れないためのゲートがありました。
この付近何台か車が止められそうなスペースがありました。
林道から分岐
林道を少し行くと、右に登山道を分ける道標がありました。
山ビル注意の看板もありました。今はまだ活動期ではないので心配は
ありませんが、5月以降は注意が必要です。
頂上まで3キロポイント
いかにも蛭が出そうな湿った木の葉が降り積もった道を歩きます。
ほう葉がたくさん落ちていました。
頂上まで2.8キロ地点
まだまだ斜面の中腹を登っていきます。
道志川の対岸の山並み
振り返ると道志川にかかる橋が下の方に見えます。
黄色い花の木
何という木でしょうか?
この付近から道は尾根道になり、視界が開けました。
頂上まで1.4キロ地点
頂上真近の斜面・・・雪がうっすらと
そろそろ頂上と思われる頃、道は檜のうっそうとした斜面を登るようになりました。
倒木の上にうっすらと雪が残っていました。そこから登るにしたがって道の両側や
斜面にも雪がついていました。
バイパスと頂上へのコースとの分岐
樹林帯を抜けると道標があり、焼山の山頂を通らずまっすぐ姫次に向かう道と
頂上に向かう道が分かれていました。
山頂
登山口から1時間50分ほどで頂上に着きました。
鉄骨の展望台がしつらえてありました。私は頂上にこのような造作物が
あるのは好きでありませんが、そこに上ると東側から南側の展望が開けて
いました。宮ケ瀬ダムや丹沢の主脈が見渡せるのでした。
焼山の言われ
宮ケ瀬ダムを望む
展望台からの眺め・・・真ん中あたりの丸い頂上の山が丹沢山
これは蛭ヶ岳か檜洞か?
丹沢はもう50年も前に歩いただけですので、どの山がどのような山容を
示すのか、記憶も定かではありません。
11:16 登山口(家から約1時間)
11:26 焼山が見えた(登山口から少し入った林道から)
11:33 ゲート
11:35 林道分岐
11:38 山頂まで3K地点
11:58 山頂まで2.8K地点
12:11 山頂まで2.1K地点
12:41 山頂まで1.4K地点
12:50 山頂まで1.2K地点
このあたりから手前の尾根の向こうに宮ケ瀬ダムが見えるようになる
13:04 頂上のすぐ下の樹林の中の斜面にうっすらと雪が・・・
13:22 頂上への分岐
13:29 山頂着
13:59 下山開始
14:02 バイパスとの分岐
14:22 山頂から1.2K地点
14:30 山頂から1.4K地点
14:43 山頂から2.1K地点
14:51 山頂から2.8K地点
14:59 山頂から3.0K地点
15:01 林道出会い
15:09 登山口
登山後記
久しぶりでちょっとした山歩きをして、翌日から腿がわずかに筋肉痛
の状態でした。ふつう2,3日で治るのですが、4,5日続きました。
檜洞丸登山 [山日記]
5月15日(日) 丹沢の檜洞丸へ行って来ました。
高校生の頃行って以来ですからもう55年ぶりぐらいです。
丹沢湖の奥に西丹沢自然教室という拠点ができて、檜洞丸は
ずいぶん便利な山になりました。
家を6時前に出て、小田急線の新松田駅からバスに乗り継ぎ、
登山口に着きました。
8:31 西丹沢自然教室着
8:40 登山届を出してすぐに歩き始めました。
8:49 登山口
右に入る道標がありました。
小さな沢沿いを登っていきます。
9:13 自然教室から直接大きな沢沿いを登ってくるもう一つの登山道と合流
9:40 ゴーラ沢出合い
明るく気持ちの良い河原です。きれいな水が流れていました。
9:48 ゴーラ沢を渡るといよいよ急な登りの始まりです。
10:24 前回の折り返し地点
展望台まであと少しでしたが、
前に来たときは時間がなくてここで引き返しました。
10:32 展望台
登山道から少し外れたところに小さなスペースがあって、展望が開けていました。
10:50 新緑がまぶしい!
11:18 シロヤシオやミツバツツジが目に入るようになりました。
これはミツバツツジ
11:23 ミツバツツジ
11:31 シロヤシオ
11:49 地面にはかわいい花、これ何という花?
