立山黒部アルペンルートへ行って来ました [山日記]
5月10日(木)~5月12日(土)学生時代の友人達と立山黒部アルペンルートへ行って来ました。
5月10日(金)
家----八王子----甲府----信濃大町----扇沢----黒四----黒部平----
大観峰----室堂----みくりが池温泉(泊)
大観峰----室堂----みくりが池温泉(泊)
11:01 信濃大町着
扇沢までタクシーを使いました。4人なのでバスで行くのとそれほ
ど高くはなく、時間短縮になりました。
山に入っていくにしたがって新緑が若芽になって、周囲の山に雪が
見えるようになりました。
11:40頃 扇沢ターミナル着
扇沢のターミナル建物の前の駐車場を先端まで行って東側の眺めを
撮りました。
すこし待つとトロリーが出発しました。バスがやっと通れるほどの
幅のトンネルをかなりのスピードで走ります。
扇沢のターミナル建物の前の駐車場を先端まで行って東側の眺めを
撮りました。
すこし待つとトロリーが出発しました。バスがやっと通れるほどの
幅のトンネルをかなりのスピードで走ります。
12:27 黒部ダム到着
上に登る階段を進むとダムを見下ろす展望台、下へ降りる通路を行く
とダム堰堤に出るとのこと。先ずは二百数十段を上って展望台へ。
12:26 黒四展望台 黒四が見えた! 私にとっては初めての黒四です。
屋上の展望台
しばらく展望台からの景色を眺めてから、ダム堰堤へ移動しました。
今度は階段とスロープの道です。
トロリーバスの着いた所までは階段。
上に登る階段を進むとダムを見下ろす展望台、下へ降りる通路を行く
とダム堰堤に出るとのこと。先ずは二百数十段を上って展望台へ。
12:26 黒四展望台 黒四が見えた! 私にとっては初めての黒四です。
屋上の展望台
しばらく展望台からの景色を眺めてから、ダム堰堤へ移動しました。
今度は階段とスロープの道です。
トロリーバスの着いた所までは階段。
12:59 ダム堰堤へ下り 階段の後はスロープでした。
13:02 ダム堰堤
右岸(大町寄り)の堰堤の上に出ました。水面が直ぐ下に見えます。
水面が流木で一杯かと思いましたが、それほど沢山はありません。
きれいな水面でした。
右岸(大町寄り)の堰堤の上に出ました。水面が直ぐ下に見えます。
水面が流木で一杯かと思いましたが、それほど沢山はありません。
きれいな水面でした。
展望台の下のコンクリートの壁。アーチの右側端をしっかりと固めて
いるようでした。
ダムの下流の景観
水量はわずかでした。
堰堤を左岸に渡り終える辺りから右岸の壁を眺めました。
中央部の白い建物が展望台です。
13:17 左岸堰堤 左岸から黒部川上流を眺めました。
少し流木が目立ちました。
13:20 ケーブルカー乗り場
ケーブルカーで黒部平へ向かいます。(標高差373m)
黒部平から大観峰へはロープウエイにのって標高差488mを一気に
登ります。(ロープウエイの写真はありません)
大観峰でやっと昼食にありつきました。混雑でレストランには入れず
立ち食いそば屋さんでの食事でした。回りは外人ばかりで、席を確保
していたものの、そばを取りに行っている間に席を取られてしまい
ました。我々は隅っこでかろうじておそばを食べました。
14:31 室堂に着きました。
外に出てバスターミナルを見下ろすと駐車場にも雪が残っていて、
周囲は真っ白でした。
今夜の宿、みくりが池温泉の方向だけはわかりましたが、夏山とは
全く違う眺めでした。
14:48 雪中行軍、みくりが池へ向かいます。
みくりが池に向かう道から立山連峰を仰ぎ見ました
浄土山
国見岳
別山尾根の眺め
光の具合で雪面の凹凸が良く見えず、道を外れて深雪に足を取られて
転んでしまい、なかなか起きられずにもがく場面もありましたが、
無事に宿に着きました。
15:03 みくりが池温泉着
5月11日(金)
みくりが池温泉----室堂バスターミナル----大谷ウオーク(往復)
----室堂バスターミナル----美女平----立山駅(食事)----
