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北岳登山 [山日記]


2019年7月25日(木)~ 北岳に行って来ました。


7月25日(木) 
 14:00 家発 

 17:00 芦安白峰会館着 
       部屋のベランダから山の方を見ると雲は多いものの
       明るい感じでした。 
        DSC_8609_0001.jpg
               この日はビールを一杯飲み、温泉に入って休みました。

7月26日(金) 
     5:15   広河原行のバス発
      に乗る。タクシーは全部出たばかりで、初めてバスに乗りまし
      た。広河原に着くちょと手前で北岳が見えました。 
     6:10 広河原着
      バスを降りて北岳の写真を撮りに行きました。
      かろうじてバットレスの一角が雲の上に顔を出していました。
        DSC_8620_0001 (2).jpg
        インフォメーションによって天気の確認をしましたが、
                       台風の影響は予測できないとのことでした。
   6:35  出発
        吊り橋の入り口で大樺沢の雪渓が見えました。
        DSC_8624_0001.jpg 
        DSC_8623_0001.jpg
   6:43  広河原ロッジからの道と合流
        DSC_8625_0001.jpg 
   7:05  大樺沢ルートとの分岐点
        DSC_8627_大樺沢分岐.jpg
        大樺沢ルートは去年まで通行止めでしたが今年は上まで
        通れるとのことでした。 
  7:43  第1ベンチ  
        DSC_8629_第1ベンチ.jpg 
   8:06 ベンチのない道標のみの地点         
                       DSC_8634_第1ベンチの次の道標.jpg
   8:21 第2ベンチ
        DSC_8638_第2ベンチ.jpg
        池山尾根側の視界が少しだけ開けてきました。
        DSC_8639_第2ベンチ・池山尾根.jpg
        針葉樹の新緑
        シラビソとかコメツガといった樹木と思われますが、
        新緑がきれいです。
        DSC_8641_針葉樹の新緑.jpg
   8:45 急登終了
        急登が終わったという目印の道標が出てきました。
        道標にそう書いてあるわけではありません。この付近を
        境に今まで急な斜面を一気に登ってきた道は腹を巻く
                       ようになります。
                       DSC_8650_急登が終わった2.jpg        
    9:00  小屋まで20分の道標
       もう小屋に着くのでは?と思うようになるころ、この道標が
       出てきます。
        DSC_8654_「小屋まで20分」の道標 (2).jpg 
  9:09  小沢にかかる橋
        去年、雨の中を登って来た時は、この橋の上を超えて
        水が流れていました。
        DSC_8656_さくねん来たときは.jpg
   9:24  白根御池小屋到着
        DSC_8658_白根御池小屋着.jpg
       この小屋はきれいで気持ちが良いので、上がって食事を
       することにしました。
        食堂の様子です。
        DSC_8660_食道の風景.jpg 
        食堂の窓から外を見るとこんな感じでした。
        DSC_8661_食道の窓から.jpg  
        この時間帯はメニューはカレーだけでした。
        おいしかった!
        DSC_8663_白根御池小屋着.jpg
  10:01   白根御池小屋出発
                     小屋の外に出ると少し晴れ間が見えて、鳳凰側の山並みの
        一角が見えていました。 
                       DSC_8666_晴れ間が.jpg
        御池は美しい水面に一張のテントを映していました。
        DSC_8668_御池.jpg
        池の横を通って、草滑りルートに進みました。
        DSC_8671_草滑りルートへ.jpg
        急な登りの始まりです。
        登り始めてすぐに、道の脇に雪渓が現れました。
        DSC_8678_道の左側に残雪が.jpg
       雲はまだ低く稜線は見えませんが、池山尾根と鳳凰連山
                    の山肌が見えるようになりました。
        DSC_8679_池山尾根や鳳凰の雲が上がって.jpg
        かなり登ったと思う頃振り返るとまだ御池が見えました。
        登山者が沢山登ってきます。
        DSC_8684_まだ御池が見えます.jpg
        草滑りの上の方を見るとずっと上の方まで草原が続いて
        いました。
        DSC_8685_草滑りの様子.jpg
       高度が上がると視界も良くなり、大樺沢対岸の池山尾根の
       見通しが良くなり、幾筋もの雪渓が見えました。
        DSC_8689_池山の尾根に雪渓が.jpg
        大樺沢本流の雪渓も見えました。
        DSC_8692_大樺沢の雪渓2.jpg
      草付きの急な道が緩やかになったと思う頃、「植生保護柵」
      と書かれた表示板が立てられ、網で柵が張られているところ
                 に出ました。柵の中はキンバエソウを主体にした花々が一面
                 に咲いていました。これぞお花畑!という景観です。
        DSC_8696_植生保護柵.jpg
        近くで見るとこのような長めです。
        DSC_8699_キンバエソウ2.jpg
        このような花も交じっていました。
        何という花でしょう?
        DSC_8703_何という花.jpg
        少し場所を変えるとさらに黄色い花が広がって
        いました。
        DSC_8704_キンバエソウ3.jpg
        鳳凰の山が見えました。三山よりは北に寄った山と
        思われますが、名前はわかりません。
        DSC_8706_鳳凰の一部が見えました.jpg
  11:56 二俣からのツートと合流
       道標を写真に撮ろうと思いましたが、道標を背にして休ん
       でいる人がいて、このように撮るしかありませんでした。
        DSC_8707_二俣からのルートと合流.jpg
        キンバエソウ。道端にきれいな株が見つかったので
        撮ってみました。
        DSC_8708_キンバエソウ4さっきと同じか.jpg 
        小太郎尾根の東側斜面が見えてきました。
        DSC_8710_小太郎尾根の一部が.jpg 
        木造の階段というか梯子というか、ここを上がれば
        小太郎尾根の稜線に出るはずです。   
        DSC_8713_もう一息で稜線.jpg  
  12:13  小太郎尾根出合い
        道標が壊れていました。
        DSC_8714_左北岳、右小太郎山.jpg 
        広くなった尾根の上を移動して、西側を見ると
        仙丈ケ岳から両股小屋に至る稜線が一部だけ見えました。
        雄大な頂上の姿は見えません。
        DSC_8715_仙丈の尾根.jpg
        こちらは小太郎山の方向を見ました。
        DSC_8716_小太郎山への道.jpg
        小太郎尾根を北岳に向かって登っていく稜線の道です。
        DSC_8717_北岳への道.jpg 
        こんな花もありました。名前は何というのでしょう?   
        DSC_8719_何という花でしょう.jpg
       12:29   小太郎山分離点
        北岳の領域と小太郎山の領域の境を示すものだろうと
        思いますが、このような道標は見たことがありません。
        DSC_8722_小太郎山分岐点.jpg
        甲斐駒ヶ岳の方角の雲の中に見えるのが小太郎山と
        思われます。
        DSC_8725_小太郎山.jpg
        野呂川の向こうに見えるはずの仙丈は見えません。
        
        北岳に通じる登山道です。
        DSC_8728_肩の小屋はまだ見えません.jpg
        仙丈から南に延びる尾根(仙塩尾根)が少し見えました。
                       DSC_8729_仙丈の尾根です.jpg        
        北岳から小太郎山に伸びる稜線の東側の眺め。
        雲が中々取れません!
        DSC_8734_北岳の北側斜面4.jpg
        ここまでたどって来た道。後を振り返ってみました。
        DSC_8741_辿ってきた稜線.jpg
        肩の小屋北稜線という道標
        DSC_8743_肩の小屋北稜線.jpg
        仙丈ヶ岳の方向を見る
        DSC_8747_北岳西側斜面.jpg
        北岳側の斜面は今はあまり花が咲いていませんが、花の
        時期には一面のお花畑になると思われます。

        遠くの岩の上に猿がいました。後に見えるのは子供
        かも知れません。こんな高地で猿を見るのは始めてです。
        DSC_8748_西側斜面にサルが.jpg
  13:07 ようやく北岳肩の小屋が見えました。  
        DSC_8750_ようやく肩の小屋が.jpg
  13:13  肩の小屋到着
        大勢の登山者で賑やかでした。
        DSC_8753_肩の小屋.jpg
   13:50    小屋出発 
        サブザックに雨具、食料、水、三脚などを入れて、
        頂上に向け、出発しました。
        小屋を出てすぐの道端にキタダケソウが咲いていました。
        DSC_8755_キタダケソウ.jpg
        キタダケソウは6月末には咲くようなので、もう見る
        ことが出来ないかと思っていましたが、見回せばあち
        こちいっぱい咲いていました。

        両俣小屋分岐
        仙丈に繋がる尾根を野呂川まで下ると両俣小屋という
        小屋がありますが、いまは通行止めと標識が出ています。       
        DSC_8759_両俣小屋分岐.jpg
        上の道標とは少し離れた所にこの道標がありました。
        DSC_8763_通行止め.jpg
        両俣への尾根
        DSC_8764_両股へ続く道.jpg
        北岳の方向をみると大樺沢を吹き上がってくる上昇
        気流でどうしても雲が出来やすいのでしょう、中々
        山容が見えません。
        DSC_8770_頂上近し2.jpg
  14:58  北岳山頂到着
                   標高3193m(私が始めてこの山に登った、昭和40年頃
        は3192mでした。)  
                      DSC_8775_頂上.jpg 
                      霧雨が少し強く降り出す中、三脚を立てて記念撮影を
         しました。
         DSC_8777_頂上2.jpg 
           三角点標識
         文句なしに「一等三角点」かと思えば三等三角点でした。 
         DSC_8783_三等三角点.jpg 
         雲の晴れ間でも出ないものかと20分あまり頂上にいました
         が、霧雨は強くなるばかりでしたので、下山することに
         しました。
         「又明日来るよー!」と心の中で叫んで頂上をあとに
        しました。 
         DSC_8785_頂上を後に.jpg 
        頂上をあとにしてすぐに、肩の小屋の方を見ると、頂上
        とはそう高さも変わらないと思われるピークがあるのが
                   見えました。
        小太郎尾根の方から見るとおそらくこれらのピークを北岳
        と間違える可能性があるとおもわれました。 
          DSC_8788_帰り道.jpg
  16:00頃 小屋着

       霧雨でズボンはびっしょりでした。上は雨具でしたから
       全く濡れませんでしたが。
  16:40 夕食

       小屋の食事は16:10、16:40、17:10?の3回に分けて
       行われていて、私は2番目の組でした。
       ごはん、味噌汁はおかわり自由、でしたが、品数が寂しい
       感じでした。でも鯖の煮付けが甘いたれがかかっていて
       美味でした。  
      17:22  寝床が隣の人が夕方、晴れていますよ!と言うので、慌てて
         外へ出てみました。少し雲が取れて甲斐駒や仙丈、そして
         北岳の方角が見えるのでした。
       甲斐駒(右奥)と鋸岳(左手前)
        DSC_8790_甲斐駒.jpg
      仙丈ヶ岳

        こちらは頂上付近がすっきりしませんが今回の中では
        一番よく見えた状態です。
        DSC_8791_仙丈ヶ岳.jpg
      北岳      

        小屋から頂上は見えないのかも知れませんが、一番左の
        ピーク辺りが頂上と思われます。        
        DSC_8795_北側の斜面.jpg
        一番左のピーク付近を拡大すると
        DSC_8799_頂上へ続く尾根.jpg
      その後小屋の主人から台風の影響を考慮して明日の昼から
      南アルプス林道が通行止めになり、通行止め解除は未定との

      話がありました。広河原から芦安へ行くバスは8:00、9:30、
      11:00の3本と判明しましたので、私は8:00のバスに乗る
      ことにして、4:00に小屋を出ることにしました。

7月27日(土)

   3:30 起床
        外に出て見ると月や星が出ていました。周囲の景色は良く
        見えませんでした。 
          パンをかじって腹ごしらえ。
       小屋の様子
        DSC_8804_小屋の食堂.jpg
      身支度をする泊まり客
        DSC_8805_小屋の食堂2_01.jpg         
      3:40   小屋を出る
        上下雨具をつけて外に出ました。しかし、すぐに下山開始する
                 気持になれず、仙丈や甲斐駒が少し明るく見えるようになる
                 まで待ちました。
   4:06 仙丈ヶ岳
        昨日夕方は頂上付近の雲が取れませんでしたが、今朝は
       くっきりとその雄大な姿を見せてくれました。 
                     DSC_8822 (3)_夜明け前の仙丈ヶ岳.jpg
      4:14   甲斐駒ヶ岳
        均整の取れた美しい姿を見せてくれました。   
        DSC_8823_甲斐駒ヶ岳.jpg
       仙丈と甲斐駒の写真が撮れたので、肩の小屋を後に
       しました。
      4:27   小太郎山分岐点
        ほんのわずか時間が経過しただけですが、仙丈は稜線が
        雲でおおわれてしまいました。 
        DSC_8828_小太郎山分岐点.jpg         
      4:30 小太郎尾根から二俣(白根御池)へ向かうルートに入り
      ました。 
      4:40  二俣分岐
                    昨日は白根御池から登って来て、小太郎尾根を目指し
       ましたが、今日は白根御池は通らず、大樺沢に沿って
       下ることにしましたので、二俣の方へ向かいます。
                    DSC_8832_二俣分岐点.jpg
       コバイケイソウの草原
       DSC_8833_コバイケイソウの草原.jpg  
                    ダケカンバの林
       DSC_8836_ダケカンバの林.jpg
       ここにも植生保護柵がありました。
       柵に沿って左回り下って行くと、小さな雪田があり、
       広場がありました。先行パーティーが休憩をとっている
       ようでした。
       DSC_8838_二俣へ下る途中にも保護柵.jpg  
       右俣の雪渓が見えて来ました。     
       DSC_8845_右俣の雪渓.jpg
       雪渓はどんどん幅が広くなって来ました。
       DSC_8847_右俣の雪渓2.jpg
       二俣が近づいたと思う頃には道が雪渓のすぐそばを
       通るようになりました。
       雲が湧いていなければ雪渓の向こう側に変化のある
       景色が見られたでしょうに!
       DSC_8854_右俣の雪渓の下部.jpg
       雪渓には雪が溶けて穴が開いているところが沢山あり、
       この時期、雪渓の上を歩くのはきわめて危険です。
       DSC_8856_右俣の雪渓の穴.jpg
       二俣が見えてきました。地図にバイオトイレあり、と
       記載されていましたので、遠くからもよく分かります。
       DSC_8857_二俣に着きました.jpg
  5:53  二俣着 
       トイレの近くに道標があり、左俣ルートが別れていました。
       左俣ルートをちょっとだけ覗いて見ますと、
       まず、この矢印に従って進み、右俣の細くなった雪渓を
       渡り、
       DSC_8864_八本歯への道.jpg
       半島のようになった岩ゴロゴロの道を通って、その向こ
       うに見える雪渓(左俣雪渓)を登って行くようでした。
       このコースは北岳バットレスを間近に見ることが出来る
       格好の道と聞いています。(昔、下りで通りましたが
       どのうよう見えたか記憶がありません)
       DSC_8865_八本歯への道2.jpg
       道標の前で記念撮影です。
       DSC_8867_二俣の道標の前で.jpg
   6:02 二俣出発
       大樺沢の雪渓の終わり 
       ここから下には本流に雪渓はありませんでした。      
       DSC_8871_雪渓の終焉点.jpg
       池山尾根側から大樺沢に流れ込む小沢の雪渓です。
       この雪渓も大樺沢に出会ったところで終わりです
       DSC_8872_対岸小沢雪渓.jpg
   6:32    橋を渡って対岸へ 
       DSC_8873_対岸へ渡る.jpg
     大樺沢の水量は雪渓が終わったころよりはるかに増えて
     激しい流れになりました。  
       DSC_8874_大樺沢の流れ.jpg
     小沢を渡るときはこのような木製の橋が架けられていました。