11:50 石棚山からの登山道に合流
尾根に出ると樹木はまばらで明るい雰囲気でした。
道はバイケイソウに覆われてその中を木道がつけられていました。
12:03 石棚山
12:07 檜洞丸山頂着
頂上は大勢の登山者でにぎわっています。
12:08 山頂にて
12:31 山頂の風景
12:44 頂上から少し蛭が岳側に下ると、蛭が岳から塔ノ岳まで一望できました。
↓ 蛭が岳 ↓ 丹沢山 ↓ 塔の岳
↓ 蛭が岳
丹沢の雄です。風格があります。
12:57 犬越路への道
頂上の南西斜面
12:57 檜洞丸出発(犬越路に向かって下山開始)
犬越路への道標
犬越路に向かって下り始めると、そこはひどいガレ場になっていました。
13:08 頂上を振り返ると
少し下ってから頂上を振り返るとこんな状態でした。
このコースはところどころ険しい上り下りもありましたが、総じてのどかで
美しい尾根道が続いていました。それに人が少なく静かでした。
13:21 これから越えるちょっと厳しい峰、(熊笹の峰と思われる)
13:21 シロヤシオとミツバツツジ
そして、この道も上りの道に負けないくらいシロヤシオやミツバツツジが咲いて
いました。しかし、この辺りはまだ高度が高いせいかまだつぼみのところも
ありました。
13:29 蛭が岳がまだ見えます。
13:30 のどかな尾根道
13:31 檜洞丸の頂上がまだ見えます。
13:41 神ノ川分岐
大きなピークを越えると道志の方へ下るコースの分岐点がありました。
14:32 シロヤシオと大室山
14:33 ミツバツツジのつぼみ
14:45 ミツバツツジ
見事な枝ぶりです。
15:24 犬越路まであと500mの道標
もっと簡単に着くと思っていましたが、意外に時間がかかりました。
やっと、もう少しで犬越路に着くという思いでした。
15:42 犬越路
やっと着きました。避難小屋がありました。
大分のんびりしてしまいましたので、先を急ぎます。
用木沢出合いまであと2.5キロとあります。
16:17 用木沢出合へ向かう途中の道標
犬越路から用木沢出合いまでは小沢に沿った木下道ですが、100m~200mごとに
このような道標が立っていました。
16:34 用木沢出合い
ここからは舗装した林道を歩きます。
16:49 登山口
朝、ここから登りはじめました。
16:52 自然教室の方向に形の良い山が見えました。(権現山と思われる)
16:55 西丹沢自然教室着
自然教室のすぐそばにある祠です。
これより上流は神の領域だそうです。
17:08 新松田行バス出発
18:20頃 新松田着
19:30頃 我が家着 完
丹沢主稜縦走 [山日記]
6月26日(日)大倉から登り、塔の岳、丹沢山、蛭が岳、檜洞丸を経て西丹沢自然教室までのコースに挑戦
5:45 相武台前発
6:20 渋沢駅着
6:40 渋沢駅発臨時バス(定刻より10分ほど早く臨時便が出ました)
6:53 大倉着
レストハウスで登山届を出し、蛭対策の食塩を頂いてから歩き始めました。
塩は蛭を見つけた時に駆除するためのもののようでした。
6:55 大倉発
同じバスで来た人たちはみんな先へ行ってしまい、一番しんがりを
ゆっくり歩き始めました。
7:37 山道に入ってしばらく行くと道が二股に分かれていました。どちらを
通っても700m先で合流するとのことで、私は大観望という見晴台を
通る左側を進みました。
7:52 大観望
ここには大倉高原山の家という山小屋があってその手前にこんな門が
あるのでした。
左側に塔ノ岳、右側に丹沢の門と書いてありました。向こう側から
この門を見ると、大倉方向、秦野の門と書いてありました。
小屋の前は展望台になっていて、眼下に秦野の街、その向こうに
相模湾が見えました。 小屋では水が20円で売っていました。
8:05 合流点 先ほど左右に分かれた道の合流点です。私が歩いてきた道は
右側の広い道、別の道は狭い道のようでした。
8:25 一本松
8:29 相川 木の幹に「相川」と書いてありました。このコースは所々