称名滝(バス停)----称名滝----立山駅----寺田駅----宇奈月駅
----ホテル(泊)
夜が明ける前に外に出て見ました。 小屋からいくらも離れて
いない雪原の中に一羽の雷鳥が眠っていました。
4:36 ライチョウとの出会い
時々首を動かしていましたがほとんど動きません。
そっと雷鳥の回りを移動しながらシャッターを押しました。
みくりが池温泉----室堂バスターミナル----大谷ウオーク(往復)
----室堂バスターミナル----美女平----立山駅(食事)----
称名滝(バス停)----称名滝----立山駅----寺田駅----宇奈月駅
----ホテル(泊)
夜が明ける前に外に出て見ました。 小屋からいくらも離れて
いない雪原の中に一羽の雷鳥が眠っていました。
4:36 ライチョウとの出会い
時々首を動かしていましたがほとんど動きません。
そっと雷鳥の回りを移動しながらシャッターを押しました。
ライチョウの向こうに見える山は奥大日岳です。
そのうち、少しづつ動き始め人が通る道を横切って木の枝が
茂った所に行って木の芽をついばんだりしていました。
4:55 もうすぐ日が昇る
赤くなってきた空に剱岳の頂上がわずかに見えました。
そのうち、少しづつ動き始め人が通る道を横切って木の枝が
茂った所に行って木の芽をついばんだりしていました。
4:55 もうすぐ日が昇る
赤くなってきた空に剱岳の頂上がわずかに見えました。
7:46 出発 朝食を済ませ、宿を出ました。
宿は従業員の対応など気持の良い所でした。
室堂バスターミナルに向かいながら、何度も振り返って見ました。
7:50 朝日が西側に陰を造り彫りの深い山容を見せる雄山です。
この日の目的の第1は雪の大谷ウオークです。
普通は9時半からスタートとのことでしたが、この日は条件が良い
ので9時前にスタート出来ると担当者の方が話をしてくれました。
しかし、結局は早くはならず、定刻にスタートでした。
美女平から上がってくるバスが室堂ターミナルに着く前の500m
程の区間が、片側歩行者用に確保されていてそこを観光の人たちが
歩くことが出来るのです。雪の壁は先にゆくほど高くなり、
Uターンして帰る所付近は15mと表示されていました。驚くほどの
高さです。
9:21 大谷の先端(Uターンにポイント)
折り返し点まで行って引き返す途中切り通しの向こうに
9:22 浄土山や室堂山と思われる山が見えました。
10:00 バスターミナルに戻って、美女平行きのバスに乗りました。
先ほどの折り返し点から先もしばらくは高い雪の壁が続いて
いました。
宿は従業員の対応など気持の良い所でした。
室堂バスターミナルに向かいながら、何度も振り返って見ました。
7:50 朝日が西側に陰を造り彫りの深い山容を見せる雄山です。
この日の目的の第1は雪の大谷ウオークです。
普通は9時半からスタートとのことでしたが、この日は条件が良い
ので9時前にスタート出来ると担当者の方が話をしてくれました。
しかし、結局は早くはならず、定刻にスタートでした。
美女平から上がってくるバスが室堂ターミナルに着く前の500m
程の区間が、片側歩行者用に確保されていてそこを観光の人たちが
歩くことが出来るのです。雪の壁は先にゆくほど高くなり、
Uターンして帰る所付近は15mと表示されていました。驚くほどの
高さです。
9:21 大谷の先端(Uターンにポイント)
折り返し点まで行って引き返す途中切り通しの向こうに
9:22 浄土山や室堂山と思われる山が見えました。
10:00 バスターミナルに戻って、美女平行きのバスに乗りました。
先ほどの折り返し点から先もしばらくは高い雪の壁が続いて
いました。
11:30頃 バスで約1時間、美女平からはケーブルカーで7分ほどで立山駅に
着きました。称名滝へのバスの時刻まで時間があるので、少し早め
のお昼にしました。
着きました。称名滝へのバスの時刻まで時間があるので、少し早め
のお昼にしました。
称名滝へのバスは15分ほど称名川の右岸を上流に向かって走り
ます。対岸の崖の深さ、急峻さは驚くほどでした。