     途中、暑くなり合羽を上下とも脱ぎました。
       DSC_8877_小沢にかけられた木道.jpg
   7:28    最後の橋
       いくつか小沢を渡る場面がありましたが、本流を渡り
       返すのはこれが最後と思われる橋がありました。 
       DSC_8879_渡り返します.jpg
       下に来るに従って道は荒れ気味で、沢の中を歩いて
       いるのか、道を歩いているのか分からないようなところが
       至る所にありました。
       DSC_8882_下の方へ来ると道が荒れていました.jpg
  7:47 白根御池からのルートに合流する分岐点に着きました。
      最後の橋から予想以上に時間がかかりました。
     コースタイムでは広河原まで20分。8時のバスには間に合い
     そうにありませんが、間に合えばと思い、思いっきり急ぎ
     ました。  
       DSC_8884_白根御池からの道と合流.jpg
  8:01 吊り橋

       ここからビジターセンター前は3分ほど。しかし既に
       8:00を過ぎてしまいました。      
       DSC_8887_吊り橋を渡ると広河原.jpg
       下りはずっと霧雨が降っていましたので、カメラは
       タオルを巻いて防水に努めましたが、橋を渡る頃は
       とうとうフィルターの内側のレンズ表面が曇って
       しまいました。
  8:05 ビジターセンター着
       8:00のバスはやはり出た後でしたが、乗り合いタクシーが
       30分後ぐらいに出ましたので、そう遅くなることはなく
       芦安にに戻りました。
       芦安はかなり強い雨が降っていました。

       温泉に入り、着替えてさっぱりして帰路につきました。 
       
     間ノ岳から見た北岳の写真が撮れませんでしたが、頂上まで
     たどり着いて、それなりの景色を見ることが出来て充実した
     山行でした。




                 
       
  



          
        
              

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丹沢主稜縦走 [山日記]

5月18日(土) 丹沢主稜縦走を行いました

これから始まる夏山に備えて、現在の体力の把握と山に慣れることを目的として
この数年シーズン始めに行っている山行です。  

6:32    小田急線相武台前発

7:15頃   新松田着
7:20    バス、満員で座れずあとのバスにしました
7:30    バス、新松田発

8:40頃   西丹沢ビジターセンター着 
       バスが終点に近づく頃になって雨が降り始め、着いた時は
       かなりの勢いで降っていました。
       運転士さんにお願いしてバスの中で雨具をつけさせて
       頂きました。
       ビジターセンターの中は登山者でいっぱいでした。
       登山届けを出して雨の中を出発しました。
8:55      ビジターセンター発
       歩き始める頃雨は小降りになってくれました。
       歩き始めてすぐの道端にここから先は神の領域という
       祠があるので、お参りをしていきました。
                       C000203西丹沢ビジターセンター.JPG
9:02   ツツジ新道入り口 
                       C000501ツツジ新道入り口.JPG
9:18   しばらく急な道を登ると尾根に出たようなところが有ります。
      ここからは新緑に包まれた明るい山道が続きます。何とも気持ちが良い
      道です。 
                       C000802稜線出会い.JPG
     「尾根に出たような」と書きましたが、ここからの道は「ゴーラ沢出会い」
     まで山の中腹を巻くようななだらかな道が続きます。新緑の気持ちよい道です。
                       DSC_8042ツツジ新道新緑の美しさ.JPG
     右手の谷を隔てた対岸の山は雲が低く垂れ込めていました。
                       DSC_8043新道から新緑雲が低く稜線が見えません.JPG
9:53        ゴーラ沢出会い着
     明るく開けた河原を渡って、いよいよ急な登りが始まります。
       一休みしたいところですが、バスの時間等で予定より遅れ気味なので
     休まずに登り始めました。
             DSC_8048ゴーラ沢出会い.JPG
     階段がついています。
         DSC_8050いよいよ急な登り.JPG 
10:33  前に来たときに時間がなくて引き返したポイントまで来ました。 
     展望台まで300mと書いてあります。
        DSC_8052以前引き返した所 展望台まで300m.JPG
10:40頃 展望台通過
10:45  ようやくミツバツツジが見えました。
     それにしてもぱらぱらと見えるだけで寂しい限りです。 
        DSC_8056ミツバツツジが咲いていました.JPG 
     高度が上がるにしたがって新緑の緑は色が薄くなり芽吹いたばかりの
     柔らかな雰囲気が漂います。
        DSC_8065色浅き新緑.JPG
     シロヤシオのつぼみもありました。(葉っぱはミツバツツジのようですが?)
        DSC_8068シロヤシオのつぼみ.JPG
12:00  石棚尾根分岐 
     この付近まで登ってくると晴れていれば西の方に富士が見えるのですが
     今日はそれを望むべくもありません。
     ここから檜洞頂上へはもう一息です。      
        DSC_8070石棚山分岐着石棚尾根出会い.JPG
     1500mを超えたと思われるこの辺りは新緑の実感はまだ少し先のようです。
        DSC_8071新緑は芽吹いたばかり春浅く新緑なし.JPG
     頂上までは木道がつけられていますが、草原には小さな黄色い花が沢山
     咲いていました。
        DSC_8072黄色い花黄色い花.JPG
12:16      檜洞丸山頂着  
     記念写真だけ撮って蛭ヶ岳に向かいました。かなり疲れていましたが、
     トレーニングなので躊躇はしませんでした。
        DSC_8074檜洞着檜洞丸頂上着.JPG
12:29  檜洞丸出発
              臼ヶ岳への第1歩です。
                      DSC_8079蛭へ向かう檜洞山頂出発.JPG
     道は何処までも下っていくような急な道が続きます。   
                      DSC_8086姫次とシロヤシオ.JPG
                下る途中、道の右側を振り返るように見たとき写真の山が見えました。
      周囲に高い山がなく存在感がありました。地図でみると「同角の頭」
      というピークのようです。 石棚山かと思いましたが、地図で見ると
      同角の頭の尾根が手前にあって見えそうに有りません。
                      DSC_8091石棚山か4.JPG
               目を左に向けると蛭ヶ岳から北に延びる尾根が見えました。
      昨年歩いた丹沢主脈の稜線です。
           尾根は突端近くの姫次というところで向きを変えてて北東に続きますが、
         写真で見える突端の山は「袖平山」と思われます。
                      DSC_8095姫次尾根2.JPG
13:00  金山谷乗越 
                      檜洞の下りもようやく終わったようです。
                      この付近はガレた鞍部でした。
                      DSC_8098金山谷乗越1.JPG
                振り返ると檜洞丸が見えました。
         DSC_8104檜洞を振り返る.JPG
     道の前方にはこれから向かう「臼ヶ岳」と思われるピークが見えました。
     まだかなりかかりそうです。         
                      DSC_8106臼ヶ岳2が見えた.JPG
     蛭ヶ岳と思われる方角には雲が低く垂れ込めて蛭が岳のピークを確認する
     ことは出来ませんでした。 
                      DSC_8107雲かかる蛭ヶ岳.JPG
     ミツバツツジがきれいに咲いていました。
                      DSC_8111ミツバツツジ4.JPG
13:30  神ノ川乗越
     これから臼ヶ岳の登りが始まりますので、一休み。
         DSC_8113神の川乗越1.JPG 
       姫次の尾根がずっと近づいてきました。
         DSC_8115姫次の尾根が近くなった.JPG 
14:08  臼ヶ岳着
     ずいぶん時間がかかってしまいました。  
         DSC_8117臼ヶ岳2 (2).JPG
     一休みしてすぐに蛭ヶ岳に向かいます。臼ヶ岳から蛭に向かう登山道の
     様子です。芽吹いたばかりで新緑にはもう少し時間がかかりそうです。 
         DSC_8122臼から蛭へ2.JPG
      木の間から振り返って見ると、大室山と思われる山が見えました。
      堂々とした山容です。  
         DSC_8127大室山2.JPG
      臼ヶ岳から蛭ヶ岳への道を行くと、右手下に谷が見えました。「熊木沢」
      と思われます。
         DSC_8133ユーシンの上流?.JPG
15:05  蛭ヶ岳の登り、くさり場。蛭の上りはいくつかこのような鎖場があり
     ました。 
         DSC_8134蛭のくさり場.JPG  
              蛭ヶ岳の頂上付近と思われる岩壁が見えました。道標にはあと200mとの
     表示もありました。 
         DSC_8140蛭の頂上が見えた.JPG    
     目を足元に移すと可愛いピンクの花があちこち咲いていました。
         DSC_8143ピンクの花3.JPG
     急な登り道を登り切るとなだらかな斜面の道になりました。
     満開の山桜が私を歓迎してくれました。 
         DSC_8144山桜1が迎えてくれた (2).JPG  
              振り返ると臼ヶ岳が雲間に頭を出していました。
     ピークの右下の雲がかかっている辺り、大規模な崩落のあとがあり、
     臼ヶ岳の目印になっています。 
                    DSC_8151臼ヶ岳2が雲間に見えた.JPG
15:39  蛭ヶ岳着
     最後の木道を登り詰めると蛭ヶ岳山荘がありました。
                     DSC_8153蛭着.JPG 
    自分で作ってもって行ったゆで卵を食べてエネルギー補給をしました。
    小屋に泊まる人が写真を撮っている位で、これから歩き出す人は見当たり
    ません。 
                      DSC_8155記念撮影2蛭ヶ岳.JPG
15:55 蛭ヶ岳出発
        小屋の前に立札がありそこから丹沢山への道がツ事来ます。

                      DSC_8156蛭よさらば蛭ヶ岳.JPG
     比較的緩やかな下りが始まりました。少し行くとこれからのコースが
     見渡せるようになりました。枯草に覆われた尾根道が続いています。 
                       DSC_8158これから向かう登山道.JPG
     丹沢三峰と思われる峰々
        DSC_8159山桜と宮ヶ瀬方面.JPG 
     尾根道を飾る山桜
              桜の向こうに道が見えます。
        DSC_8164山桜と登山道.JPG
     丹沢三峰と宮ケ瀬ダム
        丹沢三峰と思われる山の左手に宮ケ瀬ダムの水面が見えていました。
        DSC_8165宮ヶ瀬ダム.JPG
     蛭が岳を振り返るとガスの中に山頂の小屋が見えました。
        DSC_8167蛭を振り返る.JPG
     蛭から最初の鞍部まで下りると、そこからちょっとした岩登りでした。
     登り着いたところは「鬼ヶ岩」です。
        DSC_8169鬼が岩.JPG
16:42   棚沢の頭
      尾根の広いのんびりとした道を走るように先を急ぎました。
        DSC_8171棚沢の頭.JPG
     不動の峯への登り。
     あちこちに山桜が見えました。
     その向こうにはあちこちガレた斜面がありました。
        DSC_8174ガレた山肌.JPG
     たどってきた稜線の向こうの雲間に臼が岳が影のように浮かんでいました。
        DSC_8176雲間の臼2 (2).JPG
16:42  不動の峯
     この付近もなだらかな尾根道が続いていました。
        DSC_8177不動の峰.JPG
     東側が開けて丹沢山が見えました。頭は雲の中でしたが・・・
        DSC_8178丹沢への道.JPG
16:47      不動の峯休憩所
     休憩所は横目に見ながら先を急ぎます。
        DSC_8180不動の峰避難所.JPG   
     なだらかな道が続きます。
        DSC_8188丹沢の登り.JPG
     丹沢山が近くなってきました。
     しかし、もう一段下に降りなければなりません。
        DSC_8190丹沢山への道.JPG
     下に見える道から丹沢へ向けて最後の上りです。
        DSC_8191丹沢山の頂上にガス.JPG
     くたびれていますので、丹沢の登りはかなりつらい状態でした。
17:28 丹沢山到着
    ここに泊まる人たちが数人外のベンチで夕飯の支度をしているようでした。
    私はパンをかじって水を飲んで、重いカメラはザックにしまいました。
        DSC_8193丹沢山に着いたみやま山荘.JPG
17:33  丹沢山出発 バカチョンカメラをポケットに入れて出発です。
        DSC_8194頂上.JPG
     出発前に頂上の様子を撮りました。
        DSC_8195頂上の眺め.JPG
     龍ケ馬場
        少し暗くなってきました。
        ERIMG0012_02龍が馬場.JPG
     塔ノ岳への道
        塔の岳へはおおむね下りなのですが、登ったり下ったりはあります。
        上りになるとがっくりとペースが落ちます。
        ERIMG0013塔の岳への道.JPG
     塔ノ岳まであと1.1km この辺りは日高というのでしょうか?道標には
     そう書いてありました。
        ERIMG0014_02日高.JPG
     丹沢主脈線と書いてあります。
        ERIMG0015_02主脈.JPG
     塔ノ岳の少し手前から道は登りとなり喘ぎながら登りました。
18:39  塔ノ岳山頂着

     小屋は明かりがつき、刻々と夕闇が迫っていました。 
        ERIMG0017_01塔の岳山頂.JPG
     山頂の道標
        ERIMG0019_01塔の岳山頂.JPG
     休むこともなく大倉へ向けて下り始めました。
     下り始めて懐中電灯をつけました。


     塔の岳→金冷やし→花立→堀山の家→駒止茶屋→見晴らし茶屋→分岐→
     合流→観音茶屋→バスセンターまで600m地点→バスセンター、
     距離は7キロもありますが地図も大体頭に入りましたので安心して歩く
     ことができました。

     しかし、このコースは石がゴロゴロしている区間が多く、歩きにくく、
     疲労が何倍にもなります。

21:24  バスセンターまで600mの道標
     ここにくると「着いた!」といった気持ちになります。

        ERIMG0023_01バスセンターまで600m.JPG

21:31  大倉バスセンター着
     売店の明かりも消え、すでにバスはなく電話でタクシーを呼んで渋沢駅に
     出ました。

     駅周辺には簡単に食事をする店もないので、そのまま電車に乗りました。
23:00頃 家着
     疲れました。軽い食事をして、ビールを2本飲んで、風呂に入って
     休みました。


     あとがき

     年とともに体力が減退していくのを実感しております。そのためシーズン
     初めには今の自分の体力がどの程度あるのか確認をして、それに沿った
     計画を立てていきたいと思い、数年前から丹沢縦走を行っています。

     今回のコースタイム

     全行程 22.8km  トータル時間 12時間36分(休憩含む)

           地図のコースタイムは 12時間15分

     ゆえに地図のコースタイムより21分時間がかかったことになります。

     今後の計画には少し余裕を見た時間設定が必要と思いました。 
      


                 「完」     
          
        

    
                            

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丹沢表尾根登山 [山日記]

平成31年4月20日 今年の山登り開始です

ここ数年はシーズンの始めに丹沢へ行って現状の体力測定と、身体の機能面での問題は
ないかどうかチェックをしています。先ずは手頃な表尾根へ行ってみました。

    6:12   バスで出かけました。相武台前から小田急で秦野下車、バスでヤビツ峠へ

    8:20頃  ヤビツ峠着

        _DSC_7724ヤビツ峠.JPG

        登山届けを出そうとしたら、書くものがなく出すことが出来ないまま
                     出発です。次回は筆記用具を忘れないようにしたいと思います。
  8:29  ヤビツ峠発
  8:48  富士見着
                     _DSC_77320847富士見橋.JPG
      8:55  靴を履きなおして出発
  8:58  登山口
                      _DSC_77350858登山口.JPG
                   道標の隣にこんな情報板がありました。
                      _DSC_77360859登山口の掲示.JPG