このように整備された気分の良い散歩道のようなところがありました。
8:42 駒止め茶屋
これから傾斜がきつくなるぞと言わんばかり、平坦な道が終わる
ところに小屋がありました。
大分高度が高くなったと見えて、表尾根が良く見えるようになりました。
これが「二の塔」なのか「三の塔」なのか確認しませんでしたが
稜線に小屋が2つ見えました。
9:07 堀山の家
ここまで小屋はたくさんありましたが、どこも休業中のようでした。
しかし、ここは人がたくさん居て活気がありました。
小屋の前に休むところがあって、沢山の登山者が休んでいました。
木の間から富士が見えました。
もう雪はわずかに沢筋に残っているだけです。
9:13 少し登ったところから見た富士
9:46 さらに登ったところから見た富士
8:48 ガレ場のだんだん道が始まる
歩きにくい
9:54 花立山荘
見晴らしの良いところでしたが、富士は雲で少し顔を隠して
しまいました。
愛鷹連邦や箱根連山が良く見えました。
右奥に見える山並みが愛鷹連邦、その手前、左の方に伸びている
のが箱根です。
10:27 金冷し(鍋割尾根分岐)
真っすぐに行くと鍋割山、塔ノ岳は右の方へ登っていきます。
10:45 塔ノ岳山頂
大きな小屋と大きな広場の塔ノ岳に着きました。
予定より1時間近く余計にかかってしまいました。
ここでも一休みして景色を眺めました。
小屋の向こう側以外はぐるっと展望が開けていました。
これから行く蛭が岳、檜洞丸、目を南に移せば駿河湾が眼下に
広がっていて、真鶴半島や江の島が確認できました。
大山と表尾根その向こうに駿河湾
10:58 塔ノ岳発
塔ノ岳を出ると急に人が少なくなりました。
少し歩いて振り返ると塔ノ岳はこんな姿をしていました。
丹沢山へ向かう途中、檜洞、臼が岳が良く見えました。
11:59 丹沢山着
小屋(みやま山荘)のご主人に「これから西丹沢自然教室まで行くの
ですが、ゴーラ沢は渡れますか?」と聞きました。私は増水して渡渉が
できないことを想定していたのですが、雨が降ってもそれほど増水する
沢ではないとのことでした。それよりも私を見て無理はしない方が良い
とのことでした。私は途中に小屋もあるから無理はしないことを約束して
蛭が岳へ向けて出発しました。
12:11 丹沢山出発
丹沢山を出てしばらくして振り返ると丹沢の頂上と塔ノ岳の頂上が見えて
いました。(右手奥に三角に見える山が塔ノ岳です)
12:38 蛭が岳への道
丹沢からの道が下り切って登り始めるとのどかな草原の中を行く
ようになりました。先ほど丹沢山の上り辺りから見ると、
ここを登り切ればあとは蛭の頂上近くまでなだらかな風景が続いて
いるように見えました。
12:48 不動の峰休憩所
12:55 不動の峰
13:06 棚沢の頭
13:20 鬼ヶ岩
このコース唯一と思われる岩場(この付近だけ)。鎖場はあちこちに
ありましたが、稜線に大きな岩が露出して岩山のような様相を呈して
いるのはここだけでした。蛭の頂上はもうすぐです。
鬼ヶ岩から蛭が岳
鬼ヶ岩から檜洞丸と臼が岳
蛭の頂上の左側に檜洞がその手前の尾根を左にたどって頂上付近が
ガレているところが臼が岳です。
13:51 蛭が岳山荘
蛭が岳山頂
頂上は数人の登山者がいるだけでした。
14:03 蛭が岳出発
檜洞への第1歩を踏み出すところに「ここから檜洞までは
アップダウンが多く体力消耗が激しいので体力と計画に余裕を
もって行動するように」と注意書きがしてありました。
蛭からの下り初めて臼が岳、檜洞丸を見る。まだまだ遠い!
手前のガレた頭が見えるのが臼が岳、その向こうの尾根をたどって
一番高く見えるのが檜洞丸
途中、足元に咲いていた***オダマキ
14:58 臼が岳に着く少し手前で蛭が岳を振り返る
15:01 臼が岳着
樹林の中に臼が岳の道標がありました。実際のピークは南に張り出した
尾根にあるようですがそちらへは行かず、一休みして出発しました。
15:15 臼が岳発
15:31 神ノ川乗越
15:52 檜洞が近づいた!