ます。対岸の崖の深さ、急峻さは驚くほどでした。
ゆっくり歩いて30分ほどでしょうか、ようやく称名滝の滝つぼ
近くに着きました。
右側からハンノキ滝という雨や雪解けの時だけ見える滝も見えて
二筋の大きな滝が一度に見える雄大な景観でした。
二つの滝の滝壺は下流に残雪が沢山あって見えませんでした。
近くに着きました。
右側からハンノキ滝という雨や雪解けの時だけ見える滝も見えて
二筋の大きな滝が一度に見える雄大な景観でした。
二つの滝の滝壺は下流に残雪が沢山あって見えませんでした。
滝つぼ近くの水の勢いを撮ってみました。
展望台から称名側川下流の眺めです。
下りは20分ほど歩いてバス乗り場付近のレストランで一休みして
バスで立山駅に戻りました。
次は宇奈月温泉を目指します。
電車が山間部を抜けて平野に出ると車窓からは立山、剱の山並みが
水を張った田んぼの向こうに見えて楽しい鉄道の旅になりました。
ぼんやり景色を眺めていて写真を撮るのを忘れてしまいましたが、
この付近の景観は特筆すべきものと思います。
宇奈月へは寺田という駅で乗り換えです。乗り換え電車が来るまで
の間、ホームを移動して写真を撮りました。
ここでも剱岳や他の山々が見えました。
左側のピークが剱岳です。
この日は宇奈月駅前の温泉ホテルで、ホテルが用意してくれた
お弁当と駅前の酒屋さんで仕入れたお酒で乾杯でした。
風呂もちょっと熱めの良い風呂でした。
5月12日(土)
ホテル----宇奈月駅----(トロッコ電車)----欅平----散策----欅平
----宇奈月駅----(ソバ屋さんで昼食)----宇奈月駅----新黒部----
黒部宇奈月温泉(新幹線)----大宮----新宿----相武台前----我が家
トロッコ列車で欅平まで行って散策します。
食事前に宇奈月の街の中を散歩しました。
6:35 駅前の噴水
6:39 温泉街
電柱が無くすっきりとした町並みでした。
ホテル----宇奈月駅----(トロッコ電車)----欅平----散策----欅平
----宇奈月駅----(ソバ屋さんで昼食)----宇奈月駅----新黒部----
黒部宇奈月温泉(新幹線)----大宮----新宿----相武台前----我が家
トロッコ列車で欅平まで行って散策します。
食事前に宇奈月の街の中を散歩しました。
6:35 駅前の噴水
6:39 温泉街
電柱が無くすっきりとした町並みでした。
6:45 足湯 きれいに整備された足湯もありました
6:56 駅前の噴水に戻る
一回りして駅に戻ると、ちょうど電車が入って来ました。
時刻表を見ると、この日の二番電車でした。
6:59 トロッコ電車の駅
電車の線路の延長線にこれから乗るトロッコ電車の駅が見えました。
「黒部峡谷鉄道」
宿に戻ってバイキングの朝食を取って、出発です。
ホテルの前の道路を右に200m程行くと黒部峡谷鉄道の駅です。
駅はまるで新幹線の駅のように新しくきれいでした。
列車は箱になっていない観覧車のような車両と、普通の電車のように
6:56 駅前の噴水に戻る
一回りして駅に戻ると、ちょうど電車が入って来ました。
時刻表を見ると、この日の二番電車でした。
6:59 トロッコ電車の駅
電車の線路の延長線にこれから乗るトロッコ電車の駅が見えました。
「黒部峡谷鉄道」
宿に戻ってバイキングの朝食を取って、出発です。
ホテルの前の道路を右に200m程行くと黒部峡谷鉄道の駅です。
駅はまるで新幹線の駅のように新しくきれいでした。
列車は箱になっていない観覧車のような車両と、普通の電車のように
箱になっていてドアが開閉する車両とがありました。我々は箱型の
車両に乗りました。切符はどの車両に乗るかが指定されていました。
車内放送によると、トロッコ列車の軌道の幅は新幹線のちょうど半分
の広さだそうです。
8:12 トロッコ電車に乗り込む
駅を出るとすぐに列車は黒部川を渡り、美しい景色が目に飛び込んで
きました。
8:22 鉄橋を渡る
列車は黒部川の右岸を上流に向かって進みます。
最初のダム:宇奈月ダムです。