  9:08  林道出合い
       林道を左へ15mほど歩くと2度目の登山口でした。                      
     9:09     2度目の登山口
                     _DSC_77380908林道に出て再登山口 (2).JPG
                 二の塔への道
                    樹林帯の中の道もあれば、岩がゴロゴロした道もありました。
        _DSC_77410918登山道 (2).JPG 
                     _DSC_77440938こんな登山道も.JPG
                   情報板
       所々にある情報板はすべて頭に入れば情報通になるでしょうが、中々
       覚えられません
             _DSC_77480953こんな情報板も (2).JPG  
                  奇妙な花?
       木の実のような外観ですが、緑色のとげとげのある袋が取れると中から
                  白い花のようなものが顔を出します             
       _DSC_77490953こんな木の芽も (2).JPG 
  10:00 二の塔につきました 
         大勢の人が休んでいました。私も水分補給をして、蒸しパンを食べ、
      一休みしました。
       _DSC_77501000二の塔に着きました.JPG
  10:10 二の塔出発
       三の塔への道
       _DSC_77531012二の塔から三の塔への道.JPG
  10:29 三の塔着
       広場のような三の塔の頂上。頂上の広さの割には小さな小屋が
       有りました。
       _DSC_77601029三の塔着.JPG 
       道標と情報板
       _DSC_77621031三の塔標識.JPG
       大山が雄大な姿を見せていました。
       _DSC_77641033三の塔から大山.JPG
       馬鹿尾根
       _DSC_77681036三の塔付近から馬鹿尾根.JPG
       塔の岳が姿を見せました。
       これからたどる表尾根の連なりがよく見えました。
       _DSC_77801036三の塔付近から塔の岳.JPG
  10:36 三の塔発
  11:01 烏尾山の登り
       _DSC_77841101烏尾の登り.JPG
  11:07 烏尾山着 
  11:08 秦野の町が見えました
       _DSC_77861108烏尾の登りから秦野の町.JPG  
      頂上に設置された方位盤
       _DSC_77891116烏尾山方位盤.JPG
       頂上で一休み
  11:19 烏尾山発 
  11:43 行者岳 通過
       _DSC_78001143行者岳.JPG
       行者岳の少し先にこのコース一番の難所、鎖場があります。
  11:58 表尾根一番の難所(鎖場)

       慣れない人が多いせいか渋滞です。
       _DSC_78081158表尾根一番の難所.JPG
       私はこの鎖場をおり、振り返っておりてくる登山者を見ました。
  12:08 政次郎の頭   
       _DSC_78131208政次郎の頭.JPG
  12:26 大山と三の塔
       _DSC_78221226大山と三の塔.JPG
  12:35 新大日
       この時刻には塔の岳に着いている筈でしたが、大分時間がかかって
       しまいました。しかし、急がば回れのたとえもあるので、一休みです。
       水分補給とパンを食べました。
       _DSC_78241235新大日.JPG
  12:53 木の又小屋
       きれいな山小屋でした。
       _DSC_78281253木の又小屋.JPG
  12:56 塔の岳への道    
       _DSC_78301256塔の岳が近くなった.JPG
  13:18 尊仏山荘が見えました
       もうひと登りで頂上に着きそうです。
       _DSC_78331318尊仏山荘がすぐそばに.JPG  
  13:23 塔の岳着
       ようやく塔の岳につきました。
       頂上は大勢の登山者で賑やかでした。
       
_DSC_78361323塔の岳山頂.JPG
       風が強く寒かったので、少し風が来ないところに陣取って、カップラ
       ーメンを食べました。
       この時のために、ガスコンロとコッフェルのヤカンとペットボトルの
       水をザックに入れて背負ってきました。おにぎりやパンよりも食事の
       雰囲気がありました。暖かいのが何よりでした。
       頂上を汚さぬようにおつゆは全部胃の中に入れました。 
       
_DSC_78381323山頂でラーメン.JPG
       時間が早ければ丹沢山までピストンも考えましたが、予定よりも
       大分遅いのでまっすぐ下山することにしました。

  14:08 尊仏山荘を背に記念写真
       _DSC_78461408尊仏山荘を背に.JPG 
  14:14 下山開始
       大倉への下山道の道標を確認して下山開始
       _DSC_78491414下山開始.JPG
       大倉へのコースは縦走の時いつも通る道ですが、いつもは途中で日が暮れ
       てしまい、周囲の状況はあまり記憶が定かではありません。
       そういう意味では、楽しみもある今日の下山でした。
  14:26 金冷やし(鍋割への分岐)
       _DSC_78501426鍋割分岐.JPG
   14:26 鍋割尾根の一部が見えた
       _DSC_78511428鍋割山へ続く尾根.JPG
   14:33 秦野の町?
       _DSC_78531433花立の少し上から秦野の町.JPG
   14:40 花立山荘
       _DSC_78551440花立の少し上から秦野の町.JPG
   15:19 道端のスミレ
                    表尾根のコースでもあちこちで沢山咲いていましたが、きれいに開いて
       いる花が中々見つかりませんでした。
       _DSC_78701519すみれ.JPG  
  
15:23 堀山の家
       _DSC_78771523堀山の家.JPG
  15:25 山桜のトンネル
       _DSC_78781525山桜のトンネル.JPG
       斜面の下の方にみつばツツジがさいてい咲いていました。
       _DSC_78811529ミツバツツジ.JPG
  15:42 山桜
       _DSC_78921542桜 (2).JPG 
      16:03  駒止茶屋
       「丹沢山開き」の旗が立っていましたから丹沢は既に山開きが済んだので
       しょうか?
       _DSC_78991603駒止茶屋.JPG
  16:29 見晴らし茶屋
       _DSC_79021629見晴茶屋.JPG
  16:32 大観望との分岐
       此処で道は2つに分かれ、700M先で合流するのですが、右へ行くと
       大観望という小屋を経由します。
       私は左ルートをとりました。
  16:49 観音茶屋
       _DSC_79081649観音茶屋2.JPG 
  17:07 バスセンターまで600m地点
       _DSC_79111707あと600mでバスセンタ.JPG
  17:20頃 バスターミナルにつくとすぐにバスが来ました。
  17:40頃 新松田駅
      20:10頃 我が家着
       まず風呂に入って、汗を流し、そのあといつもの居酒屋で食事をしながら
       ビールとお酒を頂きました。

       今回の計画と実績は良く比較して今後の参考にしようと思います。

       今年も何とか山歩きが出来そうな実感だけは得ることができました。

                       完

          


      4/26 表尾根登山後記
     今回の登山のコースタイムについてまとめ


                  計画(地図のコースタイム) 今回の時間       所要時間増加率
   ヤビツ峠→ 塔の岳        4時間10分        4時間54分     118%
   塔の岳 → 大倉バスターミナル  2時間48分        3時間07分     111%


   今後の計画は地図のコースタイムより 20% 程度多めにする必要があるとの結論です。

 
   

 


    


   



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フルマラソン完走


12月23日(日)フルマラソンを走り、完走しました

毎年、所沢の航空記念公園で開かれるマラソン大会に参加し完走しました。公園内1周が3.246キロを13周するコースです。

完走と言うと格好良い響きがありますが、時間は最悪でした。ここ1ヶ月ほど体調が良くなく、身体が重い感じでどうなるかと心配でしたが、足が痛いとか、フラフラするとか異常を感じることがないので、前半をゆっくり走れば、そのうち調子が上がってくるかも知れないと思い、スタートしました。2周目辺りから身体があったまり少し調子が上がってきた感じがしましたが、その後また調子が悪くなる方向に行ってしまいました。6周目、7周目のハーフの距離ですでに疲労困憊でした。8周目辺りでエイドステーションに注意が行ってしまい、何周目かを確認するのを忘れ、次に確認したときは1周余計に走らなければならないことがわかりがっくりきました。その後は段々ペースも落ちて、とにかくゴールまで走り続けようとそれだけを考えて走りました。最後の周はもう辺りに走って居る人は見えず寂しいゴールでした。とにかく完走出来たことは喜びでしたが、タイムが6時間17分15秒と、大幅に6時間を超えてしまったことは残念で仕方ありませんでした。

時間の推移は下記の通りです

IMG_20181225マラソン結果75.jpg

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槍ヶ岳から奥穂高岳縦走 [山日記]


槍ヶ岳から奥穂高岳縦走に行って来ました

行程は次の通りです。

7月19日(木)  自宅~上高地(泊)
7月20日(金)  上高地~槍ヶ岳
7月21日(土)  槍ヶ岳~北穂高岳
7月22日(日)  北穂高岳~奥穂高岳~岳沢~自宅


第1日目
      八王子経由で中央線スーパーあずさで松本へ。
       松本から島々線で新島々からアルピコ交通のバスで上高地へ

  16:50 上高地 河童橋の見える所につきました。
               良い天気で穂高連峰がきれいに見えました。

         DSC_4237河童橋が見える所から穂高連峰.JPG  
               河童橋を渡って少し下流に歩いたところにあるホテルに入りました。
      食事まで時間があるので、散歩をしました。  
               ウエストン碑まで800mと案内板が出ていましたので、行って見ることに
      しました。 
      梓川の右岸をのんびりと歩いて10分少々で着きました。碑は小川沿いの
      岩盤に埋め込まれていました。
       DSC_4259ウエストン碑.JPG 
       ウエストンの功績を讃えた説明文です。
        DSC_4257ウエストン碑説明.JPG 

                  ホテルに帰ると直ぐに食事でした。
                  明日は早く出るのでお酒は控えようと思っていましたが、ついつい
       ビールを注文してしまいました。地ビールおいしかったです。
       朴葉焼きの信州和牛もとてもおいしく頂きました。
                  部屋は2段ベッドで1部屋10人ぐらいが入れる登山者用の部屋でした。
                  しかし、空調が効かず、夜暑くて良く眠れませんでした。


第2日目
  5:28  ロビーでお弁当の朝食を食べ、出発です。
        この玄関が見えるロビーのテーブルでお弁当を食べました。

        昨夜の夕食とは全く違う食事でした。
        DSC_4265ホテルの玄関.JPG 
  5:37  河童橋
        穂高連峰は雲が湧いて稜線がよく見えませんでした。
  6:21  明神
        穂高奥宮の入り口です。
        河童橋から歩き始め、少し寒いのでウインドブレーカーを
        着て歩いて来ましたが、小一時間歩いて暖かくなったので
        脱ぎました。
        DSC_4281森が開けて.JPG
      明神を出て森の中を歩いていると朝日がきれいな筋を引いて
      いました。森の夜明けです。
        DSC_4284森に朝日が差して.JPG
      徳沢が近くなってきて、梓川の縁を歩くようになると明神岳方面の
      山並みがくっきりと見えました。河童橋で見た稜線の雲はもう
      ありませんでした。
        DSC_4286川縁の道に出る.JPG
  7:18  徳沢園キャンピングサイト
        いつ通っても気持ちよい所です。
        DSC_4288徳沢園キャンプサイト.JPG
        徳沢園のベンチで朝のお弁当の残りを食べました。
                       DSC_4291徳沢園ロッジ前の小川.JPG
        ベンチのそばにきれいな水の小川が流れていました。
  7:43   徳沢園出発

    7:58   新村橋
        屏風のコルを通って涸沢ヒュッテに出るパノラマコースはここから
        入るようです。

        横尾へはこの吊り橋を渡らず川沿いを直進です。 
                       DSC_4295新村橋から前穂方面.JPG
        ここからは変化のない道を歩きます。 
  8:42  横尾着 
        涸沢に入る人、槍沢に入る人、沢山の登山者で賑わっていました。 
        上高地のビジターズセンターで登山届けを出さなかったので、ここで
        届けを出しました。  
                       DSC_4298横尾.JPG
  8:58  横尾発
        槍沢に入ると道が狭くなり、登山者も大幅に少なくなりました。
  9:44  槍の穂先が見えました。
        こんなところで、見えるとは思いませんでしたが、木の間から
        槍が見えました。
                       DSC_4308槍の穂先が見えた.JPG
  9:55  一ノ俣(地図に標高1705m地点と書いてあります)
                       DSC_4310一ノ俣の橋.JPG  
  9:59  白い稜線が見えた
        槍沢の流れは何処までも美しく、谷筋の遙か向こうには雪を頂いた
        稜線が見えました。
        DSC_4312白い峰が.JPG 
  10:04   二ノ俣の橋   橋を渡ったところに道標がありました
        DSC_4315二の俣の橋.JPG 
  11:09    槍沢ロッジ
        この日泊まる上の小屋に電話をしたときに、ここ槍沢ロッジ到着の
        時刻が「正午」が目安であると言われましたが、ずいぶん早く
        着きました。
        着いたとたんに小屋の人に「早く小屋に入れ」と言われ何事かと
                       思いましたが、ヘリコプターが着くのですごい風が吹くので中に
        入れというのでした。おかげでゆっくり休むことができ、上の
        小屋とも連絡が取れ、槍ヶ岳山荘に泊まることを決めました。
        DSC_4322槍沢ロッジ前の風景.JPG  
  11:42    ババ平キャンプ場 (標高1990m) 
        上高地を出てからもう6時間も歩いているのにまだ標高は
        2000mに達していないのです。
        小さな新しい小屋が建ってキャンプ場が広がっていました。
        DSC_4328ババ平キャンプ場.JPG 
  11:55  高山の眺め
        この辺りまで来ると槍沢は川の流れというより、岩がゴロゴロした
        河原に沿って歩くような雰囲気でした。
        DSC_4331稜線が見えた.JPG 
  12:13  大曲(水俣乗越への分岐)
        DSC_4332大曲.JPG
    12:20  ますます高山の眺め
        いよいよ高山の雰囲気が豊かになってきました  
        DSC_4334大曲の上稜線が見えた.JPG
  13:13  天狗原分岐 天狗原も行って見たいところですが今日は槍ヶ岳めざして
        直進です。
        DSC_4348天狗原分岐.JPG
        この写真の左下の草原に踏み跡が見えます。これが天狗原への
        道と思います。その奥に見える雪の残った平らなところ、それが
        天狗原かもしれません!
        DSC_4360天狗原への道.JPG
  14:06    小さな雪渓を渡ると槍ヶ岳の全貌が見えました
        この付近岩がゴロゴロしていて殺伐とした雰囲気のところで、
        「殺生」という名がついた所以ではないかと感じました。
        殺生小屋も肩の小屋も見えました。・・・・もう一息です。 
        DSC_4372槍が全貌を現した.JPG
  14:18  ヒュッテ大槍分岐
        ここから東鎌尾根まで草つきをジグザグに登っていく道がありました。
        かなりの標高差です。 
        DSC_4386ヒュッテ大槍分岐.JPG
  15:01     殺生ヒュッテへの分岐付近
        ようやく殺生ヒュッテが目の高さになりました。
        酸欠状態の症状が現れて、ペースががっくりと落ちました。
        DSC_4411殺生ヒュッテ.JPG
     15:40?   表銀座コースが合流する少し手前から槍ヶ岳を見上げました
        DSC_4419槍が頭上に.JPG
  15:52     表銀座コース合流点
        DSC_4420表銀座への分岐.JPG 
  15:56  槍ヶ岳山荘(肩の小屋)着
        ようやく小屋に着きました。
        DSC_4421槍ヶ岳山荘.JPG 
     17:59    肩の小屋前から槍ヶ岳
        DSC_4423小屋前から槍ヶ岳.JPG
   18:23    槍のてっぺん
        小屋に入って一休みして槍のてっぺんに行って見ました。
        人は少なく、てっぺんには5,6人がいる程度でした。
        昔の記憶では頂上はほぼ円形と思っていましたが、そうではなく、
        ひょうたん型といった形でした。梯子で頂上にたどり着いた場所は
        少し広い場所で、そこから左奥に延びて、その先端に祠があると
        いった形でした。
        DSC_4462槍ヶ岳山頂.JPG
   18:31    ブロッケン
        そのうちにガスが沸いて、誰かが「あれ、ブロッケンでは?」
        というので、そちらに目を移すと、かすかにそれとわかる影が
        見えました。時間とともに影の様子も変わり、かなりはっきりと
        自分の姿や、槍ヶ岳の頂上の台形がみえました。
        槍のてっぺんで、ブロッケン! ラッキーでした。
        DSC_4449槍のテッペンでブロッケン.JPG  
      表銀座の道
        雲が切れると、足元には表銀座コースが見下ろせました。