16:07 石棚山
下り切ったと思われる頃、石棚山が間近に見えました。
16:41 青ヶ岳山荘
みやま山荘のご主人が言っていました、「今日は青ヶ岳山荘は
休みかも知れない」は当たりでした。人影が全くありません。
16:43 今日歩いてきた山々
5月にここに来た時も同じ景色を見ましたが緑が濃くなって
夏が近づいたことを感じます。
16:45 檜洞丸到着
大分時間がかかってしまいましたが、ようやく檜洞丸の頂上に
着くことができました。疲れました。蛭が岳に「体力と計画に
余裕をもって・・・」と書かれていたのは適切なアドバイスで
あったと感じます。ともあれバスに間に合う時刻に着きました。
16:46 下山開始
頂上にはもう全く人影はありません。
バスの時刻があるので、休まずに下山開始です。
16:56 つつじ新道分岐
正面に石棚山。ここを右に下るルート(つつじ新道)を行きます。
カメラはザックにしまって、歩くことに専念します。
17:34 展望台
17:38 1年前にこのルートを歩いて時間がなくて引き返したところ。
18:05 ガーラ沢
18:35 登山口(林道出合い)
18:43 西丹沢自然教室到着
檜洞丸からちょうど2時間。 少し余裕をもってバス停に着きました。
ところがどうでしょう。当然終バスを待つ登山者が大勢いるものと
思っていましたが、駐車場には車が数台止まっているだけで、バスも
登山者の姿もないのです。時刻表を見間違えたかと思いましたが
発車時刻の1,2分前にやっとバスがやってきました。運転士さんに
聞くと、この時期、この終バスに乗る人は少ないのだそうです。
ヤレヤレ!
18:58 バス発車
20:10頃 新松田
21:00頃 相武台前
21:15頃 我が家 完
光岳登山 [山日記]
7月15日(金)~7月18日(月) 南アルプスの光岳に行って来ました。
光岳は私にとって、日本百名山最後の山です。
15日夜、10時近く、息子と落ち合って、東名で静岡まで移動し、静岡市内の
ホテルで1泊しました。1泊と言っても3時間程度睡眠をとっただけですが、
これから始まるハードな登山行程を考えると貴重な睡眠でした。
7月16日(土)
4:15 ホテル出発
6:20頃 夏季臨時駐車場着
6:35頃 畑薙第1ダムの堰堤の先の駐車場に移動
7:05 車を置いて出発(バスは諦めて歩く覚悟)
7:10 ゲートで登山届を出していると、後から井川観光協会のバスが来て
乗せてもらうことができました。(ラッキー!)
7:15 登山口着(登山口停留所)
看板の先の道標のところを左に入ると吊り橋です。
畑薙大吊橋
私が先に渡って、あとから来る息子を撮りました。長い吊り橋です。
全長 181.7m
ここを渡るといきなり急な登りでした。
7:55 ヤレヤレ峠
ダム湖に突き出た尾根を越えるところがヤレヤレ峠。ここからダムに
流れ込むウソッコ沢まで下ります。せっかく峠まで登ってきたのに
また、ダムの水面近くまで下るのです。
8:19 ウソッコ沢の河原
沢の水は豊富できれいな水が流れていました。
8:21 沢を遡行するようになって最初の吊り橋
8:29 次の吊り橋
沢の流れ
沢沿いの道を登っていきます。
9:01 次の吊り橋
9:09 ウソッコ沢小屋
小屋はありましたが、使われていないような感じでした。
9:18 ウソッコ沢小屋出発
ちょっとだけ休んで出発です。
9:20 小屋を出るとすぐに右側から滝が落ちていて、滝の前を横切るように
吊り橋がかかっていました。水量が多く、滝はすごい迫力でした。
9:43 標高1300m地点
10:10 中の段
10:45 横窪峠
最後の吊り橋を過ぎると、道は沢から離れ、足場の悪い斜面を登る
ようになり、少し傾斜が緩くなったと思う頃、峠に着きました。
峠の向こう側には横窪沢小屋が見えていました。
くたびれて来て、峠で一休み。
11:06 横窪沢小屋
峠から急な道を下って、小さな沢を渡って少し登ったところに
小屋がありました。朝の食事も十分にはとっていないので、ここで
昼食にすることにしました。小屋のラーメンを食べました。味は
いまいちでしたが、量はたっぷりあり、腹を満たすことはできました。
小屋の前にこんな蝶々がいました。
11:33 小屋出発
11:50 標高1700m
12:31 標高1900m
12:40 横窪小屋と茶臼小屋の中間点との標識あり
12:44 水呑場
13:25 標高2200m
ところどころにこのような標識が設置されどの辺まで来たかを
知らせてくれました。
13:08 樺段
13:43 森林限界近し。大きな樹木がまばらになってきて、登山道の両側は
草原になってきました。
13:57 小屋見える!