湖面に赤い鉄橋のアーチが写ってきれいです。
8:26 湖面橋
8:27 新柳河原発電所
8:29 対岸にとちのき温泉が見えます。
8:32 猿が対岸に渡れるようにかけられた吊り橋
8:44 黒薙駅 線路がカーブしたところで2両連結の機関車が引く姿が見えました。
8:45 水路橋(猫又から新柳河原発電所へ発電用の水を送る水路)
8:53 出し平ダム
8:56 冬季歩道 コンクリートの中は人が通る道が続いています。
宇奈月から欅平まで6時間かけて歩くのだそうです。
9:02 トンネルの壁に開けられた窓からの黒部川の眺め
9:04 黒部川第2発電所
車両に乗りました。切符はどの車両に乗るかが指定されていました。
車内放送によると、トロッコ列車の軌道の幅は新幹線のちょうど半分
の広さだそうです。
8:12 トロッコ電車に乗り込む
駅を出るとすぐに列車は黒部川を渡り、美しい景色が目に飛び込んで
きました。
8:22 鉄橋を渡る
列車は黒部川の右岸を上流に向かって進みます。
最初のダム:宇奈月ダムです。
湖面に赤い鉄橋のアーチが写ってきれいです。
8:26 湖面橋
8:27 新柳河原発電所
8:29 対岸にとちのき温泉が見えます。
8:32 猿が対岸に渡れるようにかけられた吊り橋
8:44 黒薙駅 線路がカーブしたところで2両連結の機関車が引く姿が見えました。
8:45 水路橋(猫又から新柳河原発電所へ発電用の水を送る水路)
8:53 出し平ダム
8:56 冬季歩道 コンクリートの中は人が通る道が続いています。
宇奈月から欅平まで6時間かけて歩くのだそうです。
9:02 トンネルの壁に開けられた窓からの黒部川の眺め
9:04 黒部川第2発電所
9:14 美しい黒部川の流れ
9:14 鐘釣駅 釣鐘を伏せたような山容の山があることからこの付近を「鐘釣」
と言うそうです。
9:18 黒部万年雪
鐘釣を過ぎると黒部川は進行方向左側になります。
9:39 欅平駅 鐘釣の次は小屋平という駅を経て欅平終点に着きました。
駅の外に出ると立派な看板がありました。
駅は谷を見下ろす高いところにありました。周囲の観光スポット
へ行く道がすべて通れるかどうかわからないとのことでしたので、
とりあえず名剣温泉への道を行けるところまで行って見ることに
しました。
9:39 名剣温泉への道
河原近くの展望台へ行く途中、道が分かれて、橋を渡って山深く
入っていく道がありました。
9:57 人喰岩 最初の橋(奥鐘橋)を渡ると道は崖が深くえぐられた中を
通ります。これが人喰い岩というそうです。
10:06 次の橋は名剣橋 この橋を渡ったところで道は通行止めになっていました。
仕方なく引き返しました。
10:08 奥鐘橋 最初に渡った奥鐘橋です。少し高いところに見える建物が
欅平駅です。
10:10 黒部川の眺め 奥鐘橋は黒部川本流にかかる橋で、上流は下の写真の
ように穏やかでした。
10:11 黒部川下流の眺め 下流側は祖母谷の流れと合流して勢いを増した流れ
になっていました。
10:18 河原近くの展望台 河原近くの展望台へ下りてみました。
階段を下りる途中に道標がありました。先ほど通行止めになっていた
道を進むと、後立山の白馬岳等の山々に通じていることが判りました。
河原から一段高いところに展望台があり、看板がありました。
そして、上から見るのとは違って真近かに美しい流れが見えました。
11:11 帰りのトロッコ電車 駅に戻って、帰りのトロッコ電車に乗りました。
窓からの景色を十分堪能して宇奈月に着きました。
宇奈月の温泉街のお蕎麦屋さんでビールを飲んでそばを食べました。
おつまみ注文した白エビのから揚げはとってもおいしく、あっと
いう間になくなってしまいました。
再び富山電鉄の電車で新黒部まで行って、黒部宇奈月温泉から新幹線
に乗りました。
14:21 黒部宇奈月温泉駅
駅前から立山の山々を眺めました。
新幹線は空いていてビールを飲みながら帰ってきました。
大感激の山旅でした。
あとがき
時刻は正確な時刻とは数分誤差があるようです、ご了承下さい。
完