        DSC_4464表銀座への道.JPG
      穂高連峰(明日はこの峰々に向かって歩きます)
        DSC_4478明日のルート.JPG
      日没 肩に下りてから日が落ちました。
        DSC_4489日没.JPG
      日が落ちた後、ピンクに染まった雲が槍を覆い幻想的な長めでした。 
        DSC_4498槍のてっぺんの夕暮れ.JPG


第3日目       

     4:49    夜明け  これから行く大喰岳方面を望む
        近くにはテントサイトが広がり、遠くには富士山や南アルプスが
        見えました。
        DSC_4503キャンプサイトと大喰岳 .JPG   
  4:49  昨日登ってきた槍沢
        常念岳が印象的な姿を見せていました
        DSC_4504槍沢と遠望 .JPG
  4:56  槍の肩独り占め
        DSC_4510槍の肩独り占め.JPG
       西鎌尾根と黒部五郎、薬師を望む
        DSC_4516黒部五郎から薬師.JPG 
  5:06  槍の向こうから朝日が・・・・そして 出発
        DSC_4524槍の向こうから太陽が.JPG  
  5:11  雲海と笠ヶ岳  飛騨高山の方角は雲海でした             
        DSC_4529雲かいと笠が岳.JPG
      5:13  西鎌尾根と黒部五郎岳 
        左下から右上に向かって伸びている尾根が西鎌尾根です。

                       DSC_4531西鎌尾根と黒部五郎.JPG
      5:18 飛騨乗越
        槍平へおりる道が分岐します。
                       DSC_4536飛騨乗越.JPG
  5:19  飛騨乗越から大喰岳を望む
        DSC_4538これから向かう大喰岳.JPG

  5:30  飛騨乗越から少し登った辺りで可愛い花一輪

        DSC_4548花と常念.JPG
  5:31  大喰岳の登りから槍ヶ岳を振り返えりました。
        槍沢上部の傾斜がどれほど厳しいものかわかるような気がします。
        DSC_4549飛騨乗越7付近から槍ヶ岳.JPG
  5:34  大喰岳近くから薬師岳方面
        中央が三俣蓮華岳
        DSC_4550五郎薬師.JPG 
  5:39  大喰岳登りから槍ヶ岳
        DSC_4552大喰岳手前から槍.JPG 
  5:40  水晶、立山方面
        DSC_4553大喰登りから水晶立山.JPG
  5:44  大喰岳山頂(3101m)
        DSC_4555大喰岳3101.JPG
  5:58   大喰岳付近から常念を望む

                       DSC_4562中岳に向かう途中常念.JPG
      6:01    花(イワギキョウ?)
        DSC_4564中岳に向かう途中花.JPG
  6:08  南アと富士(写真では富士が見えません)
        遠くに見える山脈が南アルプス・・・中央付近の高いのが北岳、
        左側に少し離れて高いのが甲斐駒ヶ岳です。
        肉眼では甲斐駒の少し左側に富士山が見えました。 
        DSC_4568穂高の右に乗鞍御岳.JPG 
  6:32  中岳付近から槍ヶ岳
        DSC_4578中岳近くから槍.JPG   
  6:34  中岳頂上
        奥穂や北穂が見えています
        DSC_4581中岳山頂から穂高.JPG
  6:41  筆者記念撮影
        槍ヶ岳を背に
        DSC_4583中岳山頂筆者.JPG 
        穂高連峰を背に
        DSC_4587中岳山頂筆者.JPG
   7:08     中岳頂上付近からこれから歩くコースを見ました
                       左から右に延びる稜線の真ん中あたりのピークが南岳と思われます。
        DSC_4590中岳山頂筆者.JPG
  7:17  中岳南面の水場
        斜面の上の方に大きな雪田があってその雪解け水が小さな流れを
        作り出していました。
        DSC_4592大喰岳手前から槍.JPG  
  8:02  天狗原分岐
        DSC_4607中岳と南岳の間天狗原分岐.JPG
  8:06  南岳の上りからハクサンイチゲと遠くなった槍ヶ岳を振り返りました
        DSC_4610南岳付近から槍ヶ岳.JPG
  8:13  南岳北面の岸壁です。
        DSC_4615南岳北面の岸壁.JPG
  8:17  笠ヶ岳
        DSC_4619南岳の上りから笠ヶ岳.JPG
  8:29  南岳山頂        
        DSC_4622南岳頂上.JPG
  8:45  南岳頂上付近で記念撮影  
        DSC_4627南岳頂上付近.JPG
  8:48  チングルマと笠ヶ岳
        DSC_4631チングルマと笠が岳.JPG
  8:51  南岳小屋が下に見えてきました。
        DSC_4633小屋を見下ろす.JPG
  8:54  南岳小屋
        これからの難所を控えて、小屋でカップラーメンを買って腹ごしらえ
        をしました。
        もう少し腹にたまるものが食べたかったのですが、この時間、小屋で
        調理して出すものはやっていませんでした。
        小屋は朝の掃除で女性たちが一生懸命仕事をしていました。
        若い女性がカップラーメンの面倒を見てくれましたが、丁寧な対応を
        してくれました。
        トイレもきれいで気持ちの良い小屋でした。
        DSC_4634南岳小屋.JPG
  9:31  南岳小屋出発
        キレットの岩場に備えて、ここでヘルメットをつけました。
        DSC_4636南岳小屋からキレットに向けて出発.JPG
  9:34  南岳小屋出発直後北穂を見る
        DSC_4637南岳小屋出発直後.JPG
  9:38  行く尾根の右側、奥穂高連峰を見る
        手前の尾根筋にこれから歩くルートが見えました
        DSC_4642北穂北面の全貌.JPG
  10:04  梯子
        DSC_4651キレットへ向かうルート梯子.JPG  
      10:12   キレットはまだか?
        いくつかピークを超えて、標高も下がったと
        思われますが、キレットに着きません。
  10:17 厳しいだけでなく美しいところも!
        南岳を振り返って見ると険しい岩峰が天に突き出て
        足元には心和む花が咲いていました。 
        DSC_4654厳しさあり、花もあり.JPG
  10:24 先のルートが見渡せる所ではまだ先にいくつかのピークを
      超えなければならないようです。
        DSC_4657まだピークあり.JPG
  10:31  チシマギキョウ(イワギキョウかも?)と常念岳
        DSC_4662花と常念.JPG
  10:38  黒部五郎から三俣蓮華展望
        DSC_4664黒部五郎から三俣蓮華.JPG
  10:40 南岳南面を振り返る(もしかしたら北穂かも知れない?)
        DSC_4666キレット付近から北穂.JPG 
  11:13 長谷川ピーク
        キレットの道標を見ないまま長谷川ピークに着いてしまいました。
        何としたことでしょう? キレットには何も表示がないのでしょうか?

        私が見落としたのでしょうか?
        ここ、Hピークは一枚の大きな岩があるだけで、何人もの人が休める
        スペースはありません。1枚写真を撮って先へ進みました。
        DSC_4667Hピーク.JPG 
  11:16 Hピークの下る途中、南岳から降りてきたルートを眺めました。
        南岳の頂上付近は険しい岩峰の様相を呈していますので、この部分
        だけを切り取って見ると北穂と間違えてしまいそうです。
        DSC_4668Hピークの先から南岳を振り返る.JPG  
  11:20 最後の鞍部に至る鎖場
        右側(飛騨側)は急峻な断崖です。
        DSC_4669鞍部への下り鎖場.JPG
  11:24 崖にも美しい花
        DSC_4670鞍部近く千島桔梗.JPG
   11:29 鞍部と思われるところが見えました
        DSC_4671鞍部らしきところ見える.JPG
  11:33  A沢コル着
        私が最後の鞍部と書いたのは「A沢コル」と言うようでした。
        ようやく着きました。これから、いよいよ厳しい登りです。
        私としては珍しく長い休み(40分ほど)を取りました。

        DSC_4674A沢のコル.JPG
        A沢コルは少し広くなっているのでザックを下ろしてゆっくり休む
        ことが出来ました。西側には笠ヶ岳が滝谷越しにみえました。         
        DSC_4675A沢のコルから来た道を見る.JPG
        写真の左側ピーク(Hピーク)から目を右に移すと南岳から下りて来る
        縦走路が良き見えました。 
  12:13    登攀開始です。
        想像以上に厳しい登りでした。しかし、目印は丁寧につけられていました
        ので、迷うことはありませんでした。  
        DSC_4682いよいよ北穂の登り.JPG
  12:14  岩場に近づいた写真 
        DSC_4678いよいよ北穂の登り.JPG
  12:18 鎖場
        DSC_4680いよいよ北穂の登り.JPG 
  12:23  岩場が続きます
        DSC_4682いよいよ北穂の登り.JPG
  12:26 小屋が見えた    ↓ここ
        DSC_4683飛騨側断崖小屋が見えた.JPG 
  12:44 展望台
        展望台と書いてありましたが、何が見えるのかわかりませんでした。
        疲れていてあまり詮索もする気にならず、通過しました。
        DSC_4686展望台.JPG
  12:49 飛騨泣き?
        地図で見るとこの辺りが「飛騨泣き」という所ですが、カンバンも
        見当たらず、特定が出来ませんでした。私が見過ごしたのかも知れ
        ません。
        DSC_4687飛騨側谷.JPG  
  12:50 槍を振り返る
        DSC_4691小屋近くから槍.JPG  
  12:51 笠ヶ岳
        DSC_4693小屋近くから笠.JPG
  12:54 小屋が近づいた    ↓ここ
        DSC_4694小屋が見えた.JPG
  12:58 展望台
        この上に登れと言うのでしょうか?
        くたびれ果てて私はこの前を通り過ぎました。
        DSC_4695展望台(二度目).JPG
  13:34  小屋に着きました。
       休んだり、歩いたりしてかなりの時間を要して、やっと小屋に
       着きました。
        DSC_4697小屋到着.JPG 
        狭い頂上直下にあって、床下から這い上がるような感じで小屋の
        前に出ました。
        槍を出発してここまで予定より2時間ほど余計にかかってしまい
        ました。
  13:56  北穂高山頂
        一休みして山頂に立ちました。

        頂上は小屋から1分。しかしその1分がきつい階段でした。

        頂上はガスが湧いて周囲の山々は雲の合間にしか見えませんでした。
        DSC_4699北穂山頂.JPG
        この後、小屋の中で横になって休みました。
  17:00   夕食
        こじんまりした小屋の食堂で夕食です。

        おいしいご飯に大満足でした。

        夕方頂上へ行ってみました。
  18:47 夕方の北穂山頂
        ガスが晴れて回りがよく見えました。
        明日歩く涸沢岳、奥穂高岳がくっきりとみえました。
        DSC_4723奥穂.JPG
  18:53  槍ヶ岳を見ました。
        今日歩いて来た尾根が続いていました。あの険しい道を越えて
        良くここまで来たものです。 
        DSC_4726北穂山頂から槍.JPG     
  19:18 槍ヶ岳の夕焼け 
        DSC_4740槍の夕焼け.JPG   
        日が落ちた後、北の雲が赤く染まっていました。
    小屋の歴史
        この小屋は昔、夜のひととき、登山者にクラシック音楽を聴かせて
        くれることで有名になりました。私は、いつかはそういう小屋に
        行ってみたいと思っていましたが、50年近く経ってようやく
        ここに来ることが出来ました。小屋の人に聴いて見ると、もう
        それはやっていないとのことでした。歴史を見るとLPからCDに
        変わってからしばらくはやっていたようですが、その後途絶えた
        ようです。残念!

        DSC_4718小屋の50年.JPG

第4日目
  4:16   夜明け前の槍ヶ岳
        今日も良い天気です。
        DSC_4744夜明け前の槍.JPG
     夜明け前の前穂高岳
        南アルプスの左側に富士がくっきりと見えます。        
        DSC_4748夜明け前の前穂.JPG
      常念の北側から朝日が上がるようです。
        DSC_4752朝焼けの常念.JPG  
  4:49 北穂高岳小屋車出発です  
        DSC_4754出発前の北穂小屋.JPG 
  4:51  頂上からもう一度槍ヶ岳
        DSC_4755北穂頂上から槍.JPG      

        DSC_4756黒部五郎から水晶.JPG

        
        DSC_4763穂高岳.JPG
        DSC_4765谷と白山と笠.JPG
  5:00  富士遠望
        
        DSC_4770富士と南アルプス遠望.JPG  
  5:07  涸沢分岐   
        DSC_4773涸沢分岐.JPG

        5:09   前穂
        DSC_4774前穂.JPG
    5:14   孤高の人と槍
        DSC_4775槍.JPG 
 5:28  笠から薬師
        DSC_4788涸沢岳と雲海の向こうに笠.JPG
   6:01  涸沢岳がはっきりとわかるようになった     
        DSC_4801奥穂と涸沢岳.JPG
        涸沢岳上りの岩場
        DSC_4818もう少しで涸沢岳.JPG 
   6:59  涸沢岳上りから富士
        DSC_4819涸沢岳付近から富士.JPG
   7:07 北穂と槍
                       DSC_4822北穂と槍.JPG
   7:48  ジャンダルム
                       DSC_4826ジャンダルム.JPG
       7:50  涸沢岳着(実は手前のピーク...三等三角点あり)
        槍と北穂を背に記念撮影
        DSC_4830北穂と槍と筆者.JPG
   8:24  涸沢岳(本当の)山頂(標高3110m)
        DSC_4843涸沢岳.JPG
   8:24  穂高岳山荘が見えました 
        DSC_4844奥穂と小屋とジャンダルム.JPG
  8:42  穂高岳山荘着
        DSC_4847穂高岳小屋.JPG
  8:55     穂高岳山荘発
        DSC_4848穂高岳小屋から八ケ岳.JPG
  9:21 ジャンダルム 
        DSC_4849ジャンダルム.JPG 
   9:25  奥穂までもう少し
        DSC_4851奥穂までもうすこし.JPG
   9:47  ジャンダルム
        奥穂頂上の少し手前でジャンダルムを見ました。
        すごい!
        DSC_4857奥穂手前からジャンダルム.JPG
   9:48  乗鞍
        DSC_4858奥穂から乗鞍.JPG 
   9:49  奥穂高岳頂上着
        頂上にいた方に撮って頂きました。