草原をしばらく登ると、霧の中にぼんやりと茶臼小屋が見えて
きました。
14:01 茶臼小屋着
やっと着きました。立派な小屋です。
小屋の土間にはストーブが焚かれていました。
7月17日(日) 茶臼小屋から光岳小屋までの行程
朝、小屋の周りはとっぷりとガスに包まれて、視界は全く
ありませんでした。天気予報も昼間好転する見込みはない
とのことでしたので、小屋の朝食をゆっくり頂いてからの
出発としました。
4:47 朝、小屋の風景
小屋の外から食堂の様子を覗いてみました。食事の支度が
進んでいました。もうすぐ食事です。
5:55 小屋出発
小屋の周囲にはテント場があっていくつかテントが張って
ありました。登山道を歩き始めてすぐに振り返ったのですが
霧で小屋もテントも煙っていました。
6:13 稜線
ハイマツの中の道を登ると稜線に出ました。右へ行くと上河内岳、
左へ行くと茶臼岳です。
6:37 茶臼岳山頂
稜線を左にたどっていくと茶臼岳に着きました。稜線はハイマツと
岩の道で、高山の趣を示していました。
6:45 頂上出発
頂上付近は岩がごつごつした道でしたが、道の周辺はシャクナゲや
ハイマツに覆われていました。
このピンクがかったシャクナゲは何というのでしょう?
7:05 仁田池
道の左側に小さな池がありました。辺りを霧が覆って幻想的な
雰囲気でした。
木道を行く
この付近は道は起伏も緩やかで森林限界近い草原の中の道といった
感じでした。
7:33 希望峰
稜線から南に突き出た尾根の先端に仁田岳という山があります。
天気が良ければ素晴らしい展望に出会えるところでしたが、
この日はそれは期待できませんでした。しかし明日は時間的に
余裕がないので、とにかく頂上まで行って見ることにしました。
7:54 仁田岳
行く人があまりいないのでしょうか、ハイマツが道を覆って
歩きにくいところもありました。
8:31 希望峰出発
稜線に戻って再び光岳を目指します。
9:43 変な木
風のいたずらか?変な曲がり方をした木がありました。
9:55 易老岳
飯田側から登ってくるとここで稜線に出るのですが、林道の崩落で
飯田側からのルートは使えず今回の静岡県側からの入山になりました。
易老岳の山頂は樹林の中で展望はありませんでした。
真ん中に御料局三角点と彫られた三角点の標識がありました。
10:12 易老岳出発
頂上からほんの10mほど行ったところに易老渡への分岐点がありました。
我々は光岳への道を行きます。
10:38 池
霧で幻想的な雰囲気を醸す池がありました。
11:07 三吉平
一休みして出発です。
12:18 靜高平
緩やかに傾斜した草の斜面に小さな小川が流れ、その小川に沿って
道がつけられていました。一番上のところには水場と書かれた標識が
ありました。
12:39 イザルヶ岳への分岐
道は緩やかになって、木道になり、少し行くと小屋が見えました。
12:49 光岳小屋が見えた。
12:51 光岳小屋到着
手前右側の建物はトイレ棟。右側に見えるのが小屋本体。
きれいで立派な小屋。
老夫婦が小屋番をしていました。
着くとすぐにお茶をふるまってくれました。
この小屋は全員が50歳以上なら食事付きにしてもらうことができる
のですが、パーティーに一人でも50歳以下がいると食事は出ないと
いう決まりになっていました。仕方なく我々は自炊の支度をして
行きました。
宿泊の手続きを終えて、いざ、光岳へ出発。
13:35 光岳山頂
頂上は樹林の中にありました。日本百名山やっと達成です。
13:44 展望台
頂上の少し先に南側が開けた展望台がありましたが、ガスってなにも
見えませんでした。
日本最南のハイマツ?