        DSC_4862奥穂頂上.JPG
        その後、ジャンダルムに少しでも近づいてみたいと思い少しだけ
        西穂尾根に踏み込んでみました。
  10:05  ジャンダルム最接近
        すごい山です。
        DSC_4869ジャンダルムに最接近.JPG
  10:06  乗鞍とジャンダルム
        DSC_4871乗鞍とジャンダルム.JPG
  10:20 奥穂から下山開始
        DSC_4876西穂分岐下山開始.JPG
      10:27    南陵の頭
        下り始めるとすぐに南陵の頭という道標がありました。
        DSC_4877南陵の頭.JPG
   10:30  涸沢越しに槍ヶ岳
        DSC_4878奥穂を後にして槍を見る.JPG 
        DSC_4879前穂と明神.JPG
        DSC_4882北穂から涸沢に下りるルート.JPG
        DSC_4883上高地が見える.JPG
        DSC_4885前穂.JPG     
        DSC_4886道が張り出した岩を回り込む.JPG
        DSC_4887明神と花.JPG
        DSC_4892花と西穂.JPG
  11:57  紀美子平着
        DSC_4895紀美子平.JPG
        少し休んですぐに下山開始です。
  12:08   下山開始直後の明神岳です
        DSC_4898明神岳.JPG
                       千島桔梗がきれいでした
                       DSC_4899千島桔梗.JPG
  12:18  西穂の尾根がだんだん高くなります
        DSC_4901西穂尾根.JPG
  12:22  雷鳥広場
        DSC_4903雷鳥広場.JPG
  12:43  岳沢パノラマ
        DSC_4904岳沢パノラマ.JPG
  13:52  岳沢小屋
        小屋の営業は1時までだそうで、食べるものの販売はしていません
        でした。ジュースだけは買えたのですが生暖かくうまくありません
        でした。
        DSC_4906岳沢小屋.JPG
  15:10  風穴
        DSC_4908風穴.JPG
  15:39  岳沢登山口
        DSC_4910登山口.JPG
  15:51  河童橋
        DSC_4911河童橋.JPG
  16:00  上高地発新島々行のバスに間に合いました。

       岳沢の下りは大忙しでしたが、何とか無事に上高地に着きました。

    


  後記

     今回の槍から奥穂高経由岳沢までの縦走は、私にとってこれまでの登山の
    総括と言っても良い重要な登山となりました。
    ここに投稿した写真はごく一部ですが、どれ一つとっても、忘れえない
    強烈な印象を与えてくれた景観です。

     自分の体力がどこまで耐えられるか、異常事態は起きないか? など、
    慎重に計画を立て、体調を整えて挑みました。

    幸い天候には恵まれ、体調もほぼ問題なく維持できて安堵のうちに帰宅する
    ことができました。  

                       
   
   
  追伸
    記載ミス等ありましたら、是非コメントをお寄せ下さい。      
  
   
                      
        
  



 

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丹沢主脈ルートへ [山日記]

6月2日(土)梅雨入り前の丹沢へ行って来ました。
年々体力が落ちていくのを感じますので、今年はどの程度歩けるのか確認の意味で丹沢へ行って来ました。我が家から近いので、格好のトレーニングコースです。

今回のコース
    家--(徒歩)--相武台前--(小田急線)--町田--(横浜線)--橋本--(バス)--
       三ヶ木--(バス)--東野(登山開始)----青根分岐----八丁坂の頭----姫次
       ----蛭ヶ岳-----不動の峰-----丹沢山----塔の岳-----花立-----大倉バス停
       ----(バス)--渋沢--(小田急線)--相武台前--(バス)--家

   5:00  家出発。この時間バスが無いので徒歩で駅まで。
   5:28  相武台前発
   5:50?  町田発
         6:20     橋本 
         6:55     三ヶ木 ここでバスを乗り換えて月夜野行きにのりました。バスは
            2、3人が立つくらいの混み方でした。
            焼山登山口で半分以上が下りました。
   7:30  東野(登山口) 5、6人が下りました。
          バス停の直ぐそばにお店があり、道を聞くと女将さんが丁寧に
          教えてくれました。 
          歩き始めると直ぐに、女将さんが言っていた蛭の注意書きがあり
          ました。 あまりいないと良いのですが・・・・・ 
          DSC_3891ヤマビル.JPG
          蛭の注意書きの向かいに立派な神社がありました。         
          DSC_3893神社.JPG
          直ぐそばにトイレがありましたので、念のために寄って出発です。
          きれいなトイレでした。
          民家の間を抜けて広い道を登って行くときれいな学校がありました。
          DSC_3901中学校.JPG 
          だんだん民家がまばらになり、山に入っていく雰囲気でした。
          道標が草の中に埋もれてしまいそうです。
  8:23 道標    バス停から2km来たところで、蛭ヶ岳まではあと8キロと書いて
          ありました。
          DSC_3910蛭ヶ岳まで8kの道標.JPG
  8:23 林道ゲート
          登山者は通行止めのゲートの脇をすり抜けて先へ進みます。
          DSC_3911林道進入禁止ゲート.JPG
          緩い傾斜の上りが続きます。 明るい杉の林が広がっています。
          DSC_3912こもれびの杉林.JPG
   8:55 林道から分かれて登山道に入ります。青根分岐まで1.6kと書いてあります。    
          DSC_3917登山道入り口.JPG
   9:11 林道出会い 
          再び林道に出ました。見るとここが林道の終点でした。林道を
          横切って道は再び山の中へ。
          DSC_3921林道の終点.JPG
  9:18 青根分岐まであと1.1km     
          DSC_3924青根分岐まで1.1K.JPG
          林道終点からは傾斜がきつくなり、しばらくはゆっくりした歩調で
          我慢我慢の登りでした。
  10:01  尾根近し  急に傾斜が緩くなり歩きやすい道になりました。
          もうすぐ尾根に出るという雰囲気でした。
          DSC_3928青根分岐近し.JPG
       10:06    青根分岐着 焼山からの道とここで合流します。先客が5、6人休んで
          いました。話を聞いていると私と同じコースを歩くようでした。
          DSC_3930青根分岐到着.JPG
   10:13    少し休んで出発です。
          尾根道はなだらかで気持ちの良い道でした。左手に丹沢主脈の
          山々が見えているのでしょうか?中央は蛭ヶ岳のようにも見えますが
          ちょっと高さがないように見えました。
          DSC_3933稜線の南側に見える尾根.JPG
   10:35  八丁坂の頭 次の目標地点「姫次」まであと1kmです。
          DSC_3936八丁坂の頭分岐.JPG
          なだらかな道なのに階段が?? 歩きにくい!
          DSC_3937姫次への上り.JPG
   10:55  東海自然歩道最高地点 標高1433m
          DSC_3938東海自然歩道最高地点.JPG  
   10:57  姫次着
          明るい広場に出ました。姫次です。いくつかのパーティーが
          休んでいました。          
          木々の間から檜洞や蛭ヶ岳が見えました。
          DSC_3939姫次到着.JPG
          檜洞丸
          望遠で確認すると頂上付近に青ヶ岳山荘の青い屋根が見えました。 
          DSC_3943檜洞丸.JPG
          蛭ヶ岳
          こちらは肉眼でも小屋が確認出来ました。          
          DSC_3944蛭ヶ岳.JPG
   11:11  姫次出発
          この道を行くと袖平山       
          DSC_3948袖平山と蛭ヶ岳へ行く道が分かれる.JPG
          蛭ヶ岳はこちら
          DSC_3949蛭ヶ岳へはこちら.JPG
          蛭ヶ岳への道に入ると、いきなり急な下りでした。
          DSC_3950急な下り.JPG 
          下りきって緩やかな道になると西側が開けました。
          大室山と思われる山が大きく見えました。
          DSC_3951西側に見える山並み.JPG
   11:25  原小屋平  蛭ヶ岳まで2.5km
          DSC_3952原小屋平.JPG
   11:44  姫次-蛭ヶ岳 中間点 蛭ヶ岳まで1.6km
          DSC_3954姫次-蛭の中間点.JPG
          道ばたに咲く小さな黄色い花
          DSC_3955黄色い花.JPG
   11:54  西側に檜洞丸が見えました  
          DSC_3958檜洞丸.JPG    
   12:26    いよいよ蛭ヶ岳の登りが始まります   
          DSC_3963階段が続く.JPG
   12:37  姫次方面を振り返る
          一番左の少しとがった山が袖平山、その右側のてっぺんが平らな
          ところが姫次と思われます。 
          DSC_3973袖平山と姫次.JPG
          上空を見ると天気は怪しくなって来ました。
          DSC_3975上空の雲.JPG
   12:39 檜洞と谷底の橋
          右下の白く見えるのが鉄のアーチ橋です。この橋の標高はおそらく
          700m程、檜洞から谷底まで900mの高度差が一望出来ます。
          DSC_3976檜洞北東の谷に橋が見える.JPG
   12:46 蛭まで0.4km
          そろそろ登り詰めたかと思うころ、道がガレて左へ迂回するように
          なっていました。     
          DSC_3980蛭まで0.4k.JPG
   12:49  ガレ場の先にでました。頂上までは直ぐのような気分でした。
          DSC_3983まだ蛭まで0.4k.JPG
   12:50  シロヤシオ
          少し前にも咲いているところがありましたが、こちらの方が
          きれいに咲いていました。
          DSC_3984シロヤシオ.JPG
          近くにはミツバツツジも
          地面にピンクの花が散乱しているところもありましたが、ここに来る
          まで、きれいに咲いているミツバツツジはありませんでした。
          DSC_3988ミツバツツジ.JPG
          又、階段が出てきました。
          もう少し鍛えられそうです。
          DSC_3989最後の上り.JPG
   12:58  蛭ヶ岳まで0.2km もう少しです!
          DSC_3990蛭まで0.2k.JPG
   13:05  蛭ヶ岳 頂上着
          ようやく蛭ヶ岳に着きました。この登りは思ったよりずっと
          きつい登りでした。ようやく着いた頂上ですが、ガスってしまい
          周囲は見えなくなってしまいました。
          DSC_3993蛭ヶ岳頂上着.JPG
   13:39  檜洞方面
          時々頂上が見えることがありましたが、徐々にガスが濃くなって
          行くようにみえました。   
          DSC_4001蛭ヶ岳頂上かから檜洞.JPG
          出発に当たって、小屋の姿をカメラに収めました。
          DSC_4002蛭ヶ岳山荘.JPG
   13:44  蛭ヶ岳出発  約40分頂上で休憩しました。     
          DSC_4003丹沢山に向けて出発.JPG
          蛭ヶ岳頂上直下はバイケイソウの原っぱでした。これから向かう
          不動の峰方面は全く見えません。
          DSC_4004バイケイソウ.JPG
        13:49    ミツバツツジ  ありました。こんなに見事に咲いていました。
          DSC_4006ミツバツツジ.JPG
   14:02  鬼が岩の登りに架かる辺りから姫次方面を眺めた
          DSC_4015歩いて来た尾根を見る.JPG
    14:09  鬼が岩
          DSC_4017鬼が岩.JPG
   14:10  鬼が岩に上がって歩き始めると直ぐに道標が
          DSC_4018丹沢山へ2.5k.JPG
   14:27  棚沢の頭  蛭ヶ岳と丹沢山のほぼ中間点
          DSC_4023棚沢の頭.JPG
   14:32  シロヤシオ(まもなく散ってしまうと思われる花)
          DSC_4027名残のシロヤシオ.JPG
   14:39  不動の峰 
          DSC_4028不動の峰.JPG
   15:18  丹沢にとりつく辺りから丹沢の北側に連なる山々
          DSC_4035丹沢北側の山々.JPG
   15:31  丹沢山頂上着
          DSC_4041ミヤマ山荘.JPG
   15:33  百名山のカンバン(去年は無くなっていましたが復活しました)
          DSC_4043百名山のカンバン.JPG
   15:40  丹沢山 出発
   15:57  黄色い小さな花
          DSC_4055黄色い花.JPG
   16:34  塔ヶ岳まで0.7km   
          DSC_4070丹沢主脈線.JPG
   16:34  塔ヶ岳が見える
          DSC_4071塔の岳を見上げる.JPG
   16:56  塔の岳着 
          DSC_4077塔の岳山頂着.JPG
   17:08  一休みして下山開始
   17:21  金冷やし
          DSC_4081金冷し.JPG
   17:34 花立 山荘の前から渋沢の街を見下ろす。
          DSC_4083花立て.JPG
   17:35  花立から表尾根(行者ヶ岳)と大山を望む
          DSC_4084表尾根と大山.JPG
   17:39  花立付近から馬鹿尾根(大倉尾根)の下部を見下ろす
          DSC_4086表尾根を見下ろす.JPG
   18:06  堀山の家 日暮れ近く夕飯の支度が進んでいるようでした
          DSC_4089堀山の家.JPG
   18:32  駒止茶屋 
          この小屋の前でも夕餉の盛り上がりが見られました
          DSC_4092駒止の家.JPG
          この小屋のちょっと下のところで、2人の小さな子供を連れた若い
          お父さんを追い越しました。
   18:41  相川  木に「相川」とペンキで書いてあります 
          DSC_4093相川.JPG
   18:55  見晴茶屋
          ここも夕餉の賑わいでした
          DSC_4095見晴らし茶屋.JPG
   18:58  大観望との分岐点
          ここで私はヘッドランプをつけました。 
          この付近で追い越した二人連れはランプが1個しか無いようで、
          歩くのが大変そうでした。
          DSC_4097大観望分岐.JPG
   19:09  大観望経由の道と合流
          DSC_4098大観望分岐(下).JPG
   19:28  大倉バス停まで0.6km 
          DSC_4100バス停まで0.6k.JPG
   19:34  大倉バス停着       
   19:39  渋沢行きバス乗車

   20:50頃 家着

   行程距離(全行程:22.6km)
      東野-----------青根分岐---------姫次---------蛭ヶ岳-------棚沢の頭----
                         4.7km     1.9km   3.2km    1.6km
                        --------丹沢山---------塔の岳----------戸沢分岐----------大倉バス停
                         1.7km    2.5km    1.8km     5.2km
      


                   後記


   トレーニングと体力の見極めを兼ねて歩いた今回の登山は、予定表より少し早く
   大倉に着くという好結果になりましたが、蛭ヶ岳以降は登りになると極端にペース
   が落ち、膝から大腿部にかけての筋力低下が実感されました。走るだけで無く
   これらの部位の意識的な強化が必要と思いました。
   それでも心肺機能には異常は無く、まだしばらくは登山が可能と思いました。 

         (追記)こんなことがありました   
       大倉尾根の下り、駒止茶屋の少し下を歩いているときに、若いお父さんが
       二人の子供を連れて下山していました。夕暮れ近く、まだライトはつけて
       いませんでした。私はちょっと心配になって、お父さんに「暗くなって来ま
       すが大丈夫ですか?」と声をかけました。すると、お父さんから「ライトは
       もっているので大丈夫です!」と答えが返って来ました。私も先を急いで
       いるので、心配が払拭されたわけではありませんでしたが「お気をつけて!」
       と言ってそのまま追い越して下山しました。
       勝手知ったる土地の人であれば、私の心配は取り越し苦労ですが、もし、
       状況を知らない一般の登山者だとしたら、大変なことになっていたかも知れ
       ません。大倉まで3キロ弱。子供の足では2時間はかかると思いますので、
       大倉まで行くとすれば8時半を回ったことでしょう。
       近くの小屋で泊まってくれていれば!とか、何かしてやれなかったか?
       と反省しきりです。

                       


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立山黒部アルペンルートへ行って来ました [山日記]

5月10日(木)~5月12日(土)学生時代の友人達と立山黒部アルペンルートへ行って来ました。


5月10日(金) 

        家----八王子----甲府----信濃大町----扇沢----黒四----黒部平----
      大観峰----室堂----みくりが池温泉(泊)

 
       11:01  信濃大町着
        扇沢までタクシーを使いました。4人なのでバスで行くのとそれほ
                       ど高くはなく、時間短縮になりました。
        山に入っていくにしたがって新緑が若芽になって、周囲の山に雪が
        見えるようになりました。      

   11:40頃 扇沢ターミナル着
         DSC_3253扇沢.JPG  
         扇沢のターミナル建物の前の駐車場を先端まで行って東側の眺めを
                        撮りました。
         DSC_3256扇沢からの見晴らし.JPG
                        すこし待つとトロリーが出発しました。バスがやっと通れるほどの
                        幅のトンネルをかなりのスピードで走ります。

  12:05  トロリーバスのすれ違い
         道幅が広くなったところがあり、ここで待避線に入って対向車を待
                        ちます。対向車が何台も続けてきました。          
         DSC_3266トロリーのすれ違い2.JPG

   12:27  黒部ダム到着
        DSC_3269トロリーのすれ違い2.JPG
               上に登る階段を進むとダムを見下ろす展望台、下へ降りる通路を行く
                      とダム堰堤に出るとのこと。先ずは二百数十段を上って展望台へ。
  12:26  黒四展望台 黒四が見えた! 私にとっては初めての黒四です。    
        DSC_3273展望台から黒四.JPG
        屋上の展望台
        DSC_3280展望台.JPG
        DSC_3286黒四ダム.JPG
        DSC_3289展望台からアーチダムと下流の景観.JPG 
        DSC_3295右岸沿いの景観.JPG
                       しばらく展望台からの景色を眺めてから、ダム堰堤へ移動しました。
        今度は階段とスロープの道です。
        トロリーバスの着いた所までは階段。
        DSC_3296展望台から堰堤におりる階段.JPG     

  12:59 ダム堰堤へ下り  階段の後はスロープでした。

                       DSC_3297展望台から堰堤におりる階段.JPG

      13:02 ダム堰堤
                 右岸(大町寄り)の堰堤の上に出ました。水面が直ぐ下に見えます。
        水面が流木で一杯かと思いましたが、それほど沢山はありません。
        きれいな水面でした。  

                       DSC_3304堰堤から見た黒四の眺め.JPG
        振り返れば先ほど行った展望台が上の方に見える。 
        巨大なコンクリートの構造物もみえます。

                       DSC_3308展望台を見上げる.JPG

                       DSC_3309展望台の下のコンクリートの壁.JPG
        展望台の下のコンクリートの壁。アーチの右側端をしっかりと固めて
        いるようでした。
        DSC_3319下流の眺め.JPG
        ダムの下流の景観
        水量はわずかでした。  

        堰堤を左岸に渡り終える辺りから右岸の壁を眺めました。
        中央部の白い建物が展望台です。 

        DSC_3322黒四ダム2堰堤か扇沢方面.JPG 
  13:17 左岸堰堤   左岸から黒部川上流を眺めました。
        少し流木が目立ちました。     
        DSC_3330堰堤を渡り終えた付近からダム上流.JPG 
  13:20 ケーブルカー乗り場 
        ケーブルカーで黒部平へ向かいます。(標高差373m)

        DSC_3336黒四ダムからケーブルカーに乗る.JPG
        黒部平から大観峰へはロープウエイにのって標高差488mを一気に
        登ります。(ロープウエイの写真はありません)


        大観峰でやっと昼食にありつきました。混雑でレストランには入れず
        立ち食いそば屋さんでの食事でした。回りは外人ばかりで、席を確保
        していたものの、そばを取りに行っている間に席を取られてしまい
        ました。我々は隅っこでかろうじておそばを食べました。 

        

  14:15 トロリー乗車 食事の後トロリーで室堂に向かいました。               
        DSC_3342大観峰からバス.JPG

       
  14:31 室堂に着きました。
        外に出てバスターミナルを見下ろすと駐車場にも雪が残っていて、
        周囲は真っ白でした。
        DSC_3343室堂のバスターミナル.JPG
        今夜の宿、みくりが池温泉の方向だけはわかりましたが、夏山とは
        全く違う眺めでした。
  14:48 雪中行軍、みくりが池へ向かいます。
        DSC_3351みくりが池温泉が見えた.JPG
        みくりが池に向かう道から立山連峰を仰ぎ見ました
        DSC_3373みくりが池温泉から雄山.JPG
        浄土山
        DSC_3380浄土山.JPG
        国見岳
        DSC_3381国見岳.JPG
        別山尾根の眺め
        DSC_3371別山尾根の山々.JPG    
        光の具合で雪面の凹凸が良く見えず、道を外れて深雪に足を取られて
        転んでしまい、なかなか起きられずにもがく場面もありましたが、
        無事に宿に着きました。
  15:03 みくりが池温泉着

  18:28 みくりが池温泉の夕暮れ
        DSC_3382みくりが池温泉.JPG 
        この写真の向こうはグッと下って地獄谷。噴煙が立ち上っています。        
        
        


 5月11日(金)   
       みくりが池温泉----室堂バスターミナル----大谷ウオーク(往復)
       ----室堂バスターミナル----美女平----立山駅(食事)----
       称名滝(バス停)----称名滝----立山駅----寺田駅----宇奈月駅
       ----ホテル(泊)
 
                       夜が明ける前に外に出て見ました。 小屋からいくらも離れて
        いない雪原の中に一羽の雷鳥が眠っていました。
  4:36 ライチョウとの出会い
        DSC_3408ライチョウ.JPG
        時々首を動かしていましたがほとんど動きません。
        そっと雷鳥の回りを移動しながらシャッターを押しました。
        

               ライチョウの向こうに見える山は奥大日岳です。
        DSC_3429奥大日岳を背にライチョウ.JPG
        そのうち、少しづつ動き始め人が通る道を横切って木の枝が
        茂った所に行って木の芽をついばんだりしていました。
        DSC_3454ライチョウ2.JPG 
  4:55 もうすぐ日が昇る
        赤くなってきた空に剱岳の頂上がわずかに見えました。
        DSC_3462剱岳.JPG

  7:46 出発  朝食を済ませ、宿を出ました。
        宿は従業員の対応など気持の良い所でした。
        室堂バスターミナルに向かいながら、何度も振り返って見ました。        
        DSC_3493みくりが池温泉を後にする.JPG
  7:50 朝日が西側に陰を造り彫りの深い山容を見せる雄山です。
        DSC_3497みくりが池と雄山.JPG

        この日の目的の第1は雪の大谷ウオークです。
        普通は9時半からスタートとのことでしたが、この日は条件が良い
        ので9時前にスタート出来ると担当者の方が話をしてくれました。
        しかし、結局は早くはならず、定刻にスタートでした。
        美女平から上がってくるバスが室堂ターミナルに着く前の500m
        程の区間が、片側歩行者用に確保されていてそこを観光の人たちが
        歩くことが出来るのです。雪の壁は先にゆくほど高くなり、
        Uターンして帰る所付近は15mと表示されていました。驚くほどの
        高さです。
  9:21 大谷の先端(Uターンにポイント) 
             DSC_3531雪の大谷.JPG
             折り返し点まで行って引き返す途中切り通しの向こうに
   9:22 浄土山や室堂山と思われる山が見えました。
             DSC_3525雪の大谷から室堂山?.JPG
         DSC_3517雪の大谷.JPG

   10:00   バスターミナルに戻って、美女平行きのバスに乗りました。
         先ほどの折り返し点から先もしばらくは高い雪の壁が続いて
         いました。


   11:30頃  バスで約1時間、美女平からはケーブルカーで7分ほどで立山駅に
         着きました。称名滝へのバスの時刻まで時間があるので、少し早め
         のお昼にしました。

         

         称名滝へのバスは15分ほど称名川の右岸を上流に向かって走り
         ます。対岸の崖の深さ、急峻さは驚くほどでした。         

         バスの終点からゆっくり歩いて30分。称名滝に着きました。
         DSC_3552称名川の断崖.JPG
         DSC_3555称名滝のカンバン.JPG
                         こちらはハンノキ滝
         DSC_3556称名滝のカンバン.JPG

         バスの中から見えた崖の険しさはすごい迫力でしたが
         滝に向かて歩いて行く途中でも険しい崖が展開していました。
         DSC_3559称名滝の直ぐした断崖.JPG
         

         ゆっくり歩いて30分ほどでしょうか、ようやく称名滝の滝つぼ
         近くに着きました。
         右側からハンノキ滝という雨や雪解けの時だけ見える滝も見えて
         二筋の大きな滝が一度に見える雄大な景観でした。
         二つの滝の滝壺は下流に残雪が沢山あって見えませんでした。

         DSC_3572称名滝とハンノキ滝.JPG
         滝の少し下流には橋が架かっていて二つの滝を正面から
         見ることができました。
         また、対岸には少し階段を上がると展望台があって称名滝
         がさらに正面から見えるのでした。
         下段の展望台から

         DSC_3584展望台から.JPG
         滝つぼ近くの水の勢いを撮ってみました。
         DSC_3589裾.JPG 
         展望台から称名側川下流の眺めです。
         DSC_3582称名滝下流の景観.JPG
         下りは20分ほど歩いてバス乗り場付近のレストランで一休みして
         バスで立山駅に戻りました。
         次は宇奈月温泉を目指します。
         DSC_3616立山駅.JPG
    
         電車が山間部を抜けて平野に出ると車窓からは立山、剱の山並みが
         水を張った田んぼの向こうに見えて楽しい鉄道の旅になりました。
         ぼんやり景色を眺めていて写真を撮るのを忘れてしまいましたが、
         この付近の景観は特筆すべきものと思います。

         宇奈月へは寺田という駅で乗り換えです。乗り換え電車が来るまで
         の間、ホームを移動して写真を撮りました。
         ここでも剱岳や他の山々が見えました。
         DSC_3618寺田で乗り換え.JPG
         左側のピークが剱岳です。
         DSC_3622寺田で乗り換え.JPG
                         この日は宇奈月駅前の温泉ホテルで、ホテルが用意してくれた
         お弁当と駅前の酒屋さんで仕入れたお酒で乾杯でした。

         風呂もちょっと熱めの良い風呂でした。


  5月12日(土)  
         ホテル----宇奈月駅----(トロッコ電車)----欅平----散策----欅平
         ----宇奈月駅----(ソバ屋さんで昼食)----宇奈月駅----新黒部----
         黒部宇奈月温泉(新幹線)----大宮----新宿----相武台前----我が家

         トロッコ列車で欅平まで行って散策します。
         食事前に宇奈月の街の中を散歩しました。
         
   6:35 駅前の噴水 
         DSC_3631宇奈月駅前の噴水.JPG
   6:39 温泉街
         電柱が無くすっきりとした町並みでした。

         DSC_3632宇奈月の街並.JPG

    6:45 足湯 きれいに整備された足湯もありました
         DSC_3638街中にあった足湯.JPG
   6:56 駅前の噴水に戻る
         一回りして駅に戻ると、ちょうど電車が入って来ました。
         時刻表を見ると、この日の二番電車でした。
         DSC_3646宇奈月散策.JPG
   6:59 トロッコ電車の駅
         電車の線路の延長線にこれから乗るトロッコ電車の駅が見えました。
         「黒部峡谷鉄道」
         DSC_3649トロッコ電車の宇奈月駅.JPG
         宿に戻ってバイキングの朝食を取って、出発です。
         ホテルの前の道路を右に200m程行くと黒部峡谷鉄道の駅です。
         駅はまるで新幹線の駅のように新しくきれいでした。
         列車は箱になっていない観覧車のような車両と、普通の電車のように

                          箱になっていてドアが開閉する車両とがありました。我々は箱型の
         車両に乗りました。切符はどの車両に乗るかが指定されていました。
         車内放送によると、トロッコ列車の軌道の幅は新幹線のちょうど半分
         の広さだそうです。
   8:12 トロッコ電車に乗り込む
         DSC_3664トロッコ電車に乗り込む.JPG
         駅を出るとすぐに列車は黒部川を渡り、美しい景色が目に飛び込んで
         きました。
   8:22 鉄橋を渡る
         DSC_3668出発すると直ぐに黒部川を渡る.JPG
         列車は黒部川の右岸を上流に向かって進みます。
         最初のダム:宇奈月ダムです。
         湖面に赤い鉄橋のアーチが写ってきれいです。
   8:26  湖面橋 
         DSC_3674最初のダム.JPG
   8:27 新柳河原発電所
         DSC_3678西洋のお城のような建物.JPG
   8:29 対岸にとちのき温泉が見えます。
         DSC_3681新緑の山の奥には雪山が.JPG
   8:32 猿が対岸に渡れるようにかけられた吊り橋
         DSC_3684猿のための吊り橋.JPG
   8:44 黒薙駅 線路がカーブしたところで2両連結の機関車が引く姿が見えました。
         DSC_3687従連で引く機関車.JPG
   8:45 水路橋(猫又から新柳河原発電所へ発電用の水を送る水路)
         DSC_3689水路橋.JPG
   8:53 出し平ダム
         DSC_3691出し平ダム.JPG 
   8:56 冬季歩道 コンクリートの中は人が通る道が続いています。
         宇奈月から欅平まで6時間かけて歩くのだそうです。
         DSC_3694冬期歩道.JPG
   9:02 トンネルの壁に開けられた窓からの黒部川の眺め
         DSC_3698トンネルの窓から見る黒部川.JPG
   9:04 黒部川第2発電所

         DSC_3700黒部川第二発電所.JPG
   9:05 猫又駅      

         DSC_3704猫又駅.JPG
   9:14 美しい黒部川の流れ
         DSC_3712鐘釣駅付近の流れ.JPG
   9:14 鐘釣駅  釣鐘を伏せたような山容の山があることからこの付近を「鐘釣」
         と言うそうです。
         DSC_3713鐘釣駅.JPG
   9:18 黒部万年雪
         DSC_3714黒部万年雪.JPG
         鐘釣を過ぎると黒部川は進行方向左側になります。
   9:39 欅平駅 鐘釣の次は小屋平という駅を経て欅平終点に着きました。
         駅の外に出ると立派な看板がありました。
         DSC_3756欅平駅.JPG
         駅は谷を見下ろす高いところにありました。周囲の観光スポット
         へ行く道がすべて通れるかどうかわからないとのことでしたので、
         とりあえず名剣温泉への道を行けるところまで行って見ることに
         しました。
   9:39 名剣温泉への道 
         DSC_3724欅平駅からの眺め.JPG
         河原近くの展望台へ行く途中、道が分かれて、橋を渡って山深く
         入っていく道がありました。
   9:57 人喰岩 最初の橋(奥鐘橋)を渡ると道は崖が深くえぐられた中を
         通ります。これが人喰い岩というそうです。
         DSC_3734名剣温泉への通.JPG
  10:06 次の橋は名剣橋  この橋を渡ったところで道は通行止めになっていました。
         仕方なく引き返しました。
         DSC_3738名剣温泉への道に架かる橋.JPG
  10:08 奥鐘橋  最初に渡った奥鐘橋です。少し高いところに見える建物が
         欅平駅です。
         DSC_3741奥鐘橋と欅平駅.JPG
  10:10 黒部川の眺め  奥鐘橋は黒部川本流にかかる橋で、上流は下の写真の
         ように穏やかでした。
         DSC_3743奥鐘橋から黒部川上流を見る.JPG
   10:11 黒部川下流の眺め  下流側は祖母谷の流れと合流して勢いを増した流れ
         になっていました。
         DSC_3744奥鐘橋から黒部川下流を見る.JPG
   10:18 河原近くの展望台 河原近くの展望台へ下りてみました。
         階段を下りる途中に道標がありました。先ほど通行止めになっていた
         道を進むと、後立山の白馬岳等の山々に通じていることが判りました。
         河原から一段高いところに展望台があり、看板がありました。
         そして、上から見るのとは違って真近かに美しい流れが見えました。
         DSC_3749更に下流を見る.JPG 
  11:11 帰りのトロッコ電車  駅に戻って、帰りのトロッコ電車に乗りました。
         窓からの景色を十分堪能して宇奈月に着きました。
         宇奈月の温泉街のお蕎麦屋さんでビールを飲んでそばを食べました。
         おつまみ注文した白エビのから揚げはとってもおいしく、あっと
         いう間になくなってしまいました。
         再び富山電鉄の電車で新黒部まで行って、黒部宇奈月温泉から新幹線
         に乗りました。
  14:21 黒部宇奈月温泉駅
         駅前から立山の山々を眺めました。
         DSC_3801黒部宇奈月温泉駅からの展望.JPG
         新幹線は空いていてビールを飲みながら帰ってきました。
         大感激の山旅でした。