光岳はハイマツのある南限の山ということが深田久弥の「日本百名山」
に書かれていますので、もしかしたらこのハイマツが南限のハイマツ
かもしれません。
13:56 テカリ石
あまり険しさのない登山道に突如岩山が現れました。
岩の三方は断崖絶壁でガスっているのでどれだけの深さなのか見当も
着きません。
岩の上にはかわいい空色の花が咲いていました。
頂上の近くに咲いていたかわいい花
この辺り、国有林であることを示す看板
動植物の採取はもちろん、落枝、落葉も、持ち帰ることは禁止されている
と書かれていました。
14:54 光岳小屋
小屋の中
7月18日(月)もと来た道を引き返し下山
朝早く目が覚めましたので外に出てみました。
東の空が白み始め、頭の上には星が輝いていました。
3:34 朝焼け
4:37 イザルヶ岳分岐
稜線の道から南東方向に突き出た尾根の先端にイザルヶ岳があります。
頂上付近は遮るものがなく展望抜群です。
4:39 朝焼けの上河内岳
富士山
傘雲がとれました。
聖岳(右側の山)とその左に見える兎岳?
上河内岳
光岳とて光岳小屋
4:38 日の出と富士山
上河内岳と茶臼岳
聖岳と上河内岳
しばし日の出の景観を楽しんでから、もと来た道を引き返えしました
5:00 下山道に戻る
5:04 靜高平(水場)
昨日ここを通ったときは、ガスっていて周りの景色は見えませんでしたが
この日は気持ちの良い草の斜面が広がっているのが見渡せました。
道の左側の草むらの中を小川が流れているのでした。
ここを過ぎると、道は樹林帯の中の足場の悪いやや急な下りになりました。
シラビソ?の原生林
5:45 三吉平
6:16 視界が開けると、中央アルプスや恵那山が見えました。
恵那山
木々の間から見えた青空
6:52 易老岳
7:00 易老岳出発
8:31 希望峰
希望峰から富士を望む
希望峰から茶臼岳と遠く富士山を望む
仁田岳の方へ行って見ました。
光岳がもう遠くに見えました。
時間がないの仁田岳までは行かずに引き返しました。
この写真を最後にカメラが動かなくなってしまいました。
電池の残量はまだあるのに動かないのです。
息子が撮った写真が送られて来ましたので、追加します。
茶臼岳を過ぎて間もなく小屋への分岐点になるあたりから聖岳方面を
みた写真です。(中央の山が聖岳です)
聖岳の右側にちょっとだけ赤石の頭が見え、その右側に悪沢岳の
頭が見えます。
私のカメラはザックにしまって、茶臼小屋からの道はとにかく
早く下りることに専念しました。
うまくいけば登山口(大吊橋)からのバスに間に合うかもしれないと
考えたからです。以下、時間経過は下記の通りです。
10:06 茶臼岳
10:47 茶臼小屋
11:10 樺段
11:57 横窪沢小屋
12:50 ウソッコ沢小屋
13:45 ヤレヤレ峠
14:14 畑薙大吊り橋
残念ながらバス(13:40発)には間に合いませんでした。
ダムのヘリに沿って林道を40分ほど歩きやっと車にたどり着きました。
15:00 ゲート
13:30 温泉
17:00頃 新東名、新静岡IC
17:30頃 東名富士川SA
18:30頃 息子を秦野で下して
20:30頃 我が家着
あとがき
最終日だけでも晴れてくれて素晴らしい山旅ができました。
光岳小屋から茶臼に向かって帰ってくる途中、茶臼にかなり近づいて
から見た聖岳の雄大さには感動しました。上河内も格好の良い山でしたが
聖岳の圧倒的なボリューム感はさすが3000mの山と思わせるに十分でした。
家に帰って電池を交換してみるとカメラは正常に動き出しました。
電池のスペアをもって行かなかったのも不覚でした。
私にとっての日本百名山はこれで終わりましたが、何となくまだ終わった
という実感がありません。ともあれこれで一区切り。これからは自分の
行きたい山に出かけてみようと思います。
徳本峠登山 [山日記]