  あとがき

    時刻は正確な時刻とは数分誤差があるようです、ご了承下さい。



                        
         
                 
         
        

                   



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城址めぐり [山日記]


旧友達と花見をするために3月末岡崎に行きました。その帰り、愛知県から岐阜県にかけて残されている城址を3つ尋ねてみました。

4月1日(日)朝早く岡崎のホテルを出発しました。
       尋ねたのは

                  その1 豊田市北部の市場町と言うところにある「市場城址」

                  その2 岐阜県恵那市にある「岩村城址」

                  その3 岐阜県中津川市にある「苗木城址」


    《その1》 市場城址

                     国道419号から右に入って少し行くと右側に小さな駐車場がありました。

       駐車場に設置された案内板

       DSC_2513DSC_2513駐車場のカンバン.JPG 
       道路を渡って山道を登って行くとやがて城郭の一部らしい所に出ます。
       そこに城の全貌を示す案内図が設置されていました。案内の順路に
       したがって現在地から左回りに歩いてみました。
       DSC_2517DSC_2517全体図.JPG 
       城主の供養塔
       何故か鳥居があり、その奥に墓石らしき石塔がありました。   

       DSC_2521DSC_2521城主供養塔.JPG
       その先に空堀と名前が付けられたところがありました。そして
       その先に石垣が見えてきました。
       DSC_2522DSC_2522空堀.JPG
       空堀の一番上にはちょうど山桜が咲いていました。
       ここに見える石垣は本丸の一段下の石垣です。
       DSC_2523DSC_2523本丸石垣.JPG
       上の石垣の傍まで行くと、本丸の石垣が見えて来ました。       
       DSC_2524DSC_2524奥が本丸.JPG
       本丸の石垣を別の角度から見て見ました。
       DSC_2527DSC_2527本丸の石垣.JPG
       少し近づいて見るとかなり粗い野面積みだと言うことがわかります。
       DSC_2529DSC_2529本丸の石垣.JPG
       本丸に着きました

                    本丸は北西から南東に広がる大地になっていて北西側がやや奥行きのある
       広場に見えました。下の写真は南東側の先端部分です。
       DSC_2532DSC_2532本丸の一部.JPG
       本丸大地のほぼ中央に建てられた案内板
       DSC_2538DSC_2538本丸に立てられた説明.JPG
       本丸の北西部を見たところ
       DSC_2540DSC_2540本丸中心部.JPG
       本丸から南側の見晴らし
       以前、秋にここに来たことがありますが、モミジがきれいなところ
       でした。
       DSC_2541DSC_2541本丸からの眺め.JPG
       本丸大地越しに北東側をみてみました
       DSC_2543DSC_2543本丸景観.JPG
       本丸からの降り口に咲いていた桜です
       DSC_2544DSC_2544本丸からの降り口の桜.JPG
       帯曲輪あと
       DSC_2549DSC_2549帯曲輪.JPG
       
       DSC_2551DSC_2551竪堀群.JPG
       家老屋敷あとと言われる場所
       DSC_2556DSC_2556さんざ畑.JPG
       ぐるっと回って案内図のある所に戻ってきました。
       DSC_2559DSC_2559桃の木?.JPG
       駐車場に戻る道
       DSC_2561DSC_2561参道.JPG
       駐車場に戻ってきました。
       DSC_2562DSC_2562駐車場.JPG
       6:59について1周して戻ってきたとき8:40でした。

       案内板には1周15分と書いてありましたので、ずいぶん時間をかけた
       ものです。
       

 《その2》 岩村城址 

       国道419号へ戻り、さらに北上。突き当りを右折。国道363号を 行きます。
       しばらくして国道257号に突き当りここを右に行くと間もなく岩村城址
       でした。ナビで目的地を岩村城址としておいたら、本丸のすぐ下の駐車場
       に着いてしまいました。前に来たときはこんな道は通らなかったと思い
       ましたが、後の祭りです。仕方なく本丸から下に下って、もう一度ここへ
       戻ることにしました。写真は下りにも撮りましたが、下から上がってくる
       ときに撮ったものを使おうと思います。
       登城口から本丸までは800mあるようですが、私は登城口までは下りず、
       本丸への上りが始まって少し登ったところにある下田歌子勉学所(本丸まで
       600m地点)から引き返しました。

   下田歌子勉学所 
       DSC_2624DSC_2624下村歌子勉学所.JPG
       下田歌子の略伝
       DSC_2621DSC_2621下田歌子碑.JPG  
       勉学所前から本丸への道を眺めました。
       DSC_2622DSC_2622本丸に通じる道.JPG
       藤坂・・・下田歌子勉学所から一の門までの間をこう呼んだようです。
       DSC_2628DSC_2628藤坂.JPG
       本丸まで600m地点
       DSC_2629DSC_2629本丸まで600m.JPG
       初門
       DSC_2631DSC_2631初門.JPG

       本丸まで500m地点
       DSC_2632DSC_2632初門の先.JPG
       
       本丸まで400m地点       
       DSC_2636DSC_2636本丸まで400m地点.JPG
       一の門
       DSC_2642DSC_2642一の門.JPG
       土岐門が見える
       DSC_2643DSC_2643右側に広場があってそこを左にカー.JPG
       土岐門(本丸まで300m)
       DSC_2644DSC_2644土岐門.JPG
       
       畳橋
       DSC_2647DSC_2647畳橋.JPG
       神社の前に出る手前の急坂
       DSC_2649DSC_2649神社手前の道.JPG
       急坂の右側に張り出した石垣
       DSC_2650DSC_2650見事な石垣.JPG
       追手門
       DSC_2652DSC_2652追手門.JPG
                    追手門の先(本丸まで200m)
                    DSC_2654DSC_2654本丸まで200m地点.JPG
       八幡神社の下側石垣(左側石垣の上面が八幡神社)
       DSC_2657DSC_2657神社手前.JPG
       霧ヶ井(八幡神社の向かい側)
       DSC_2661DSC_2661井戸.JPG       
       八幡神社の石垣(本丸まで100m)
       DSC_2665DSC_2665神社前、本丸まで100m地点.JPG
       正面奥の階段を上がって山道を進むと神社がありました
       DSC_2666DSC_2666神社前、本丸まで100m地点.JPG
       八幡神社(樹木の中にあって下の道からは見えません)
       DSC_2668DSC_2668神社.JPG
       二の丸の石垣?(定かでない)
       DSC_2656DSC_2656美しい石垣.JPG
       本丸の六段壁が見えて来ました。
                    DSC_2674DSC_2674本丸の石垣.JPG
       本丸(六段壁)の入り口です。
                    DSC_2678DSC_2678本丸への階段.JPG
       本丸を大おきく囲む石垣です。
                    DSC_2681DSC_2681本丸の一番外側の石垣.JPG
       六段壁全容
                    DSC_2686DSC_2686本丸六段壁.JPG
       六段壁の入り口から入って登って行くといくつかの門があります。
       その一つ「長局埋門」です。
                    DSC_2688DSC_2688長局埋門.JPG
                    本丸(正面に見える石垣の上)に至る最後の枡形
                    DSC_2690DSC_2690長局埋門.JPG
       上の入り口の手前の右に回り込むともう一つの上り口があります。
       今は使われていないようですが・・そして更に奥にもう一つ枡形を
       もった出入り口があります。 
                    DSC_2692DSC_2692長局埋門.JPG
       正面の枡形を通って本丸へ上がりました。
                    DSC_2695DSC_2695本丸.JPG
       岩村城将士慰霊塔
       DSC_2697DSC_2697本丸.JPG
       今、登って来た入り口
       DSC_2698DSC_2698登って来た方角.JPG
       井戸跡
       DSC_2699DSC_2699本丸の一角にある井戸.JPG
       駐車場につながる枡形出入り口
       DSC_2700DSC_2700もう一つの出入り口枡形.JPG
       駐車場へのルートにある枡形
       DSC_2701DSC_2701もう一つの出入り口枡形.JPG
       枡形の出口を外から見たところ
       DSC_2702DSC_2702もう一つの出入り口枡形.JPG
       本丸の石垣(この石垣を左に回り込むと駐車場があります)
       石垣のカーブが美しい!
       DSC_2706DSC_2706本丸の石垣.JPG
       本丸石垣と駐車場に続く道(下に見える道)
       DSC_2709DSC_2709駐車場への道(下の道).JPG
       本丸から戻ってくる道

       DSC_2567DSC_2567駐車場から本丸へ続く道.JPG
       駐車場から本丸を見る
       DSC_2564DSC_2564駐車場から本丸方向を見る.JPG

       9:31    この駐車場に着き,一旦本丸に登ってから、下田歌子勉学所(途上口から200m地点)まで下って
  もう一度本丸に登ってから駐車場に戻りました。車の戻った時は11:09でした。

  石垣は、野面積あり、打込みハギ、切込みハギと言った異なる時代の積み方が混在して見られ、長い時代に  

  渡って、守られて来たことがわかります。登城口から本丸まで至る所に見事な石垣が残されており、見応え 
  がありました。
                   
                   


 
  《その3》 苗木城址 
         岩村城址を後にして苗木城址に向かいました。
         中津川に出て、国道19号を木曽に向かって進み、国道257号を左折
         するとまもなく苗木城址の案内板がありました。
         DSC_2712DSC_2712案内板.JPG
         この先に立派な資料館がありましたが、そこの駐車場は一杯で止め
         られず、戻って入り口の駐車場に車をとめました。
         DSC_2713DSC_2713苗木城址への道.JPG
         資料館を過ぎて城跡に通じる道を行くと前方が開けて本丸が見える
         スポットがありました。
         DSC_2718DSC_2718苗木城遠望と復元図.JPG
         龍王院跡
         真言宗の寺院であったが明治維新の廃仏毀釈で神職が支配することに
         なったとの記載あり。
         DSC_2719DSC_2719廃仏希釈の痕.JPG
         本丸がはっきりと確認できました。
         DSC_2720DSC_2720本丸遠望.JPG
         道ばたのスミレ
         DSC_2723DSC_2723露端のスミレ.JPG
         風吹門(大手門)への道
         DSC_2724DSC_2724本丸への道.JPG
         この坂を上がりきったところが風吹門です。
         DSC_2725DSC_2725風吹門.JPG
         風吹門跡の案内板
         DSC_2726DSC_2726風吹門.JPG
         風吹門跡(門はなく石垣だけが残っています)
         DSC_2727DSC_2727風吹門.JPG
         風吹門の手前を左に入って北門跡経由さくら公園に行ってしまいました。
         下の写真は桜公園の方へ登って行く道です
         DSC_2729DSC_2729風吹門の手前を左に行くと桜公園.JPG
         途中石垣越しに恵那山が見えました。
         DSC_2732DSC_2732風吹門の上に恵那山を望む.JPG
         恵那山から90度ほど右に向きを変えると本丸がみえました。
         DSC_2733DSC_2733風吹門から眺めた本丸.JPG
         桜公園に行く途中「北門跡」という表示板がありました。
         DSC_2734DSC_2734北門跡.JPG
         桜公園は一面の桜できれいでした。
         DSC_2737DSC_2737さくら公園.JPG
         桜の向こうに形の良い山が見えています。笠置山という山かも
         知れません。
         DSC_2739DSC_2739さくら公園からの眺め.JPG
         風吹門に戻って三の丸の前にでました。
         DSC_2750DSC_2750風吹門に戻って.JPG
         大矢倉の石垣です
         DSC_2752DSC_2752大矢倉.JPG
         駈門跡
         DSC_2753DSC_2753駈門.JPG
         大門跡(ここからが本来の城の中なのかも知れません)
         DSC_2755DSC_2755苗木城跡のカンバン.JPG
         DSC_2756DSC_2756大門跡.JPG
         錦蔵門跡
         DSC_2758DSC_2758錦蔵門跡.JPG
         DSC_2760DSC_2760綿蔵門跡.JPG
         坂下門跡
         DSC_2762DSC_2762坂下門跡.JPG
         坂下門跡
         DSC_2763DSC_2763坂下門跡.JPG
          坂下門付近から大矢倉を見下ろす 
                         DSC_2765DSC_2765坂下門から大矢倉.JPG
          菱櫓門跡 
                         DSC_2766DSC_2766菱櫓門.JPG
          本丸石垣 
                         DSC_2768DSC_2768本丸石垣.JPG
          本丸口門跡 
                         DSC_2771DSC_2771本丸口門.JPG
                         道の右側部分が具足蔵、武器蔵跡
                         DSC_2772DSC_2772蔵.JPG
          武器蔵、具足蔵の説明
          DSC_2773DSC_2773武器、具足蔵.JPG
          武器蔵跡から本丸を見上げる 
          DSC_2775DSC_2775武器、具足蔵前から本丸.JPG
         
          武器蔵跡から本丸への道を支える石垣を見上げる
          DSC_2776DSC_2776武器蔵前から本丸への道を見上げる.JPG
          玄関口門の説明 
          DSC_2778DSC_2778玄関口門.JPG
          本丸までもう少し 
          DSC_2779DSC_2779もう少しで玄関へ.JPG
                         本丸玄関の表示
                        DSC_2780DSC_2780もう少しで玄関へ.JPG
        本丸建物への登り口 
                        DSC_2781DSC_2781本丸への階段.JPG
        本丸天守台の説明 
                        DSC_2782DSC_2782天守台建物.JPG
        木曽川の向こうに恵那山が見えます 
                       木曽川は左から右下へ流れています。 
                        DSC_2783DSC_2783天守台からの眺め恵那山.JPG
         木曽川下流を見る。右手に見えるのは笠置山とおもわれます。 
                        DSC_2784DSC_2784天守台からの眺め何という山?.JPG
         本丸天守建物(建物と言うより展望台)を直ぐしたから見上げ
         ました。
                        DSC_2791DSC_2791天守台からの眺め何という山?.JPG
         天守台(展望台)から大矢倉を見下ろしてみました。 
                        DSC_2802DSC_2802天守台からの眺め何という山?.JPG
        本丸から下って大門のある平地までおりてから、今度は台所門から
        もう一段下って、的場の方へ行ってみました。   
                        DSC_2807DSC_2807的場から登山道を見る.JPG
         的場
                        右側石垣の上が二の丸。
                        DSC_2808DSC_2808的場.JPG
         的場から大門の平地まで戻って、大矢倉に登ってみました。 
                        DSC_2814DSC_2814大矢倉.JPG
         大矢倉説明板
                        DSC_2815DSC_2815大矢倉.JPG
         大矢倉石垣の上から本丸をみました。
                        DSC_2816DSC_2816大矢倉から天守.JPG
         大矢倉石垣の上から桜に彩られた本丸をながめました。
                        DSC_2818DSC_2818大矢倉から天守.JPG
         資料館に入って、苗木城址の歴史などを学びました。
         館内で撮影が許された苗木城の復元模型です。
         自然の岩を上手に利用して見事な要塞を作り上げていたことが
         よくわかりました。 
                        DSC_2821DSC_2821復元模型.JPG