2016年9月30日~10月2日 徳本峠に行って来ました。
いつかは行って見たいと思っていましたが、やっと行くことができました。楽しみにしていたのは奥穂高岳の展望と登山道の紅葉です。天気予報を見ると、最後の日だけが良いかもしれないというあまり希望がもてない状況でしたが、この機を逃すといつになるかわかりませんので、思い切って決行することにしました。
1日目(9月30日)
13:10 家出発
13:15 バス
13:36 相武台前発町田で横浜線に乗り換え八王子へ
14:30 中央線 特急あずさ
16:26 松本着
17:15 新島々着
17:25 石川旅館 予約していった旅館は駅から100mぐらいのところにありました。
蔵ののような外観の風情ある建物でした。
石川旅館:この駅には一つだけの旅館だそうです。
旅館には明日同じコースを行く2人組登山者ともう一人の登山者が泊まっていました。
気持ちの良いお風呂と、夕飯ではサービスでビールがグラス一杯付くという、うれしい
ものでした。風呂上がりでおいしいので私はビールのお代わりをしてしまいましたが
女将は気持ちよく答えてくれました。(ご馳走様でした)
2日目(10月1日)
4:30 起床
5:00 朝食
5:30 送迎出発
登山者へのサービスで車が入れるところまで、送ってくれました。旅館の前の
国道を上高地方面に走り、島々宿というところで右折して島々谷川に沿って
上っていきます。 ゲートを2つ越えて少し行ったところで、徒歩スタートです。
5:54 歩行開始
同じ車に乗って歩き始めた2人連れ
6:19 砂防ダム
6:23 戦国落人悲話遺跡
戦国時代の三木秀綱とその妻女の悲話が石碑に刻まれている。
7:10 二俣
島々谷川はここで北に延びる北沢と西に延びる南沢に分かれます。
徳本峠は左に折れて南沢を遡行することになります。
7:14 三木秀綱の妻女の遭難碑
後世、詩人がここを訪れて建てたという碑がありました。
7:28 行き橋
南沢の景観
写真では穏やかに見えますが、すごい水量と轟音です。
7:43 戻り橋
南沢の流れ
岩がゴロゴロした急な流れもあれば、川幅が広がって緩やかな流れになる
ところもありいろいろな表情を見せてくれます。
8:12 二俣から1.9キロ、徳本峠までは7.8キロの地点です。
8:43 瀬戸下橋
この付近は急流でした。轟音とともに水が暴れまわりながら下っていきます。
8:57 瀬戸上橋
二俣から3.8キロ地点でした。
9:39 ワサビ沢
9:50 岩魚留橋
9:52 岩魚留小屋
二俣から徳本峠までの時間的な中間点として、ここに着くのが当面の目標でした。
着いてみれば小屋は廃屋で今にも倒れそうでした。ここで一休みして、小屋の
親父にこの付近のことなど聞かせてもらえば山旅も一層豊かな趣を添えたことで
しょう。
9:55 岩魚留沢橋
小屋の前を通りすぎるとすぐに右手から流れ込んでくる小沢があり、ここに
橋が架かっていました。沢の名は岩魚留沢、橋の名は岩魚留沢橋。
9:58 岩魚留滝
南沢本流は岩魚留沢が合流するちょと上流で滝になっていました。
ちょうど「の」の字を描くように怒涛の勢いで駆け下っていくのでした。
滝の上流には少し黄色くなった葉が見えました。
10:07 中ノ沢
南沢の支流「中ノ沢」には新しい木の橋がかけられていました。
二俣からいくつも橋を渡ってきましたが、すべて木製の橋でした。
大自然に調和して好ましいことですが、雨に濡れると滑りやすいのが
欠点です。少しでも傾斜していたら最悪です。注意していたのですが
それでも2度ほどもう少しで転倒するところでした。
10:59 徳本峠まで2.8キロ地点
岩魚留を過ぎれば徐々に傾斜がきつくなり、高度が稼げると思いきや
いつまでも緩やかな傾斜で、沢の川幅も狭くなって来ないのです。
11:21 紅葉
全山紅葉にはまだ早いようでした。
11:39 最後の橋?
川幅も狭くなってきました。
11:50頃 ようやく道は沢を離れ急な斜面を登り始めました。
12:08 少し雲が高くなって山が見えるようになりました。
12:11 ちから水
急な登りに入って水場はありがたいものです。
12:28 徳本峠まであと1キロ
13:15 徳本峠
この後、まだ時間があったので、蝶が岳方面に歩いて4,50分のところに明神が
見える展望台があるというので、荷物を置いて出かけて見ました。しかし、ここまで
登ってきた疲労が思ったよりひどく、なかなか展望台に着きません。空模様も雲が
とれるほどには晴れてきませんでしたので、展望台に着く前に引き返してきました。
小屋に着くと今朝一緒に歩きだした二人連れが今着いたところだと言っていました。
小屋には30人ほどの客が居てにぎやかでしたが、食堂ではテレビも見ることができ、
夕飯もおいしく、快適でした。
3日目(10月2日) 霞沢岳を目指す
5:53 小屋出発
小屋の食事は5時半からということでしたが、少し早く準備ができていました。
一番早くテーブルにつき一番早く食べ終えて、身支度をして小屋を出ました。
今回の登山は「霞沢岳から奥穂高を見る」ことが最大の目的でしたから
小雨が降っていても、躊躇することはありませんでした。
小屋の入り口にはどうしようかと迷っている人が何人か空を眺めていました。
5:53 小屋出発
幸い、昨日の疲れはあまり感じられず調子は悪くありませんでした。
6:40 霞沢岳への道
ガスがかかって遠望は望めそうにありません。
6:52 ジャンクションピーク
道の南側が開けて昨日歩いてきた方角の景色が見えるはずでした。
7:30 小湿地
地図に「小湿地」と書かれているのがこの小さな池とその周辺の状況を
いうものと理解しました。
7:33 紅葉が?
8:37 霞沢岳登頂断念、折り返し
今朝スタートした時点では、昨日の疲れは感じていませんでしたが、
あと、1時間行って4時間かけて戻り、そこからさらに上高地へ3時間
かけて下ると思うと、そこまで耐えられるかどうか心配になって
来ました。雲も上がる気配はないし、思い切ってここで引き返すことを
決めました。
折り返し点付近の紅葉
8:45 折り返し点からの帰路に着く
9:44 小湿地
10:44 ジャンクションピーク
往きとは違って晴れ間が見えてきました。
10:58 ジャンクションピーク発
11:22 梓川側の山が見えました。
手前の尾根の向こうに梓川の河原と思われる白い帯が見えます。
11:31 もう少しで小屋です
大分、雲が上がって、島々谷、梓川側ともに山が見えるようになりました。
これは島々谷川の山々です。
12:14 小屋着
12:40 小屋発
小屋のご主人に、これから下る旨を報告してから上高地への下りに
入りました。
木の間隠れに明神岳や前穂高と思われる山並みが見えますが、視界が開けて
スカッと見える場所はなかなかありませんでした。
左端の木の陰あたりが明神、前穂あたりの山と思われますが、この角度で
見るのは初めてですのでよくわかりません。地図から判断すると、
真ん中の小さな三角形の山から右側は梓川の東側の山々で、梓川(槍沢)
はその手前を左の方へ上がっていくものと思われますが、そうすると
写真中央から右側に見えるのは蝶ヶ岳や常念と思われますが、常念の
特徴ある山容が見当たりません。どなたか教えてください。
この写真は上の写真の左側に続く山並みを撮ったものですが、尖って
いるのが明神岳(頂上はもう少し奥にあるのかもしれません)そして、
そのさらに奥に前穂高があると思われます。左側の厚い雲の下には
奥穂高が見えるはずでした。
13:59 明神登山口
急な下りが終わってからしばらく平らな道を歩いてようやく上高地から
横尾、ひいては槍沢に向かう道に出ました。
上高地への道は下る人登っていく人、沢山の人が歩いていました。
外人さんもたくさんいました。
上高地は険しい山並みと、美しい梓川の流れ、そして樹林の間の
散策路が調和して「ああ、きれいだなー!」と思わせるところでした。
14:56 河童橋
河童橋の向こうに焼岳がみえました。
バスセンター近くの梓川のほとりから奥穂高岳があると思われる方角を
見てみました。残念ながら奥穂はとうとうその姿を見せてくれませんでした。
15:00 バスセンター
15:15 新島々行バス
16:15 新島々着
16:43 新島々発
17:18 松本発
20:30頃 家着
完