     12:09に着いて、本丸まで行って車に戻ったときは14:10でした。ゆっくり
     見学が出来ました。江戸から明治につながるまで小藩の城として機能してきた
     ようですが、江戸時代末期には経済的に立て直しを図ったものの窮状は改善
     できなかったと資料館の中に説明があり、この城の維持管理はおそらく
     藩政の足かせでは無かったかと想像する次第です。

     帰りは国道19号を北上し、権兵衛トンネルを通って伊那から中央高速で家に
     戻りました。談合坂付近から渋滞に巻き込まれ家着は20:30でした。
     
                        
                              完               
                         
         

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丹沢表尾根から鍋割山へ [山日記]

30年4月14日丹沢表尾根~鍋割山


今年の山登りの始まりです。

ここ数年は、5月、6月に丹沢の主脈縦走を行って山を歩く体力は大丈夫かどうか確認するのですが、今年はその前にもうワンクッションおくことにしました。縦走よりちょっと軽い行程で予行演習です。


4月14日

  7:35  秦野発バス(臨時)

      8:05  ヤビツ峠着

        DSC_2876DSC_2876ヤビツ峠.JPG

                  売店

        DSC_2877DSC_2877ヤビツ峠.JPG

        林道を歩き始めてすぐの所に山桜が咲いていました

        DSC_2878DSC_2878山桜.JPG
     8:40   登山口   
                    富士見橋で左に曲がり少し行ったところに登山口があありました。

                    地図には護摩屋敷の水場という地名が載っていますがここまでの所
                     にそのような案内は見つかりませんでした。この道をもう少し行くと
                   あるのかも知れませんが、表尾根に向かう人に護摩屋敷の水場と言
                   っても全く意味がありません。地図の出版社は考える必要があるの
        ではないかと思います。


          DSC_2912DSC_2912三の塔.JPG  

                        尾根が細くなっているところは鎖が張ってありました。      
                       
DSC_2914DSC_2914尾根道.JPG

         これから行く先の尾根の様子がガスの中に見えました。
                        DSC_2916DSC_2916ガスの向こうに登山道.JPG

         標高はかなり上がって来ましたが、所々山桜がきれいに咲いていました。
         ソメイヨシノとは違って丸っこい愛らしい花です。  
                        DSC_2919DSC_2919山桜.JPG

         ガスが少し薄くなって下界が見えました。手前の町は秦野市、黒く見える
         山並の向こうは小田原市だと思われます。
         DSC_2923DSC_2923下界の景色.JPG 
  10:39  烏尾山  小屋の向こうに平らなところがあってそこが頂上でした。
         ベンチと方位盤がありました。    
         DSC_2924DSC_2924烏尾山荘.JPG
      11:03   行者が岳 
         DSC_2929DSC_2929行者岳.JPG

        行者が岳の少し先へ行くとちょっとした岩場があり、鎖がかかっていました。
        慣れない人がいるらしく、渋滞していました。 この付近はこのコース
        一番の難所かもしれません。
         DSC_2934DSC_2934鎖場.JPG 

        尾根が細くなっているところは写真のように人工の道が作られて
        いました。
            DSC_2935DSC_2935ガレが進む尾根道.JPG
  11:47 新大日
        一休み。   
                       DSC_2944DSC_2944新大日.JPG
                       この先で雪が2,3滴道に落ちるのが見えたこと、風が強くなって
        来たことなどを考えて、ヤッケを雨具に着替えて歩きました。

   12:05  木の又小屋 
                       DSC_2948DSC_2948木の俣小屋.JPG

  12:40   塔の岳 
                       お昼を回ってしまいましたが、お昼は鍋割山荘で食べることにして
        ここでは吹きっさらしの中で少しだけお腹にいれました。家で作って
        きたゆで卵とミニトマトをたべました。風が強く卵の殻が飛ばされ
        ないようにザックの中に袋を入れてその中に殻が入るようにして
        やっと散らかさずに剥くことができました。寒いのでさっき雨具と
        着替えたヤッケを雨具の上から着ました。ダウンももっていきまし
                       たがそこまでは必要がありませんでした。
                       DSC_2955DSC_2955塔の岳.JPG
     13:01  塔の岳 出発   
        そういえば尊仏山荘の前には大きな太陽光パネルが設置されて
        いました。確か去年はなかったと思うのですが?               
                       DSC_2963DSC_2963塔の岳尊仏山荘.JPG

        鍋焼きうどんを目指して鍋割へ向かって下山開始です。
        昔のように駆け下るわけにはいきません。一歩一歩慎重に下ります。
        頂上を離れると風はほとんど気にならない程度でした。

  13:16 金冷やし
        子の分岐点を右に入ると鍋割方面です。 
                       DSC_2967DSC_2967金冷やし.JPG

        鍋割への道に入るとのどかな道が続いていました。
        DSC_2970DSC_2970鍋割山への道.JPG
  13:38 二俣分岐(小丸尾根分岐) 
                      DSC_2971DSC_2971二俣分岐.JPG
  13:50 小丸(1341m) 
                       DSC_2972DSC_2972?分岐.JPG
  14:11 鍋割山                       
                       DSC_2978DSC_2978鍋割山頂.JPG

        小屋に入って「鍋焼きうどんが食べたい」というと、小屋の人が
        「それはもう終わってしまいました」というのです。がっくりきて、
        外のベンチで持って来た食糧で腹を満たしましてすぐに下山開始です。
                       DSC_2979DSC_2979鍋割山荘.JPG
      山荘の料金表  鍋焼きうどんは1000円でした。   
                       DSC_2977DSC_2977料金表.JPG


  14:29 鍋割山 下山開始 
        頂上付近でも少し新緑が見られました。
        道ははじめ緩やかで、後沢乗越が近づくと急な下りになりました。
                       DSC_2980DSC_2980山頂付近の景色.JPG

        このルートにも山桜が沢山ありました。
                       DSC_2982DSC_2982山頂付近の山桜.JPG

        気持ちの良いなだらかな道
                       DSC_2984DSC_2984少し下るとのどかな道.JPG

        道が急な下りになるころ、新緑が見えるようになりました。
        そして、少し雲が晴れてくるような感じがしました。
        DSC_2991DSC_2991少し下ると新緑が見えてきました.JPG

        木の間隠れに山の稜線が見えました。
        DSC_2998DSC_2998稜線が見えてきました.JPG

        そして、スミレ。
        DSC_3000DSC_3000足元にはスミレが.JPG

        新緑とミツバツツジ
        今年は平地でのミツバツツジはとっくに咲いたので、もしかしたら
        咲いているかもしれないと思って来ましたが、予想通り、咲いていました。
        DSC_3002DSC_3002ミツバツツジ.JPG

        後沢乗越が近づいたころ、尾根続きの先に丸い頭の山がみえました。
        栗の木洞かもしれません。
        DSC_3006DSC_3006栗の木洞?.JPG

     15:21   後沢乗越
        この辺りまで下りてくると辺り一面が新緑になっていました。
        DSC_3009DSC_3009後沢乗越.JPG
        ミツバツツジもあちこちに咲いているのが見えます。新緑とピンク、
        春を寿いでいるように明るい眺めです。
        DSC_3014DSC_3014後沢乗越のミツバツツジ.JPG
        後沢乗越で尾根から外れて急な斜面を二俣に向かって下りて
        いきます。
        DSC_3015DSC_3015大倉への道.JPG
        急な斜面がようやく終わって沢に出ると、小さな滝がありました。
        ここからは道もなだらかになり沢の流れも少しづつ増えてきました。
        DSC_3021DSC_3021大倉への道.JPG
        やがて大きな沢に出会いました。

        ここが二俣か?と思いましたが、橋を渡ったところにある道標を
        見ると二俣まではまだ1.2キロあるのでした。        
        DSC_3024DSC_3024林道出会い.JPG
        二俣まで1.2キロと書いてある道標です。 
        ここからは林道を歩きます。
        DSC_3025DSC_3025二俣までまだ少しあり.JPG

  13:57    二俣 

        ようやく二俣です。ここから大倉まで4.0キロとあります。もう一息
        です。 道標の傍にヤマビル注意と書いた看板がありました。 
        DSC_3028DSC_3028二俣.JPG
        看板の下に塩がおいてあって、蛭を見つけたら駆除するために塩を
        もっていくようにと書いてありました。私は以前、丹沢の三峰
        あたりの山に行ったときひどい目に合ったことがあります。
        DSC_3029DSC_3029ヤマビルに注意.JPG
   16:12  尾関廣氏の銅像
        日本の山岳会の発展に貢献した人物とのこと
        DSC_3031DSC_3031日本の山岳会の恩人.JPG        

        道祖神
        DSC_3036DSC_3036道祖神.JPG

      17:20    大倉バスセンター

        DSC_3041DSC_3041大倉.JPG
  17:35 大倉発渋沢行バス

  18:50 我が家着
                                踏破距離

              ヤビツ峠-塔の岳   7.8km

              塔の岳-鍋割山    2.6km

              鍋割山-大倉     7.6km 
                   合計    18km 

    

  後記 
   近年、年ごとに体力の衰えを実感していますので、今年はどうか?と自分の体力を見極めるために、今 

   回の表尾根登山を行いました。去年、一昨年と丹沢主脈縦走を日帰りで行くことができて、何とか行け 

   そうだと判断しましたが、今年はどうでしょうか?あと1か月ほどしたらもう一度主脈縦走を行ってみて

   判断しようと思います。 

                
   表尾根は山歩きを始めた頃1度だけ行っただけで、当時の記憶は全くなく、今回歩いて、結構変化がって  

   楽しいところだと思いました。
        
                       
       

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京に遊ぶ [山日記]

12月3日(日)大阪で旧友達と忘年会があり、その帰り、桂離宮へ行って来ました

 最近は当日受付があるので、朝、離宮の受付に行って見ました。9時少し前でしたが、並んで
 いる人が1人だけいました。9時過ぎに担当者の人が来て、説明がありました。その内容は主に、

1)受付は11時から行う(受け付けると整理券を手渡す)
2)参観時間は13:30~ 14:30~ 15:30~ の3回だけ。
 参観できる人数は各20人です。
3)そして参観者は代表者一人に対して4人まで出来る(代表者を含む)
 と言うものでした。天気は良かったのですが冷え込みが厳しく、2時間はとても長く感じ
 ました。11時少し前から受付を始めてくれて、ようやく整理券を手に入れました。1カ所
 ぐらいお寺が見えると思い、京都市内に出て、西本願寺へ行って見ました。しかし結果的
 にあまり時間がなくゆっくり見物は出来ずに桂離宮に戻りました。
 以下離宮の門の外と中の風景をご覧に入れます。


      桂離宮の見取り図
  北側に桂川が左側から右側に流れています。 
  三角形の広場があり、その下の頂点のところが参観者の入り口です。当日申し込みの
  人はこの入り口の所を先頭に並んで待つのでした。
    離宮見取り図img001離宮見取り図img001参観後外の紅葉.JPG



  三角形の広場(庭園)には紅葉の楓や松の木が植えられて美しい景観が広がって
  いました。
  DSC_1310DSC_1310待合場所から外庭園.JPG     
     正門は参観者が入る門より桂川近い道路が広くなったところにありました。
   正門から左右につながる垣根は穂垣と言ってます目が交互に明暗を作り出す
   ように手の込んだ細工がしてあるのだそうです。
   DSC_1322DSC_1322離宮正門と穂垣.JPG
  枡が交互に暗いところと明るいところで構成されています。
  DSC_1323DSC_1323穂垣.JPG  
    垣根の長さ左右各100メートルほどあり、これを作るのに竹4000本余
  が使われたそうです。
  これらは並んでいる間に係りの人が教えてくれたことです。 

  

  さて、時間が経過し、1時30分、いよいよ参観が始まりました。
  説明員が一人、監視の人?一人がついて20人がひと塊で移動するのでした。
  見取り図の中に書かれている赤い矢印にしたがって進みました。
  要所要所で止まって説明員の説明がありました。

    松琴亭
  順路を進んで、最初に池が見えるようになると向かい側の茅葺きの建物が見え
  ました。
  DSC_1369DSC_1369州浜付近から松琴亭.JPG 
  石の橋が架かった所は先端の島を含めて天の橋立をイメージして作られた
  とのことで、半島になっていました 


 松琴亭付近から書院群
 池の左端をたどって進むと、池を隔てて、中心をなす建物群が見えました。
 DSC_1384DSC_1384松琴亭から書院郡.JPG
 松琴亭から更に進むと、離宮の一番高いところにある賞花亭がありました。
 写真はその内部の様子です。
 DSC_1409DSC_1409松琴亭.JPG
 賞花亭から新御殿を見下ろす。

 DSC_1410DSC_1410松琴亭から新書院.JPG
 笑意軒
 離宮の西の端には笑意軒という建物がありました。
 この窓の向こうに離宮外部の田園風景が広がっていました。
 離宮の中で唯一外部の風景が見える所だそうです。
 DSC_1429DSC_1429笑意軒、外の田園が見える.JPG
 新御殿(中央大きな建物)と楽器の間(中央)と中書院(左端)

 DSC_1435DSC_1435新書院.JPG 
 古書院
 DSC_1439DSC_1439古書院.JPG
 古書院付近から松琴亭を見る
 DSC_1442DSC_1442古書院付近から松琴亭.JPG
 月波楼
 月を見るための舞台が池の側に張り出していました。
 DSC_1443DSC_1443月波楼.JPG 
 松琴亭が見えます。
 DSC_1450DSC_1450月波楼から松琴亭.JPG
 入り口まで来てしまいました。
 来客があったとき、入り口で庭園や建物の全体が見えてしまってはあとの
 楽しみがないという思いがあって、正面の末や左右の生け垣が視界を遮るように
 作られているとのことでした。
 DSC_1455DSC_1455入り口付近から松琴亭.JPG
 一巡してちょうど1時間でした。次の期間帯のグループがスタートして
 行きました。
 建物の中には入ることは出来ず、外から見るだけでしたが、説明に出てきた
 内容を確かめる時間もないのは残念でした。
 庭園と池、有名な庭園でも池の水が汚いところがありますが、ここはきれいな
 水が美しさを引き立てていました。
 出来ることならもう一度行ってみたいと思います。


 美しさの余韻をかみしめるため、帰りは京都駅まで歩いて戻りました。

 京都駅は観光客でごった返していました。

 
         

                 完

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